VWのEA189エンジン排ガス不正問題に思う:その6、アメリカでVW乗り継ぎキャッシュバック始まる

前回イタリアでライバルメーカーがVW車からの乗り換えに対して顧客にキャッシュバックを開始したと書いた。
すると今度はアメリカでVWが既存顧客に対してVW車に継続して乗り換える際にキャッシュバックを出し始めたようだ。
VWロゴ

セールス現場では泥仕合

確かにライバルはこの機に乗じて顧客を奪うためにキャッシュバックを積むだろう。

一方、守るVWは顧客を逃がさないためにこれまたキャッシュバックを積む。
さらにVW車の新車販売はかなりの値引きをしている模様だ。

面白いのは聞こえてくるニュースでライバルがキャッシュバックしているのはイタリア、VWが守るためにキャッシュバックしているのがアメリカであるという事だ。
これが世界的な流れとなるのは目に見えていると思う。

まさにセールスの現場は泥仕合になろうとしている。

どんどん悪循環に陥りそうだ

こうしたセールス現場での泥仕合は次第にエスカレートし各地へ飛び火するだろう。
攻めるほうも守るほうも双方とも消耗してしまいそうだ。
これは長くは続くまい。

VWのセールスの低下は免れない

どうやっても世界中でのVWのセールスの低下は免れないのは間違いない。
その事よりももっと心配なのがユーザー感情だ。

VWのEA189エンジン排ガス不正問題についての明確な釈明なり原因なりユーザーの救済等の具体策なりを発表すべきだ。
何も出てこないというのが一番いけない。

笑い飛ばすのも一つの手だが・・・

ジェレミー・クラークソンが言っているようにVWは今回の事を笑い飛ばすのも一つの手だろう。ちょっとズルをしちゃったと

ただ笑い飛ばすのは良いが、コンプライアンスを守らなかったというのは事実だ。

管理人TomTomもVWが没落して行くのは希望では無い。
VWに傲慢さとかは無かったのだろうか?、大きな組織になればなるほど自分は、組織は、特別だと思う人たちがいるのは事実だ。

謙虚な姿勢がいつでも必要だ。
それにVWにはもう少し明るい対応が欲しい。

VWのEA189エンジン排ガス不正問題シリーズ記事

VW排ガス不正」というカテゴリーを作ったので見て下さい。

 

今回はこのへんで
では