亡き友に捧ぐ エコノミー症候群は怖い

この3連休はみなさんどのようにお過ごしになられただろうか?帰省や行楽に出かけられた方も多いと思う。
管理人は3連休初日は日頃の激務がたたりダウンしていたがなぜか胸騒ぎがしていたのだった。
そしてそれは現実となり学生時代からの長い付き合いの親友を亡くしてしまったのだった。
ちょっと悲しい3連休となった。

それは月曜の午前のこと

3連休最後の午前中、連休初日から少し胸騒ぎがしていたのだった。
それはなぜか分からない。
1本の電話が掛かってきてやはり学生時代からの友人から共通の友人の訃報を聞いた。

ついこの前一緒に飲みに行った友人だった。
その時聞いた説明ではエコノミー症候群がきっかけとなり様々な症状が出て3週間ほど意識不明に陥り挙句の果てに亡くなったのだった。
ここ何年か少しだけ健康に不安があったのも事実だ。

管理人TomTomとしては胸騒ぎが現実となってしまい愕然として慌てた。
様々な経験をしてきたがこんな形で慌てたのは初めてだ。

いま思えば少し後悔の念が残る

管理人TomTomは50代半ばのオッサンだがこうして同級生が亡くなったのは初めてだ。
オッサンだけに体がくたびれてきて様々な症状も出ている。
だが死に至るような事は周りでは無かった。

その友人は管理人TomTomと時を同じくして昨年は商売で小休止していたのだった。
そこで活動を再開するにあたり友人は職を求めた。
その候補として運転手を上げていた。

最初はどこかの企業の役員付けの運転手のお話だったがおしゃべり好きな友人の事、車の中での秘密のお話を他に漏らしてしまうかもしれないという奇妙な理由で断った。
これは彼らしいと妙に感心した。

それで今年に入ってから結局タクシーの乗務員となったと聞いていた。
思えばこの時に動くのが好きな友人の仕事として運転手のお仕事は方向性として避けたほうが良かったのかもしれない。
これは運転手がどうのこうのというお話では無く、動くことが好きな友人の就く仕事としてという意味だ。

今更だがこの時にもう少し別の選択肢を伝えれなかったかと少し後悔している。

職業ドライバーはエコノミー症候群に要注意

友人の場合、事の経緯はこうだ。
タクシーの乗務員として勤務していたのだがある朝出勤しようとして通勤途中で気分が悪くなった。
聞いたお話では胸が苦しくなったとの事だ。

そうこうしているうちに動けなくなってしまい救急車で病院へ搬送されて即入院となった。
原因としてはエコノミー症候群から来る血栓が肺にできてしまったという事だった。
肺の血栓を取り除く手術を行いこれは無事完了したがなぜかその後意識不明に陥ってしまった。
結局そのまま3週間ほど意識の無い状態が続きついにこと切れてしまった。

職業ドライバーは車を1日中運転するので同じ姿勢が続く。
きっと本人は乗務員としてトイレに行かなくても良いように水分も控えていたのだろう。
エコノミー症候群の出やすい状況だったと思う。

管理人TomTomはIT系の仕事をしているが現在年度末という事もあり1日14時間も椅子に座ってモニターとにらめっこしている日も珍しくない。
だが乗務員とは違い立ったり座ったりバタバタと事務所の中を走り回ったり忙しく動き回っているのでまだマシだろう。
水分もタップリと取っているのもあって幸いにもこうした症状は出ていない。
ただしトイレは近い。

くれぐれも職業ドライバーの皆さんは体を動かして十分水分を取りエコノミー症候群にならないように気を付けてほしいと思う。

今回初めて知ったがエコノミー症候群ってのは恐ろしい。

管理人の今の感性はこの友人が種まきしてくれた

最後にこの友人について少しだけ。
人間一番多感な時期は20歳前後だと思う。
この時に一緒に過ごした時間が長くこの友人から大いに影響を受けた。
現在の管理人TomTomの感性の半分以上を形作ってくれたのではないだろうか。
それに思い出に残る女性も紹介してくれた。

ファッション、食べ物、アメリカの若者文化だったり様々な事だ。
そして大好きな神戸の街の事。
ただし車と音楽のセンスはあまり良くなかった・・・。

本人はそんな事思ってもいなかっただろうが管理人TomTomにとっては非常に大事な友人だったのだ。
加えて仲間内でも一番パワフルで明るいとくればうるさい存在ではあるが太陽のような奴だった。

そんな奴がポックリ逝くなんてまるで映画か何かのようだ。
人生何が起こるか分からないのを地で行っている。

早くに逝ってしまったがあなたの残したものは大きい。
それらは様々な人達に伝えられて生きている。
みな決してあなたの事は忘れないだろう。
ご冥福を祈りたい。

今回はこのへんで
では