S660で走りに走った4日間 総走行距離1,689km ここでノーマルS660の印象をまとめてみる

    2016/11/08

今週は世間一般的に連休である。
読んでくれている皆さんもどこかへお出かけされている事だろう。
くれぐれもご安全にお過ごしください。

管理人も先週S660が納車になり今週にかけヘロヘロになりながらもナビ等の機器をやっとの事で取り付けた
そこでまずはS660とご対面という事でETCセットアップに知人のお店までひとっ走りしてきたのだった
さらに今週は連休を目一杯に使ってS660との濃密な時間を過ごしてみたのだった。
月曜日、木曜日、金曜日、そして土曜日と4日間で合計1,689kmをS660で走ってきたのでその印象を書いてみたい。
しかし、どれだけ走るねん!というくらいS660は楽しいのだった。

S660で行った奈良県の曽爾高原 すすきの草原が良い感じ

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S660で走りに走った4日間のデータまとめ

10/31 兵庫県豊岡市 知人のお店でETCセットアップしてもらう

総走行距離294.4km
総給油量14.05L
総合燃費23.0km/L(メーター)

給油データ

・メーター

294.4km
23.0km/L

・実燃費

給油14.05L
実燃費20.93km/L

・高速道路利用

30km

・ルート

国道176号線 → 氷上 → 427号線 → 遠坂峠 → 9号線 → 和田山 → 円山川右岸道路 → 豊岡でETCセットアップ
豊岡 → 312号線 → 9号線 → 和田山 → 播但連絡有料道路 → 生野北IC → 429号線 → 青垣峠 → 氷上 → 176号線

・ちょっと攻めてみた感じは?

この日は慣らしという事もありほとんど攻めはしなかった。
だが生野北ICから銀山湖、そして青垣峠の下りは少しだけ攻めてみたのだった。
左右に切返しのある銀山湖あたりのワインディングではヒラヒラ感覚が非常に強くて気持ち良い。
さらにビックリしたのは青垣峠の下りだ。
まだ車に慣れていない事もありそれほど攻めはしなかったが、それでもなかなか速い。
特に道幅の狭い林道のような道だと小さなボディーの恩恵をしっかり受けることができる。
普通車だとラインが取りずらい道幅だが小さなボディーを生かして自由なライン取りができるのだ。
加えて下りだと車全体の軽さがモノを言う。
ブレーキングも短くて済むし、ある程度ラインも調整が効く、エンジンはブン回さなかったがかなり速いと感じた。
途中で追いついてしまったST185セリカさん、譲ってくれてありがとう。

S660で初の遠出、豊岡まで往復294kmで燃費は23km/L

11/3 奈良県 曽爾高原にて 管理人 温泉に入ってスベスベになる

総走行距離260.5km
総給油量12.99L
総合燃費21.8km/L(メーター)

下の画像はちょうど今が見ごろの曽爾高原のすすきの草原。明るい陽光がまぶしい。

S660で行った奈良県の曽爾高原 朝一行ったがハイシーズンなので凄い人だった

ちょっとケイマンSと並べてみた、同じミッドシップではある。
そう言えば以前もボクスタースパイダーとの勝手な比較をしたことがある

S660とケイマンSを並べてみた

給油データ

・メーター

260.5km
21.8km/L

・実燃費

給油12.99L
実燃費20.05km/L

・高速道路利用

なし

・ルート

中央環状線 → 鳥飼大橋 → 163号線 → 奈良公園 県道80号線 → 369号線 → 曽爾高原
曽爾高原 県道81号線 → 国道368号線 → 伊賀上野で伊賀牛を食す
伊賀上野 → 163号線 → 奈良の友人宅でケイマンSの助手席に乗せてもらう → 中央環状線

S660で曽爾高原へ行った時のメーター

11/4 和歌山県田辺市 熊野本宮大社にて S660 のお祓いをしていただく

総走行距離466.1km
総給油量21.79L
総合燃費22.4km/L(メーター)

下の画像は熊野本宮大社に到着したところ。朝5:30に出発して9:00に着いた、S660は素晴らしい快速の持ち主である。

S660で行った熊野本宮大社

下の画像は熊野本宮大社の帰りに立ち寄らせていただいた伊勢神宮の別宮の一つである瀧原宮前にて。

S660で行った熊野本宮大社帰りに滝原宮に立ち寄らせてもらった

下の画像は丹生川上神社へ向かう吉野山中の道。少しだけ木々が色付いていて夕方で薄暗くなってきたが思わずパチリ。

S660で行った熊野本宮大社 帰りに立ち寄った丹生川上神社の近所にて

給油データ

・メーター

444.7km
22.4km/L
※復路途中で給油、この後25.5km走行して帰着

・実燃費

走行距離444.7km
給油21.79L(ランプ点灯残り1目盛り)
実燃費20.41km/L
※復路途中で給油、この後25.5km走行して帰着

・高速道路利用

100km

・ルート

阪神高速空港線 → 西名阪柏原IC → 165号線 → 県道30号線 → 五條市 168号線 → 熊野本宮大社
熊野本宮大社 168号線 → 熊野速玉大社 → 42号線 → 道の駅紀宝町でしらす丼を食す → 花の窟神社→ 紀勢自動車道 尾鷲 → 紀勢自動車道 大宮大台 → 瀧原宮
瀧原宮 → 県道31号線 → 国道422号線 → 国道166号線 → 丹生川上中社で睡魔に襲われダウン
丹生川上中社 → 166号線 → 桜井 → 高田バイパス → 南阪奈道路 → 阪神高速 信濃橋IC → ランプが点灯して給油 → 出入橋IC → 空港線終点

・ちょっと攻めてみた感じは?

往路の国道168号線は5年前の台風12号の水害から完全に復活していて道が随分良くなった。
道が広い部分は流れるスピードがかなり高い、所々残る旧道部分は反対に狭くてタイトだ。
こうした極端に性格の異なるワインディングが存在するのが現在の168号線だ。
道の良いところではかなり速い流れだが、S660はステアリングのスタビリティーが高くて狙ったラインに確実に乗せることがができた。
逆に道の狭い路面の荒れた箇所では小さなボディーとクイックなステアリングで面白いほど楽しめる。
狭いところで対向車が来ても小さな車だけにそれほど慌てなくても良い。

S660にて熊野大社へお祓いに行った時のメーター

11/5 石川県白山市 前から行きたかった白山比咩神社へ参拝させていただく

総走行距離668.0km
総給油量33.68L
総合燃費22.2km/L(メーター)

上の画像は白山比咩神社の帰りに立ち寄った東尋坊付近の海。この日は風が強いが寒くはなかった。

S660で行った白山比咩神社の帰りに立ち寄った東尋坊付近の海

S660で行った白山比咩神社、帰りに立ち寄った東尋坊にて後ろから

給油データ①

・メーター

404.1km
21.3km/L

・実燃費

給油20.70L(残り2目盛り)
給油実燃費19.52km/L

・高速道路利用

往路のみ220km

給油データ②

・メーター

289.4km
23.3km/L

・実燃費

給油12.98L
給油実燃費22.30km/L

・ルート

173号線 → 京都縦貫自動車道 京丹波みずほIC → 北陸道 尼御前SAで越前そばを食す → 北陸道 小松IC → 白山比咩神社に参拝
白山比咩神社から8号線 305号線 → 東尋坊で海鮮丼を食す → 敦賀 27号線 → 小浜 162号線 → 南丹市 → るり渓 → 173号線

・ちょっと攻めてみた感じは?

復路の162号線では夜になってしまったが車が少なくて楽しめた。
適度なワインディングと直線の組み合わせが程よい道でアベレージはそこそこ高い。
こうした道ではライバルは4輪では無くツーリング中の2輪なのだが何度か譲っていただいた。
こうした郊外のワインディングではS660はすごく楽しい。

S660で白山へ行った時のメーター

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S660ノーマルサスペンションの少し馴染んだ後の印象

4日間で走りに走った結果、1週間で慣らしは終了となり最後のほうは上限までエンジンを回してみた。
さらにノーマルサスペンションもなじみが出てきたようで少しだけスムーズに動くようになった印象だ。

ノーマルサスペンションのセッティングに感心

S660のノーマルのサスペンションはなかなか面白いセッティングになっている。
前回書いたが最初の印象は固くコツコツとくるノーマルサスペンションだ

今回感じたのはロール方向は最初ある程度ロールを許すセッティングになっている。
その後は踏ん張ってストローク抑制しているような印象があるサスペンションだ。
一言でいうと踏ん張りが効くとでも表現したら良いだろうか。

さらにかなりストロークがとってあるようで、かなりの大入力時でも底付きすることは無い。
コーナリング中に不整な路面に出くわした時もシュッと受け流すストロークを持つ。
かなりの横Gがかかった状態だと固いだけのサスペンションは横に飛んでしまいラインがずれてしまうことがある。
こうした時ドライバーはラインが膨らみ怖い思いをする。
だがS660のノーマルサスペンションは横に飛ばずウニュっと横Gを受け止めるのが印象的だった。
S660のサスペンションはかなり研究されて作られているのが分かる。

コツコツとくる細かいショックは取れず

相変わらずコツコツと来るのはあまり変わらずで低速では顕著な印象。
タイヤが固いせいもあるがこれは性格なのだろう。

前後のピッチングはかなり収まる

ピッチングに関してはかなりマシになった印象がある。
ダンパーの当たりが取れて動きがスムーズになったのだろうか。
これだけでもかなり快適になったと思う。

S660エンジンの少し馴染んだ後の印象

前回も書いたがS660のエンジンには期待をしてなかった。
やはり660ccの軽自動車のエンジンで64psしかないという事が引っ掛かっていたからだ。

良い意味で期待を裏切られたエンジン

これは期待を裏切られた、良い意味で。
回すと3,000rpmくらいから徐々にモリモリとトルク感が出てくる。
高速道路でも3,000rpmまわっていれば高いギアでもゆっくりだが再加速が可能だ。
ただ3,000rpm以下は使い物にならない。

もう少し回していくとかなりの盛り上がりを見せてレッドゾーンの7,700rpmまで一気に回ろうとする。
回転の盛り上がりと共にメカノイズ(吸排気音では無い)が心地よいモノに変化していき軽自動車とは思えない音になる。
このS660のエンジンは高回転まで回ろうとする回転感もあり、4,000rpmあたりのトルクの盛り上がりもあり面白いエンジンだ。
これなら前に乗っていたZC31スイフトスポーツよりも高揚感があるのではなかろうか。

巡航は3,000rpmであれば効率よい

こうしたツーリングで重要なのが燃費と航続距離だ。
S660は郊外の良く流れている国道は5速の3,000rpmくらいなら高燃費が期待できる。
S660の良いところは流れが速い道路なら6速が使える事だ。
だが6速は平たん路で70km/hでギリギリ、80km/hなら確実に使える。
高速道路では6速が使えるがブッ飛ばすと当然のことながら燃費が落ちる。
今回は日本海側沿いの流れの良い一般国道で一時的に平均燃費が26km/Lを超えた。
おおむねS660の燃費は20km/L強と言ったところだろうか。
これだけ燃費が良いと気軽にツーリングに出かけられるのがうれしい。

航続距離は不満が残る

唯一不満なのが航続距離である。
最低でも500kmは走ってほしかった。
今回データを取ってみるとガソリン残量のランプが点灯するのが燃料計残り目盛2つのタイミングだった。
熊野本宮大社の帰りでは様子が分からないのであわてて阪神高速を降りて給油に向かったのだった。
おおむねフルタンクでの航続距離は400kmと少しと言ったところだろう。

ミッションの印象

S660のミッションは少し気難しいようだ。
温まると問題無いが冷えている時は1速が入りにくい。
また走って熱が入ると感触がゴリゴリして明らかに熱ダレしているような感じがする。

ギア比は絶妙で走る際には1速から5速までのつながりが非常に良い。
ワインディングでは5速まで使う時があった。

操作はゲートが少し曖昧で走っていると3速と5速、4速と6速を取り違う事もあった。
これはもっと操作に慣れるしかないだろう。
S660のミソは案外ミッションなのかもしれない。

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S660のステアリングの印象

S660のステアリングについては最初の段階の印象は変わらない。

少しクイックすぎるS660のステアリング

相変わらず初期の切り込みがきつくコーナー入口でステアリングを回しすぎるきらいがある。
これはクイックな感覚がある反面雑なステアリングワークにつながるので要注意だ。
意識して切り込みを丁寧にしたらすごく正確にラインに乗せることができる。

直進性は悪いS660のステアリング

クイックなため直進性は悪い。
直進付近のステアリングの遊びが皆無で高速道路では直進に気を使う。
ゆっくりとリラックスして走ろうと思っても常にステアリングに気を配っていないといけない。
少し目を離せば車線からはみ出てしまう感じで気を抜けない。
これはクイックさとの兼ね合いの問題でホンダはクイックさを取ったのだろう。

S660のコーナリングの印象

今まで書いてきたようにS660はコーナリングをするために生まれてきたような車なのだ。
確かにボディー、エンジン、ミッション、ブレーキ等々の総合的なコーナリング性能は群を抜いている。
これは軽自動車という枠を考えてはダメだ。

やっぱりS660は軽自動車と思ってはいけない

以前S660は軽自動車だと思ってはいけないと書いたことがある
それは価格や内容の面だったりしたのだが、今回S660を存分に走らせてみて走りの性能も軽自動車と思ってはいけないと思った。
もちろん絶対的な動力性能は軽自動車の64psなのでパワー勝負となるとどうしようもない。
だが峠道でのコーナリング性能は群を抜いていると思う。
特にフラットだったり下りだったりするとかなりのポテンシャルを発揮する。
S660は場所は限定だが(峠道のフラットか下り)管理人TomTomが知る限りたぶん一番かもしれない。
ゆるい登りならこちらもそこそこ面白い。
下りに限定すれば管理人TomTomが乗ったコンパクトカーの中では最速だ。

速度によるコーナリングの印象

タイトなコーナーはS660の超得意分野だろう。
これは初めからある程度予想は付いていた。
横Gの立ち上がりが速く、その絶対値がかなり高くて久しぶりに首の筋肉が痛くなった。

逆に不得意だろうと思っていた中高速コーナーはどうだったか?
こちらもS660はかなりいける口だった。
S660の4速から5速あたりは5速車に換算すると1つ引いて考える必要があるが、この速度域でも思っていたよりも安定してコーナリングできる。
怖いと思ったことは無かったのでかなり安定していると思っても良いだろう。

アジャイルハンドリングアシスト(AHA)の印象

AHAはドライバーがほとんど意識しないというか意識できないといった方が正確か。
それでもいくつか感じたのは2つの場面だ。

1つはコーナーの脱出時で、この時は3速全開の脱出だったがリアが滑りそうな雰囲気があったが見事に抑え込んだのだった。
また、その時のトラクションの掛かり方も非常に自然だし片輪が浮いてトラクションが逃げてしまうような事も無かった。
まぁこれは正確に言うとAHAの働きではないかもしれないが。

2つ目はタイトなコーナーにオーバースピードで進入してしまった時はより顕著にAHAの動作を感じた。
思ったよりもコーナーが回り込んでいて予想に反したコーナーだった。
コーナーのかなり奥までブレーキを残しつつ進入したわけだが軌跡が膨らむことなく引き戻されたような感じがして事なきを得たのだった。
動作もそれほど大げさなモノでは無く自然だった。
ひょっとしたらソレと気づかない時も沢山あるのかもしれない。

ブレーキの印象

まだそれほどハードなブレーキングをしたわけではないがまずまずの印象だ。
踏力が軽すぎるのが玉にキズでかっくんブレーキになる傾向がある。
踏み込んだ際の剛性は悪くはないが良くも無い、リニアさは十分持っていて効きの調整は容易だ。
ただ熱が抜けにくいようで連続使用には配慮が必要なようだ。
フロントブレーキがベンチレーティッドならいう事無しだ。

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S660のボディーの印象

最後にS660のボディーの印象だが文句のつけようが無い。
ハードなコーナリングを行っても全く動じないボディー剛性を持っている。
ギャップを乗り越えた際にも進路が乱されるような事は無くしっかりしている。
さすがにホンダのSシリーズを名乗る事だけはあると思った。

S660に乗る事での体へのダメージ

管理人TomTomは実はこの事を一番心配していた。
だが4日間、最後は3連続で走れたし、こうして記事を書くだけの体力も残っている事からまずまずだと思う。

だが初日は馴れない事もありフラフラになりながらもなんとかこなした。
2日目は温泉に浸かり友人を乗せている事もありゆっくりして攻めはしなかった。
3日目は朝から全開だったが体が慣れてきたのとシートへの体の入れ方が分かってきたので随分と楽になった。
4日目は高速道路での移動距離が長くて退屈だったが高速道路でも軽自動車特有の速度制限以外は特に苦痛を感じなかった。

しかしながらシートが体にフィットしてなくて腰が痛い。
体が馴れるか、座り心地の良いバケットシートが欲しいところ。

旅先ではノーマルシートにもかかわらず予想通りに車からの出入りが難儀だった。
S660に乗るためにストレッチとダイエットは欠かせないかもしれない。
フルバケットシートに交換した際にはいったいどうなるのだろう。
今回の約1,700kmを走った後でも管理人TomTomはまるで競技車両のようなS660に狂喜乱舞であることは変わらない。

走行距離も1,700kmを越えたので来週は初回点検を受けて来ようと思う。
内容としてはエンジンオイル交換、エレメント交換、ミッションオイル交換、ライトの光軸調整をディーラにお願いしたいと思っている。

今回はこのへんで
では

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