トヨタのGR戦略に思う スポーティーなイメージを作るのは良いことだ本物に育って欲しいと思う

 

トヨタがGRシリーズを体系化して発表したのは一昨日のことだ。
そう言えば今までのGRMNシリーズが台数限定であったのが非常に残念だったのを思い出す。
なぜ、台数限定にするのだろうと思っていたが今回それがやっとわかった。
今までは限定車でしかできないトヨタの事情があったのだ。
ここにトヨタの責任感を感じる反面、大企業病のようなその舞台裏が見え隠れすると思った。
そんな事を書いてみた。
GRシリーズのGR Vitzイメージ
toyotagazooracing.com

広告

GRシリーズはトヨタのブランディングとしては少し弱い

今回発表されたGRシリーズは3種に分かれる。
簡単に説明しておくと次のようになる。

  • GRMN :台数限定でかなり大掛かりに弄ったモデル
  • GR :ちょこっと弄った定番モデル
  • GR SPORTS:内外装が中心の雰囲気モデル

GRMN86のリアウィング画像
GRMNシリーズはGRMN86が代表格だが、かなり手のはいったマニアックな車だ
管理人TomTomも興味津々で大阪オートメッセ2015の際に係の人に根掘り葉掘り質問させていただき実車も見てきた。
管理人TomTomのような素人が手を出せない領域のチューニングを施した内容としては高価だがその価値は十分ある車だった。
こうしたGRMNシリーズのラインアップが増えブランディングできれば、巨大な自動車メーカーであるトヨタがこんなに凝った作りのスポーツカーを作れるのだというイメージができるのではないかと思う。

GRシリーズとGR SPORTSシリーズは従前のG’zを整理したものだ。
こちらは期待はずれな車が多くてガッカリする内容が多い。
管理人TomTomもBRZを検討している際にアクア G’sに試乗してみたがまったく価値を見いだせなかった

だが価格的にはGRMNシリーズだけでは商売として成り立たないだろう。
だからGRシリーズの中心はGRが担うことになりそうだ。

一方世界のトヨタとしてのスポーツカーブランディングとしてGRシリーズを見てみると少々物足りない。
急ごしらえ感がありありで体系的に整理されておらず、ブランドに一本筋が通っていないと感じる。
GRシリーズを育てるには時間がかかりそうだ。

広告

GRMNシリーズで感心したこと

管理人TomTomが感心したのはやはりGRMN86だった。
各部のチューンナップの手法が競技専門ショップのような内容になっているのだ。
それは裏返すと非常に実質的な内容で実戦的なものだ。
一例を上げると、86のリアシートとトランクの間を金属プレートで塞いでボディー剛性を上げるようなことをしていた。
管理人TomTomはこうしたやり方を見て、これは本物だと感じたものだ。
GRMN86のリアバルクヘッド周り画像

GRMN86はさすがに手間がかかっているだけに価格は高価だが十分満足できるものだと思った。
こうした手法を取る自動車メーカーが無いわけではないが数少ない。
だから次に出てくるGRMN Vitzは2018年春頃に発売予定になっているが内容に期待できそうだ。

広告

GR Garageという専用の店舗を用意するGRシリーズ

今でもあるのかどうか知らないのだがAREA86という店舗があった。
今回トヨタはGRシリーズ展開のためにGR Garageという店舗を展開する。
それがどうのような内容になるのかは不明だがマニアックな車を扱うだけにユーザの要望に柔軟に対応できるものならうれしい。

ともすれば自動車メーカー系のディーラーは融通が効かずユーザの要望に対応できないことが多い。
しかし今回大々的に展開するGRシリーズに対して興味を持つユーザはマニアックな層が中心になることだろう。
そうした人たちが満足できて、また行ってみようと思う場所を提供できるかどうかが鍵となる。

管理人TomTomはAREA86へ何度も足を運んだが最初の構想とは裏腹に時間が経つに従ってなし崩し的にコンセプトが薄れていった。
86の面白い情報が得られるわけでもなく、マニアックなお話しができる人がいるわけでもなく、特別なパーツが有るわけでもなく存在価値がわからなかった。
まして86の試乗に行っているのに試乗車すらないのだ。
これではAREA86と名乗っている価値がない。

GR GrageがこうしたAREA86の轍を踏まないように願うのみだ。
管理人TomTomの近所にもできるようなので一度行ってみたいと思う。

広告

TRDはどこへ行ってしまったのだろう

管理人TomTomはトヨタと言えばワークスチューニングメーカーとしてTRDが一番に思いつく。
すでにこうした発想が古臭いのかもしれないが過去にはTRD「14R-60」という非常にマニアックでスパルタンなモデルも出しているのだ
トヨタとしてはTRDというブランドを再構築するよりもGRシリーズを選択したということなのだろう。
TRD「14R-60」のリア画像

管理人TomTomはこのTRDのブランドを捨ててしまうというか使わないのはもったいないと思う。
ただTRD「14R-60」で使われた技術や手法がGRMN86でも使われていることから、チューニングの監修はTRDが絡んでいるのだろう。
あくまでTRDは黒子に徹するということだと思う。

広告

垢抜けないトヨタのスポーツカー

今回発表になったGRシリーズについては外観はそれなりにアグレッシブだが全体的に垢抜けない印象を受ける。
特にGRMNシリーズはこれまで紹介してきたように内容がまるで競技車のようなストイックな本物のワークスチューニングカーだと思う。
だからデザインが垢抜けなくても良いという訳ではないが内容を考えるとストイックな外観は十分許せると思う。

GRMNシリーズ以外のGRシリーズを見ているとトヨタはおしゃれで内容も凄いという路線を狙っているわけではないようだ。
どちらかと言うと若者受けするデザインを意識しているようだし、価格帯もそういうターゲットであればよく練られている。
ただ重ね重ね残念なのはGRMNシリーズ以外はルックス重視でそれほどストイックではないことだ。

さらに管理人TomTomが期待したいのはデザインがさり気なくおしゃれで内容もそこそこの大人のシリーズを作ってもらいたいと思う。
管理人TomTomはAlpine Visionのような車が大好きだ
このAlpine Visionという車はデザインと性能の両方を備えたスポーツカーだと思う。
トヨタもこうした大人向けのシリーズを作ってみてはどうだろうか。

今回はこのへんで
では

広告

関連カテゴリー

関連するカテゴリーはこちら、是非チェックしてみて下さい。

おすすめコンテンツ

気に入っていただけたら是非シェアお願いします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket