最近はやたらとドリフト、これってなんだか変じゃない?

最近の新車のプロモーションを見ているとやたらとドリフトが出てくる。それもFF車やFR車関係無しでだ。

新車のアピールでFRもFFもドリフトってどうなん?

世界的に俗に言うドリフト(Formula-D)が受け入れられ始めたからか、それとも運転して楽しいのはドリフトなんですってアピールなのか、良く分らん。
オッサン的にはちょっと安易にドリフト画像を出し過ぎじゃないだろうかと思うのだ。
逆にFormula-Dが競技として世界的に認知され始められたことは良いことだと思う。
M4_Drift
新車のプロモーションでスポーティーな所をアピールするのは当たり前のことだ。しかし無理矢理にドリフトさせてそれをプロモーションに使うのはいかがなものだろう。
逆にそのドリフトに対する一般人のイメージはどんなものだろうか。

日常生活にドリフトは無い

個人的には車の競技をやっていた関係上、ドリフトというかテールアウト姿勢は違和感が無く日常茶飯事だった。しかし町中を運転してお買い物へ行くときや仲間とツーリングに行く時などにドリフトは登場するのだろうか、全く登場しないのである。
そしてここ10年くらいで私が体験したドリフトというかテールアウト姿勢は1度だけだと記憶している。それは確かNCロードスターでセントラルサーキットを走っている時に3速で抜ける下りのコーナーで唐突にリアが流れてビックリ、なんとか修正したことくらいだ。
テールアウト姿勢はFRに乗っていても普段は全くやろうと思ってもできない、やらない方が良い、やる機会が無いのだ。そんな非日常のドリフト(テールアウト姿勢)なのだ。

ドリフトと言ってもイロイロある

それに一言にドリフトと言っても様々な種類があるのだ。
FR車の場合で新車のプロモーションに使われているのはほとんどがパワーオンドリフトで、パワーのある車だと簡単だ。
その他ブレーキングドリフトや慣性ドリフト、フェイント、サイドターン等々いっぱいあるのだ。
TomTomはパワーの無いコンパクトカーを主体に競技をしてきたので、パワーオンドリフトなんてあまり縁が無い。ブレーキングドリフトや慣性ドリフト、それにフェイントなんかを良く使っていた記憶がある。
あー懐かしい、それにしても思いっきり車を振り回してみたいものだ。

今回はこのへんで
では