トヨタが用意する86のレースベース車、日本とヨーロッパ

    2015/10/09

日本ではTRDが「86 Racing」というネーミングでワンメークレース用のベース車を販売している。
86ワンメークレースのために車を仕立てるベースとして参加車両のバラつきを少なくする狙いもあるし(もちろんレギュレーションは決まっている)、エントラントが個別にノーマル86から仕立て上げる手間とコストを低減する目的もある。
「86 Racing」をよく見てみるとこの内容がたいへん魅力的なのだ。ロールケージ・オイルクーラー・トルセンLSDが最初から装備、6MTにエアコンも付いて車体色も7色から選べる。これで価格が2,676,363円(税別)なのだ(税込にすると約289万円)。
トルセンLSDが装備されているGT以上のグレードと同じくらいの価格なので、ロールバーやオイルクーラー代がお得な印象だ。もちろん走れる状態にするには、さらに足回り・シート・タイヤホイール等々が必要なのだが、これは他のグレードを選んでも同じことだ。個人的には新車でトヨタ86を買う機会があれば、この「86 Racing」をぜひ検討してみたいと思っている。

広告

日本では「86 Racing」

TRD86Racing01
↑ トヨタ86「86 Racing」、TRDが仕立てる日本でのレースベース車、この車は日本の86ワンメークレースへの参加者向けの車だ、パッと見はさえないがホイールが鉄なのが大きい、基本的にレース会場までの自走を考慮しているので車検が取れることは勿論だが最初からエアコンを装備している点が86の最下位グレードのRCよりもはるかに現実的だ、画像はメーカーサイトより拝借

TRD86Racing02
↑ トヨタ86「86 Racing」、TRDが仕立てる日本でのレースベース車、装備の一覧、ロールバーとオイルクーラーが大きい、それにトルセンLSDが標準で付いている、それを考えるとGTグレードで快適に過ごすか「86 Racing」でロールバーに囲まれて過ごすかの選択をすることができる、なんと幸せな選択ができるのだろうか、自分だけが乗るのだったら迷わず「86 Racing」を選択するが現実は厳しい(笑)、画像はメーカーサイトより拝借

広告

 ヨーロッパでは「GT86 CS-V3」

こうしたレースベース車はヨーロッパでも存在する。
「TOYOTA MOTORSPORT GmbH」(略してTMG)という会社がドイツにあり、ここがヨーロッパにおけるモータースポーツ活動の中心となっている。その中でも86のレースベース車が2種類ほど用意されているのだ。
内容はさすがにモータースポーツの本場のヨーロッパらしく、日本の「86 Racing」のような市販車に毛が生えたものではない。そのままでは公道走行が難しいか?というくらいレース用に仕立て上げられている。価格は38,500ユーロ(約530万円)、エンジンはノーマル、ブレーキパッド+クーリング、17インチレーシングスリック、ロールケージ、バケットシート、6点式ハーネス、消火システム、ステアリングホイール、フットレスト、ウィンドウネット、ボンピン/トランクピンという内容だ。なんと言ってもそのロールバーが圧巻だ。
TMG_GT86_CS-V3_01
↑ TMG「GT86 CS-V3」ヨーロッパで開催されているGT86ワンメークレース用の車両、外観は非常に大人しい印象だ、画像はメーカーサイトより拝借

TMG_GT86_CS-V3_02
↑ TMG「GT86 CS-V3」ヨーロッパで開催されているGT86ワンメークレース用の車両、スポイラーも控えめというかノーマルそのままか、マフラーは逆にカッターが装備されないので出口が細い、でもレーシングカーのマフラーはむやみに太くないのが本当なのだ、画像はメーカーサイトより拝借

TMG_GT86_CS-V3_03
↑ TMG「GT86 CS-V3」ヨーロッパで開催されているGT86ワンメークレース用の車両、サイドから見ると車高は少し落ちているがベタベタではない高さ、この微妙な設定はストリートでも参考になる高さではないだろうか、画像はメーカーサイトより拝借

TMG_GT86_CS-V3_04
↑ TMG「GT86 CS-V3」ヨーロッパで開催されているGT86ワンメークレース用の車両、リアウィンドウから見えるロールバーが尋常ではない、これはナンバーを取って公道を走るのは少しつらいか、画像はネット上から拝借

まだある、今回発表になっているのが「GT86 CS-R3」という車で、これはラリーベース車なのだ。
日本ではたまにラリーベース車が設定されることはある、しかしメーカーコンプリートのラリー車が設定されるのはほとんど無い。今回でヨーロッパにおけるGT86はワンメークレース用車両とラリー用車両が両方揃っているのだ。
なんだか日本とのモータースポーツのあり方の違いを感じる。
「GT86 CS-R3」の」内容は次の通り。 エンジンは少しチューニングされ約250hpの出力、エギゾーストマニーホールド&エギゾーストシステム、ルーフベンチレーション、レーシングタンク、ロールケージ、6速シーケンシャルミッション、LSD、レーシングクラッチ&軽量フライホイール、油圧パワーステアリング&クイックレシオ、足回りはターマックとグラベル仕様が選択可能、タイヤホイールについてもターマック17インチ/グラベル15インチ、フロント4ポットキャリパー/リア2ポットキャリパーが装備されている。
???????????????????????????????
↑ TMG「GT86 CS-R3」ヨーロッパで開催されているラリー用の車両、これはテスト風景、ルーフ上にベンチレーターが見える、ボディーワークはノーマルと同じようだ、上のV3よりも低い車高でターマック用のセッティングとなっているのが分る、画像はメーカーサイトより拝借

GT86_CS-R3_04
↑ TMG「GT86 CS-R3」ヨーロッパで開催されているラリー用の車両、これはテスト風景、かなりGがかかった状態だと思われるがロール量が非常に少ないのにビックリする、マフラーは1本出しのようだ、ロールバーはR3レギュレーションに準拠したものが入っているようだ、画像はメーカーサイトより拝借

GT86_CS-R3_01
↑ TMG「GT86 CS-R3」ヨーロッパで開催されているラリー用の車両、市販型の完成図、このまま出るのかどうかは不明だが全体的な造形は変わっていないようだ、ライトの色が黒いのでノーズが異なるものが付いているように感じていしまうのか、このカラーリングはリア部分が往年のセリカを髣髴とさせる、画像はメーカーサイトより拝借

GT86_CS-R3_02
↑ TMG「GT86 CS-R3」ヨーロッパで開催されているラリー用の車両、市販型の完成図、リア部分はリアリティーが無い画像だ、まぁこんなカラーリングになる予定という感じなのだろうか、画像はメーカーサイトより拝借

今回はこのへんで
では

広告

関連カテゴリー

関連するカテゴリーはこちら、是非チェックしてみて下さい。

おすすめコンテンツ

気に入っていただけたら是非シェアお願いします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
広告