半端なタイヤではないRE-71Rが登場、高性能タイヤと車好きはどういう関係?

ブリジストンから2015年2月2日より発売開始される「POTENZA RE-71R」が発表になった。

スポーツカー向けストリートラジアルの最高峰か?

一応ストリート向けということだがパターンを見ると浅溝でブロックが大きく、いかにも高剛性なタイヤという面構えをしている。一昔前のSタイヤのような印象なのだが、最近の高性能なスポーツ走行向けのタイヤは皆こういうパターンをしている。

今回発表されたブリジストンのRE-71R、対称パターンだが浅溝でブロック剛性が高そうで期待できそうなタイヤだ、画像はメーカーサイトより拝借
今回発表されたブリジストンのRE-71R、対称パターンだが浅溝でブロック剛性が高そうで期待できそうなタイヤだ、画像はメーカーサイトより拝借

思えばFD2シビックType-Rの時に18インチのRE070専用タイヤを装着していた。これが今回のような浅溝の精悍な面構えのやつだったが非常に高価なタイヤなのだ。FD2はこの専用タイヤに合わせて足回りがセットアップされているのでこれを装着するのがベストなのだがいかんせん高い。

 

ストリートではもったいない

今回発表されている「POTENZA RE-71R」についても高性能で、サーキットでのタイムを争う場合や競技で使用する場合は非常に心強い味方になってくれるだろうと思う。なんせタイヤの世界も日進月歩で進歩しており、新しいタイヤを使うことは良いタイムを出すための必要条件なのだ。解説を読んでみるとラップタイム短縮のためのタイヤが開発コンセプトのようなのでサーキットで使うには非常に心強いタイヤになるだろう。よく見るとトレッドパターンが対象になっており今までのタイヤと趣が異なる。これは裏組ができるのでユーザーの味方になりそうだ。特性的には限界域のグリップ変化が小さいという事なのでひょっとしたら扱いやすい性格なのではなかろうか。しかしドライ性能をとことん追求したタイヤなようなので雨が降るとどうなるのやらといったところのようだ。

 

ハレの日のタイヤ

タイヤのことを考えていて思い出したことがある、オッサンらしく昔のお話で恐縮なのだが、若かりし頃そりゃもう走り回りすぎてタイヤが1ヶ月持たない時期があった。そんな時は練習用のタイヤを用意していたのだが、銘柄をうんぬんする余裕など全く無く普通のタイヤで走っていたものだ。ちょっとお金があると少しだけスポーツタイヤを入れてその感触を味わい、それこそスチールベルトが出てしまうまで使ったものだ。

その時のことが頭を離れないのかどうかは分からないが、個人的にはタイヤにお金をかけるのはもったいないという感覚が強い。ラリーに出ていた頃も同じで元々安いラリータイヤをスペアを含めて3セット程ホイールごといつも手元に持っていた。しかしオールターマックなんかのラリーになるとそれこそ舗装専用のタイヤを探して四苦八苦したものだった。ターマックは好きだし腕の見せ所ではあったのだが専用タイヤを用意する余裕が無かった訳だ。

 

モータースポーツ用タイヤに求められる事

またラリータイヤの影響かもしれないが個人的には扁平率の小さいタイヤはあまり好まない。せいぜい50か55くらいが関の山という感じだ。これと関連して大径のタイヤも同じく扁平率が小さくなる(外径は保つとして)のであまり好まないのだ。わざわざ標準のタイヤホイールからダウンサイズすることも良くあった。何でもそうなのだが続けることに意味がある、安いタイヤでもなんでも良いから続けていけることが必須条件だ。そこで安いけどそこそこの性能とライフ(これ大事)を持ったスポーツタイヤがあれば良いと思う。そうして気軽に続けられる車趣味を築いていかなければモータースポーツや車好きがまた減ってしまうことになる。しかし車を使う趣味なだけに安全には気を抜けないのも事実なのだ。あまりに安いタイヤにはまだ精神的に抵抗があるが少しづつ良くなっているようだし、国産メーカーもこうしたモータースポーツの底辺を支えるような動きが欲しいところだ。

今回はこのへんで

では