基本に戻ってタイヤの摩擦円を再度見直してみよう、オッサン的感覚

    2015/07/01

管理人TomTomの若かりし頃、ラリーという車を使う競技にハマっていた時期がある。

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体験から分かったタイヤの使い方

ラリーという競技は日本の場合、コースは基本的にシークレットで事前に知らされない。
つまり飛行機で言う有視界飛行のような形で一般道を走るのと変わらない。よくWRCで見るようなペースノートを読み上げながら走るわけでは無い。
地元の人であれば概ねコースが予測できるかもしれないが、そうで無い場合は全く初めて走るコースということになる。
ラリーを始めた時には無茶ばっかりしてコースアウトを何度も経験した。原因はコーナーへ突っ込み過ぎだった。速く走ろうとするあまりにコーナーへのアプローチ速度が速すぎるのだ。余りにオーバースピードでコーナーへ進入してしまうと、コーナー中は減速の動きしかできず車のコントロールの幅が狭まってしまう。

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基本的なタイヤの使い方を理解すれば応用範囲も広がる

さらにコーナーの曲率が途中で変わっている場合が厄介だ。知らない道でコーナーに進入、途中まで来るとさらにコーナーがキツくなっている。自分の予測と異なるコーナーの形なのだ。余りに入れ込んだ状態(この場合はオーバースピード、精神的にも)だと、この状況に対応する事ができない。本能のままにブレーキを踏む事になる。
この結果は明白だ。
タイヤのグリップの縦横の関係
↑ タイヤのグリップの縦横の関係、画像は三菱自動車サイトより拝借

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タイヤの摩擦円ってなんだ?

ここからが本題の摩擦円のお話し、これはタイヤの路面との関係を表していてタイヤの縦横のグリップの関係を表したものだ。
つまり、タイヤは縦横のグリップ力は別々に発揮できるわけでは無く、相関関係になっている。
具体的に言うとアクセルを全開にしてホイールスピンしている状態(縦でグリップ力を使い切った状態)では横のグリップ力は全く出ないと言う事だ。
摩擦円の解釈
↑ 摩擦円の解釈、画像は三菱自動車サイトより拝借

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具体的にはどうするの?

具体的にコース上ではコーナーまでに減速はある程度終えて摩擦円に余裕を持たせる、その余裕で横のグリップを発揮させてコーナーを曲がるために使う。
ここで大事なのはコーナーに入るまでに減速を100%終わらせると言う事で無いと言う事だ。
つまり摩擦円の範囲内で、コーナリングしながらブレーキを掛けている状態があるということなのだ。
摩擦円の大小
↑ 摩擦円の大小、これは路面のミューで決まる、画像は三菱自動車サイトより拝借

もう一つ重要な事がある。それは縦から横へのスムーズな変化をさせると言う事だ。急激な操作で一時的に摩擦円からはみ出してしまうと、途端にグリップを失ってしまう。限界に近い(摩擦円の円周あたり)領域では要注意だ。

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コースアウトは摩擦円が売り切れ状態

管理人TomTomの若い頃のお話に戻ってみよう。
コーナーに進入するが減速が足りず摩擦円を縦で使い切った状態、これではコーナリングのための横方向のグリップは得られない、と言うわけだ。だからコースアウトする。
随分とこういう事を経験すると少しづつ本能的に改善してくる。
少しだけコーナーへの進入速度を抑えて(ブレーキは引きずったまま)、コーナーを曲がるようになる。これが重要なのだ。
この摩擦円に余裕を残した状態で、ブレーキを踏めること、それにブレーキを抜くこと、この2つをスムーズにこなすことが個人的には重要だと考えている。
これをマスターすれば車のコーナリングは自由自在!?
個人的にはこの摩擦円は、車のトラクションおよび荷重を考慮した3次元の「摩擦球!」となるべきだと思うのだが難しくなりすぎて頭の中で消化しきれないかも知れない・・・。

今日はこのへんで
では

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