コードネーム「69DZ」ですって、トヨタ86の弟分の存在

随分と前から86に兄弟が存在し86を中型とすると大型と小型のスポーツカーを画策中との噂がある。

86の弟分「69DZ」は1.5LでFR重量980kg

コードネームが「69DZ」というのが噂として出回っていて、この車は1.5Lエンジンを積み重量は980kgくらいと言うのだ。これは新型NDロードスターとほぼ同じだ。 これらを聞いて妄想が膨らむ。基本的に86と同じクーペ形状でFRだろう。エンジンがNAだとすれば1.5Lなので概ね出力は130ps程度となりパワーウェイトレシオは7.54あたりに落ち着く。この数値は悪い数値ではないが特別良い数値でもない、現代の車としては少し良い方という感じだ。
86CBの後ろ姿、このままコンパクトになればカッコ良いと思う
↑ 86styleCbの後ろ姿、「69DZ」については個人的に86のデザインをスケールダウンした形でコンパクトになればカッコ良いと思う、ボンネット高の低さなどはボクサーエンジンがあったから実現できているから難しいかもしれない、スポーツカーにとってデザインと色は非常に大切な要素だ、画像はメーカーサイトより拝借

「69DZ」は多少不便でも軽くしたい

最近の車としては個人的にアルトターボRSのインパクトが凄かった。この車の軽さは画期的だと思う。試乗記を読んでも軽さからくる剛性不足とかは全く無いようだし逆にノーマルモデルよりも補強の効果か剛性は上がっているのだ。
86の弟分「69DZ」には徹底して軽さを追求してほしいと思う。現代の車は安全基準とか様々な理由で重くなり過ぎた。昔の車に感じたヒラヒラ感が全く無くなってしまっているのがいつも残念に思うのだ。 このためには多少の不便は我慢しよう。S660が積載能力を削ってまでミッドシップレイアウトに固執したように軽さを追求してほしい。エアコンが無いのはダメだがオートエアコンは不要だ、遮音材や断熱材も必要最小限で良い。小さなパワーだが車全体を軽く仕上げることで立派なスポーツカーになりうる。
アルトターボRSの重量は670kgなのだ
↑ アルトターボRSの車両重量は670kgなのだ、これでエンジンパワーが100psくらいあるとパワーウェイトレシオが7を切ってくる、軽自動車自主規制と言う枠があるので望めないが良い素材だと思う、画像はメーカーサイトより拝借

「69DZ」には走りの装備や性能は妥協しないでほしい

まるで競技車を作るようなアプローチだが、「69DZ」には走る機能は手を抜かないで欲しい。
LSDとオートエアコンどちらを取る?と聞かれたらもちろんLSDだ。 欲を言えば各部の取付け剛性も考慮してほしい。ブレーキやクラッチ、ステアリング等々ドライバーが感じるところは剛性を上げないと頼りなく感じてしまうのだ。これは非常に大事なポイントだと考える。
個人的には軽く剛性を上げるためにはオープンボディーは不要だ。もし車重を900kg程度に抑える事が出来たならエンジンは130psのままとしてパワーウェイトレシオ6.92となる。これでやっとスポーツカーらしいパワーウェイトレシオになるというものだ。
また「69DZ」には気持の良い2ペダルのミッションも用意してほしいと思う。これからは女性もスポーツカーに乗ってもらわないといけない時代だと思う。 新型NDロードスター
↑ 新型NDロードスターはまだ乗った事が無いが気持ちの良いスポーツカーに仕上がっているようだ、早く乗ってみたい、これからの時代女性がスポーツカーに乗り易い事にしないといけないと思う、画像はメーカーサイトより拝借

なかなかちょうど良いコンパクトスポーツが無いのだ

このサイズつまり5ナンバーに近いボディー走って楽しいスポーツカーと言えば現行車種ではスイフトスポーツくらいではないだろうか。これに新型NDロードスターが加わる。 これらの車は偶然NAエンジンを積んでいて気持ちの良いコンパクトスポーツはNAエンジンが必須なのかと考えてしまう。確かに高回転型のNAエンジンは何物にも代えがたい気持ちの良さがある。今でもEK9が人気があるのはこうしたところだと思う。「69DZ」にもこういった車になってほしいと思う。
お話しは変わるが国内のラリー競技でもクラスによってはレギュレーション上で古い車が出場できないようになって来ている。こうした悲しい事態を回避するためにも戦闘力のあるコンパクトスポーツが必要なのだ。やはり競技で鍛えられる車は速いしパーツも豊富になる。それらを利用して気持ちの良い車に仕立て上げる事が可能になるので重要な事だと思う。 スイフトスポーツも良くできたコンパクトスポーツだ
↑ スイフトスポーツも良くできたコンパクトスポーツだと思う、剛性がたっぷりあるボディーが素晴らしい、もう少しエンジンが気持ち良ければ言う事無しだ、装備を簡略化した軽量バージョンはできないだろうか、画像はメーカーサイトより拝借

86の弟分「69DZ」に期待ムンムン

実は86が出た時にボディーが想像していたよりも大きかった。もう少し小さくて軽い車ならと何度も考えたのだ。それだけに今回の86の弟分「69DZ」には大変期待してしまう。スケジュールはまだ伝わってきていないが少し気長に待つとしよう。

今回はこのへんで
では