ダイハツ新型「コペン」現れる、今度は走りも押さえている!

2014年6月に発売予定のダイハツ新型「コペン」は既にレポートしたが徐々に情報が出てきていて、発売に向けて準備が着々と進んでいるようだ。すでにプレス向けに実車が公開されたようでクローズドだが試乗に供されたようだ。

今回の新型「コペン」は
・軽自動車のオープンカーであること
・外装を変更できること
・走りの性能を向上させたこと
  をセールスポイントとしている。
メーカーでは欧州Bセグメントの車に匹敵する走行性能とうたっているがどうなのだろうか?
オープンカーであること自体がボディー剛性面では不利ではあるが、新型「コペン」はそれを克服しさらにボディー外板を樹脂化して交換可能としていることから、フレームと言うかボディー構造にはかなり気を使っている。ダイハツではこれを「D-Frame」と名付けていてベースはミライースということだ。これを補強して剛性アップを図っている。走らせて楽しいかどうかはボディーが占める割合が大きいのでここは非常に大事なポイントだ。ちなみに個人的には初期型のNCロードスターはこの点が全くだめで、サーキットで走らせてみるとブルブルしていたものだ。
新型「コペン」の着せ替えについてはボディー外板のみではなくインパネについても可能なようで、インパネを自分好みに仕立て上げることもできそうで流行りそうだ。
新型「コペン」のエンジンは660ccの3気筒ターボ64馬力/6400回転、9.4kg-m/3200rpmのスペック。ミッションはCVTと5MTが用意されアイドリングストップはCVTに用意される。CVTは7速のマニュアルシフトが可能なようだ。ちなみにCVTの燃費は25,2km/L(JC08)となりこの手の車としてはかなり優秀だ。
新型「コペン」のサスペンションはストラットとトーションビームで一般的だが各部の剛性を上げてしっかり感を出しているらしい。LSDが装備されるかどうかは情報が無いが、是非装備してほしい。
マーケティング的には難しいところだが欲を言えば電動のハードトップを手動でも良いので簡略化し軽量化してほしい。もしくは目的を走りに振った軽量化バージョンを出しても良いのではないだろうか。

↑ ダイハツ新型「コペン」の外観画像、 カモフラージュされていて詳細は良く分からないが先代よりはスポーツしている、エコなスポーツカーはユーザーとしても大歓迎だ、ターボなのにCVTモデルにはアイドリングストップが付いているところも今時の判断だ、画像はネット上から拝借

 

 
 

↑ ダイハツ新型「コペン」のボディーフレーム構造画像、 「D-Frame」と呼ばれるフレーム構造で赤いところが補強されている部分、一番上の画像はオープンならではの補強ポイント、その他の補強ポイントは意外と少なくボルトオンのパーツでも対応できそうな雰囲気だ、画像はネット上から拝借

 

↑ ダイハツ新型「コペン」のインパネ画像、やはり狭そうな室内、非常にまっとうな仕上がり、画像はネット上から拝借

 

↑ ダイハツ新型「コペン」の室内画像、個人的には座高が高いので天井に頭がつっかえないかどうか気になる、欲を言えばヘルメットを被っても大丈夫なようにして欲しい、画像はネット上から拝借

 

↑ ダイハツ新型「コペン」のエンジン画像、今流行の3気筒エンジン、ターボにアイドリングストップ燃費もまずまず、どんなフィーリングなのだろうか楽しみだ、画像はネット上から拝借
なかなか期待の持てる内容だと思う。先代も弄れば結構速い車だったのでポテンシャルはあると思う。そういった意味では良い素材であることを期待しようと思う。
価格は200万円を切る設定をするという事だが、考えてみると軽自動車で200万円なのだから非常に高価な軽自動車なのだ。価格によっては完全に高嶺の花の趣味車となってしまう。
今回はこのへんで
では