トヨタ86も黄色が3種類も出た、本日から9月30日まで受け付け

個人的に黄色い車は大好きである。つい先日スバルBRZ86からちょっとお高い黄色の「BRZ tS」が出たばかりだが、今度はトヨタの86にも黄色が設定された。
今回のトヨタ86の黄色は限定車となっており実質3種類ある。受注は本日2015年7月13日から2015年9月30日まで受け付け11月より生産が開始される。

トヨタ86の黄色限定車は3種

今回のトヨタ86の黄色いモデルは3種あり、それぞれ「86 GT Yellow Limited」と「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」と「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」とネーミングされる。
この黄色は先に発売となっているスバル「BRZ tS」のサンライズイエローそのものだ。
「86 GT Yellow Limited」の外観
↑ 「86 GT Yellow Limited」の外観、このモデルは黄色いこと自体が特徴だ、内外装に黄色を取り入れオリジナルとそれほど違わない価格が黄色好きには良いかも、画像はメーカーサイトより拝借

トヨタ86の黄色限定車3種とスバル「BRZ tS」の相違点

トヨタ86の黄色限定車3モデルの主な特徴は次のようになる。ココではついでと言ってはなんだがスバル「BRZ tS」も一緒に比較してみることにする。
ちなみに今回のトヨタ86限定モデルのボディー色は黄色のみ、一方スバルの「BRZ tS」は黄色も含めて4種類用意されている。

「86 GT Yellow Limited」(6AT:3,249,674円、6MT:3,167,200円)

黄色い外装とスバル「BRZ tS」と同じくホイールやミラー等が黒く塗られた外装となっている。内装はアルカンターラを使ったり、黄色いステッチが入ったりしてなかなか限定車の雰囲気が良く出ているモデルとなっている。スバル「BRZ tS」とは異なりリップスポイラー等は付かない。
「86 GT Yellow Limited」のインパネ
↑ 「86 GT Yellow Limited」のインパネ、なんだか黒一色になって華が無いように見える、ただし各所はアルカンターラ仕上げとなっておりエンスー好みで渋い、この内装はトヨタの黄色限定車3種に共通だ、画像はメーカーサイトより拝借

「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」(6AT:3,479,674円、6MT:3,397,200円)

上記の「86 GT Yellow Limited」にエアロを加えたバージョンだ。フロント、サイド、リアの空力付加物が付く。特にリアには立派なウィングが付いて非常にアグレッシブだ。スバル「BRZ tS」には今回ウィングは付かなかったのでこちらの方が派手な外装となっている。
またフロア下にはリミテッドに採用されているフロアアンダーカバーが付きフラットボトム化されている。
「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」のウィング
↑ 「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」のウィング、なかなか派手なウィングで存在感がある、ウィング部が黒いのが今回のミソ、画像はメーカーサイトより拝借

「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」(6AT:3,934,673円、6MT:3,852,200円)

「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」に対して機能部品を加えたバージョンだ。その内容は次のようになっている。

  • 18インチBBS鍛造ホイール&POTENZA S001タイヤ
  • スポーツブレーキパッド
  • ザックスダンパー

「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」
↑ 「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」の外観、このモデルは派手な外観が特徴だ、特にリアウィングは目立つ、FTが付くモデルはホイールと足回りブレーキパッドが装備される、画像はメーカーサイトより拝借

スバル「BRZ tS」(6AT:4,071,000円、6MT:3,990,000円)

比較ついでにスバル「BRZ tS」も一緒に比較してみよう。この「BRZ tS」のボディーカラーは黄、青、白、黒と4色用意されている。
「BRZ tS」はSTIの機能パーツを中心に組み込み、STIがシンクロナイズドドライビングと銘打ってチューニングしたモデルだ。
スバルのいつものtSシリーズと同様にかなりマニアックなところに手が入っている。下記にその装備を上げてみた。

  • STI製フレキシブルVバー
  • STI製フレキシブルドロースティフナーフロント
  • STI製ピロボールブッシュ・リヤサスリンク
  • STI製ビルシュタインフロントストラット(倒立式)&コイルスプリング
  • STI製ビルシュタインリヤダンパー&コイルスプリング
  • STI製大径ドライブシャフト
  • STI製brembo 17インチ対向4ポットフロントベンチレーテッドディスクブレーキ
  • STI製brembo 17インチ対向2ポットリヤベンチレーテッドディスクブレーキ
  • 専用インシュレーター
  • 専用VDC
  • サウンドクリエータ用専用フィルター

素人が手を出しにくいドライブシャフトなんかは特に注目アイテムだ。
スバル「BRZ tS」の外観
↑ スバル「BRZ tS」の外観、外観は比較的大人しいのだが中身がマニアックなのがこのモデルの特徴だ、そういう意味ではエンスー好みな内容となっている、画像はメーカーサイトより拝借

スバル「BRZ tS」の大径ドライブシャフト
↑ スバル「BRZ tS」の大径ドライブシャフト、こんなマニアックな装備は国産車ならスバル以外無いだろう、チラッと見えるサスのアームの一部にもピロボールが採用されている、画像はメーカーサイトより拝借

86とBRZの限定車のマニアック度

今回のトヨタ86の「86 GT Yellow Limited」のシリーズは基本的にボディー外装と内装がミソだ。一番高い「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」のみホイールや足回りに手が入っている。
それに比較してスバル「BRZ tS」は機能部品を中心に固めてある。その装備内容は既に挙げたが、なかなかマニアックな内容となっていて興味深い。
同じ価格帯の「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」とスバル「BRZ tS」を比較するとその性格付けがよりハッキリ分かる。
エアロを組んで派手な外観が好みなら「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」の選択となるだろう。
反対に外観はそれほどでもないが、その内容が感性に近いところを高度にチューニングされているのが「BRZ tS」だろう。特に後付できる部品は何とかなると思うのだが、それが出来ない部品が大径ドライブシャフトというモノだ。こうした装備により剛性感あふれる走りが期待できそうだ。

「86 GT Yellow Limited」は期間限定、「BRZ tS」は台数限定

いずれにして期間か台数で限定モデルとなっているので、こうした限定車が大好きな人は急ぐ必要がある。

今回はこのへんで
では