S660の荷物積載の具体的な提案が出た ちょっと無理があるように思うが使えるかも!?

S660はそれなりに売れている車だがユーザー側にハッキリとした覚悟を迫る車だ。
それは荷物の積載スペースが全く無い2シーターとなっているからというのが理由だ。
例えば管理人が考えるスポーツカーとしては2名乗車で1泊程度の小旅行に出かけられるという事がある。
S660でそれが実現できそうなアクセサリーが用意されるかもしれない。

S660の一番の特徴リアボンネット部分

S660は良く出来た車だが

S660はホンダのSシリーズとして作られているだけあってしっかりとした作り込みが特徴だ。
軽自動車だからという妥協は無いようなのだ。

しかしユーザーには2輪に乗るというような覚悟を必要とさせる。
1人乗車では全く問題無いだろう。助手席に荷物は載せられる。

これが2名乗車となった時に問題が出てしまうのだった。
荷物が全く積載できないのだ。
これが引っ掛かって購入をためらうユーザーも多々いるのではないだろうか。

S660のフロント収納スペースその2
↑ S660唯一の積載スペースであるフロントのルーフ格納スペース、これをもっと拡大出来たら一番良いのだが・・・

S660のエンジン後部のマフラーの様子
↑ エンジン後部にあるマフラー上のデッドスペース、ここにもストレージが設置出来たらよいのだが熱とかイロイロあるのだろう

モデューロからS660の荷物積載の提案がある

きっと前述のS660に荷物が積めないというユーザーの声は非常に多いのだろう。
これを解決する提案がモデューロから東京オートサロン2016で出展される予定になっている。

画像を見ていただくと分かるが完全に後付となっていてかなり無理のある取付方法だ。
安全性や盗難に対する対策はどうしようもなさそうだ。
やっぱり2輪の荷物積載感覚なのだ。

しかしこれ以外に解決策も現状無いようだ。
この方式なら防水ダッフルバッグに荷物を詰めてロープでぐるぐる巻きにして2名で1泊のツーリングに出かける事は可能となるだろう。
高速道路のような風がまともに強く当たる場合は少し心配が残る。

モデューロが東京オートサロン2016に出展する荷物の積載システム

↑ モデューロが東京オートサロン2016に出展する荷物の積載システム、ルーフ後端にキャリアを用意して荷物を括り付けるという方式、これは2輪感覚だ、画像はcar.watch.impress.co.jpより拝借

モデューロが東京オートサロン2016に出展する荷物の積載システム横から見たところ
↑ モデューロが東京オートサロン2016に出展する荷物の積載システム横から見たところ、エンジンフードを開けなければならないので前後長が取れないので折り畳み式になっている、高さがルーフより上になるので高速道路等で風当たりは強いだろう

モデューロが東京オートサロン2016に出展する荷物の積載システム折りたたんだところ
モデューロが東京オートサロン2016に出展する荷物の積載システム展開したところ
↑ モデューロが東京オートサロン2016に出展する荷物の積載システムの後部からの画像、上が上部から見たところ下が真後ろから見たところ、穴がありているのでスポイラー効果は期待できない、メーカー純正となるのでしっかりしているようだ

もう少しスマートな解決方法はないのだろうか?

今回のモデューロの荷物積載の提案も1つの方法だと思う。
しかしユーザーにとってはあまりカッコ良くないし心配の残る積載方法なのは間違いない。
ただし2輪に乗る方は慣れているだろうが4輪しか乗った事が無い人には抵抗があるだろう。

もっと別のアプローチも提案してほしいと思う。
例えば助手席の足元に設置するようなストレージだったり、後部エンジンフードを開けた後端のマフラーの上部とかのデッドスペースを生かすやり方だ。
またフロントのルーフ格納用のストレージボックスを深くするキットとかできないのだろうか?
きっと安全性が確保できないので出てこないと思われるがなんとかしてほしいところだ。

荷物積載の問題さえ解決すればミニマルツーリングマシンだ

S660のサイズや燃費等々を考えれば荷物さえ積めれば快適な快速ツーリングマシンなのだ。
他の軽自動車ではなかなかこうは行かない。

硬派な考え方も良いがこうした事を考えるとなんとも中途半端な車となってしまった。
ロータスエリーゼシリーズのようなストレージが確保できていたらもっと売れていただろうと思う。
管理人TomTomはS660自体は良く出来ているのにこうした点が大変惜しいと思うのだった。

まずは東京オートサロン2016で出展されるモデューロのS660用の荷物積載提案を見てみよう。

今回はこのへんで
では