クルマの保険の切り替えの時期はつらい 割引等級は進むのに保険料は上がる

管理人の手元にはクルマが2台ある。
各々のクルマの自動車保険の更新時期は4月と10月となっている。
これは意図的に半年ほどずらした結果で、一時期に支払が集中しないようにしているのだった。
そのうち10月更新の保険の更新案内が届いたので中を確認したのだった。
すると保険の使用がなかったので保険の等級は進むのに、同条件だと保険料は少し上がるのだった。
そんなことを書いてみた。

クルマに任意保険はドライバーの責任

管理人は30年以上クルマを運転しているが、幸いにも重大な事故は起こしてないし巻き込まれてもいない。
だがクルマの保険は、クルマを運転する以上、必ず必要なものだ。

当ブログの読者の方は任意保険に入っていないという人はいないと思う。
もし事故に巻き込まれた時に、相手が任意保険に入っていないという状況を想像しただけで身の毛がよだつ。
特にクルマ好きな人はクルマに乗る機会や遠出する機会が多いだけに、キチンとした充実した保険に入りたいもの。

そうは言っても毎年クルマの保険の更新時期は頭が痛い。

クルマの保険の不思議

クルマの保険の保険料は、同一車種の事故率で事細かに決定されるようになっている。
スポーツカーなんかは料率が高くなっていたりする(保険を使う人が多い=事故が多い?)。
だからクルマを購入する前に、そのクルマの保険料を見積りしてもらい、それから購入するようにしている。
たまに珍しい車だったりすると、ビックリするような保険料になる場合もある。
せっかくクルマを手に入れたのに、自動車保険が支払いできないなんてお話にもならない。

現在管理人の手元にあるBRZとS660だが、両車とも保険料は比較的高い部類のクルマだ。
特にS660は購入時に増車したこともあり、保険等級が新規契約時の等級からスタートなので割引が少ない。
軽自動車なのに(この感覚が間違っているのかもしれないが…)、結構高いのだ。

思うに、軽自動車だから維持費が安いなんて誰が言ったのだろう。
安いのは1年に1度やってくる、自動車税くらいのものだ。
クルマの維持コストの大部分を占める燃費は良いが、保険料は普通車と変わらない。
そして車両価格も軽自動車だから安いということにはならない(最近の軽自動車は価格が高い)。

クルマの保険の車両ごとの料率クラスが更新する年によって変動することがある。
さらに自動車保険そのものの値上げもある。
だから、保険の等級が進んで割引率が増えても保険料そのものは安くならないばかりか高くなることも多い。
このへんの仕組みや価格の決定は、一般ユーザには分かりにくくて保険会社の言うなりになっているのが現状だろう。
もう少し分かりやすくしてほしいものだ。

保険加入を断られたこともあった

以前、管理人がクルマの保険の車両保険を1年おいて2回利用した事があった。
それは、2回とも夜間に鹿と衝突したことが原因だった。

以前の管理人は昔のラリー競技に参加していた時からの習慣で夜間に山を走ることが多かった。
最近、ここ10年か15年くらいだろうか、山には鹿が非常に多くなっている。
鹿が多いのは分かっていたのだが、避けれないような時もある。
さらに避けても向こうから飛び込んでくる事もあった。

1度目はシトロエンC2で村の中を50km/hで流している時に、右側の田んぼから跳躍した雄の鹿が真上から降ってきた。
暗い田んぼから上へ跳躍しているので、完全にヘッドライトの照射範囲外から降って湧いたようにクルマの前に現れた。
この場合はなすすべもなくノーブレーキで鹿と衝突しクルマはフロントを中心に中破し自走ができなくなった。
クルマはラジエターが破損し冷却液がダダ漏れだった。

シトロエンC2鹿と当たる

2回目はZC31スイフトスポーツでこれまた村の中を流している時に左手の田んぼの中に鹿を3頭発見した。
距離があったのでそれほど逼迫はしていなかったが、念のためにブレーキを掛けてやはり50km/h程度のスピードで通りかかった。
だが鹿はまるでヘッドライトに目掛けて突進するように走ってくる。
これはまずいと思い、さらにブレーキとステアリングで回避するが避けきれず左から衝突した。
この時も自走不可に陥った、原因はECUの破損だった。

ZC31鹿と当たる

衝突した鹿には申し訳ないという思いもあるが、自らクルマに近寄ってくるというか飛び込んでくるのだった。
こうしたことが1年おきにあり、次にクルマを入れ替えた際には車両保険には加入できないと保険会社から言われてしまった。
しょうがないので、別の保険会社で契約したが、保険料は高く付いた。

ちなみに山の中で鹿と遭遇した際には、パッシングは効かない、ホーンを鳴らすのが最善の対策だ。
できれば鹿笛をクルマに装備したい。

 

保険ってなんでこんなに分かりにくいのだろう

最近ではこんなことでクルマの保険のお世話になっているのだった。
クルマの保険は管理人TomTomが知っている限り昔とそれほど変わっていない。
クルマの保険で、最近目新しい事と言えば、インターネット割引だとか、走行距離により保険料が変わるとか、つい最近発表された自動ブレーキ装備で安くなるとかくらいだろうか。

そうした割引の事は良いのだが、例えば自分が山で1人で谷底に突っ込んで死んでしまったら保険金がいくら支払われるのか?というような基本的なことが分からないことが多い。
もっと具体的にできないものだろうか?
これでは見直そうとしてもなかなかできない、実は保険会社はそこを狙っているのかも知れない。
無知な保険加入者から無駄な保険料を取ってはいないだろうか。

クルマの保険には何度もお世話になっているが、こうしたことは昔から少しも変わっていない。
再考をお願いしたい。

保険のお世話にならないのが一番良い

クルマを運転するのは一種のリスクだと思う。
だがクルマは、生活必需品でもあり、嗜好品でもある。

告白すると実はつい先日、クルマを左側前後輪とも溝に落としてしまった。
うーん恥ずかしい…。

溝に落としてしまったBRZのロアアーム
前後輪が溝に落ちると、サスペンションアーム類が接地してしまい意外なほどのダメージを受ける。
現在ディーラーで修理見積中だが、これまた頭が痛い。
保険を利用して修理するか、それとも自費で修理するか、なかなか頭の痛い計算をしているところである。
またこの件は報告しようと思う。
いずれにしても保険にはお世話にならないのが一番だと思う。

今回はこのへんで
では