テスラSが無料の無線アップデートでバージョン6.2に

テスラは現在最も進んだEVの一つだろう。動力性能もさることながらそのEVの運用に関しても他を一歩リードしていると思うのだ。

無線で車をアップデートするEVテスラ

当然のことながらEVはエレクトロニクスの塊だ。さらにはそれを制御するソフトウェアの塊とも言える。
そのためソフトウェアのアップデートは頻繁に行われる事になる(おおむね3か月に1回くらいの頻度のようだ)。テスラの特徴の一つとしてEVのソフトウェアのアップデートが無線で行われるため手間がかからない事だ。
テスラSのリア画像
↑ テスラSのリア画像、テスラS自体の外観は非常に美しいセダン形状の車だ、外観のコンサバな雰囲気と内容のラジカルなところのミスマッチが面白い、画像はメーカーサイトより拝借  

もはや自動車感覚ではないテスラ

こうしたアップデートが行われてバージョンが6.2になりましたという事を見てもEVというか自動車の感覚ではない。どちらかと言うとPCのOSのような雰囲気だ。そうWindowsUpdateと同じ感覚なのだ。 それにそのアップデートの内容がこれまた凄い内容なのだ。

テスラのバージョン6.2の内容

ナビゲーションにレンジアシュアランスとトリッププランナーを追加

これは航続距離と残容量の計算を行い充電ステーションとの位置関係を適切に保つものだ。さらにルートを設定すると自動的に充電ステーションを経由する経路を設定する仕組みだ。
しかしながらこの機能の日本での導入は2015年夏以降となる見込みである。この機能はEVの航続距離に対する解決方法の1つでソフト面で充電ステーションを経由するという事なのだ。
その他次のような機能が盛り込まれた。

自動ブレーキ(Automoatic Emergency Braking)

ブラインドスポットワーニング(死角の検知)

バレーモード(ホテルなどで車を預けるような場合)

 

車の未来像を見ているようなテスラ

未来の車ってスマートフォンで運転するようになるのだろうか。車と人間とのマンマシンインターフェースには大いに興味があるのだ。
ただ人間はそれほど器用ではないのでこうした変化に付いていけるのかどうか少し不安に思う。
テスラSのインパネ
↑ テスラSのインパネ画像、マンマシンインターフェースには非常に問題があると思う、こんなタブレットをどうしてブラインドタッチするというのだろう、ここらへんはもっと研究の余地があるように思う、画像はメーカーサイトより拝借

今回はこのへんで
では