強烈な個性、今でも欲しいダイハツの小さな競技ベース車X4シリーズ

    2016/02/14

日本の自動車メーカーはそれぞれに個性を持って顧客にイメージを植え付けるということをしている。
最近で一番顕著なのがマツダだろう。
一時期のマツダ地獄というサイクルから脱してスカイアクティブやクリーンディーゼルのマツダとしてイメージが定着しつつある。
その中で最近のダイハツは元気が無いように見える。
軽自動車が売れてはいるがなんだか強烈な特徴が無くなってしまった。

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コンパクトカーとしてのダイハツはむっちゃ尖がっていた

現在ではダイハツは軽自動車が主流でコンパクトカーのラインアップはほとんどない。
オリジナルの現行コンパクトカーはブーンとビーゴのみとなっている。

かつてダイハツはX4シリーズという競技ベース車を持っていた。
このシリーズはストーリアとブーンで展開されて少数が製造されただけだった。
ストーリアX4
↑ ストーリアX4、初期型はこのとぼけたような表情が特徴だ、この車のデザインはなんだかフランス車に通じるところがある、パッと見普通のオッチャン車であるところが良い、中身はちょっとお目に掛かれない恐ろしいものだ、画像はネット上から拝借

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X4シリーズの凄いと思うところ

管理人TomTomは個人的にはこのX4シリーズはホンダのType-Rシリーズにも匹敵すると思っている。
ここではコンパクトカーを取り上げるためミラX4は割愛する。

ホンダのType-Rシリーズは今までは高回転型NAエンジンを特徴として隅々まで手の入った素晴らしい車だ。
管理人TomTomはEK9に触れる機会が多いが、今でも新たな発見があり知れば知るほど凄い車なのだ。
その限界性能は素人ではなかなか見る事が出来ないほどレベルが高い。

一方ダイハツのX4シリーズの凄いところはやはりエンジンだろう。
ラリーのカテゴリーに合わせた事で普通ではありえないような設定になっている。
例えば
ストーリアX4では排気量713ccのターボで120PS/7,200rpmの出力だからリッター当たり168.3PSのチューニング度だ。
ブーンX4では排気量936CCのターボで133PS/の出力だからリッター当たり142.1PSのチューニング度なのだ。
極小さな排気量ながらかなりのチューニング度になっている。

このエンジンを全く普通のコンパクトカーのボディーに載せてしまったところも凄い。
通常のモデルに比較して補強が入っているかどうかは定かではないが全日本ラリーだとかダートトライアルで大活躍した。

またX4シリーズは簡単な構造だがフルタイム4WDとなっていて、これだけ小さな競技車でフルタイム4WDというのは大変珍しい。
構造的にはセンターデフはビスカスカップリング、それに前後のデファレンシャルに機械式LSDを組み合わせている。
ストーリアX4後期のDSPOTのデモカー
↑ ストーリアX4後期のDSPOTのデモカー、ストーリアX4後期は外観が一新されて割とまとまな外観となった、この画像ではDSPOTのパーツでかなりカスタマイズされている、画像はメーカーサイトより拝借

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ダイハツの現在の状況

トヨタの傘下に入ってしまい独自性が損なわれたような印象だ。
グループ内では軽自動車と一部のコンパクトカーを担当しているが数で勝負という戦略がありありと見えて楽しい車が少ない。
ダイハツ独自のモータースポーツ活動が停止し、モータースポーツ活動はトヨタがやる事になった事も大きいだろうと思う。
現在のコペンに対する戦略だけではなかなかスポーティーなダイハツのイメージを定着させるのは難しいところだ。
BoonX4
↑ ブーンX4、こちらは少し外観にも気を使ってアグレッシブな表情をしている、開口部が多くて高性能な感じがする、全体的にはブーン(トヨタではパッソ)なので迫力と言うよりもチョロQのようだ、この車も恐ろしい中身を持つ、画像はネット上から拝借

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2000年前後のコンパクトカーが面白い

現代の車を全く否定するわけではないが個人的には2000年前後の車が大変面白いと思っている。
ホンダのType-Rもそうだし、今回のダイハツX4シリーズもそうだ。
国産車ではこの時代の車が一番輝いていた時代だ。

管理人TomTomは次期マシンとして次の車を候補にしたいと思っている。

  • ホンダインテグラType-R:DC2、DB8
  • ホンダシビックTypeR:EK9
  • ダイハツストーリアX4:M112S
  • ダイハツブーンX4:M312S
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コンパクト4WDの世界でもダイハツが面白い

管理人TomTomは4WDも大好きだ。林道に入ってみたり雪道アタックをしてみたりしたものだ。
4WDのどこへでも行けるという感覚(実際には行けない時もあるが)は冒険心をくすぐるモノが大いにある。

細い林道にも分け入れるコンパクトな4WDマシンは現在はスズキのジムニーの独壇場だ。
これ以外の選択肢は無いのかと探していたら面白い事を発見した。
日本ではダイハツのビーゴ(トヨタではラッシュ)はフルタイム4WD(センターでフロック付き)にエンジン縦置きで、4WDとしてはトランスファーが無いだけの結構本格的な4WDなのだ。
日本ではこの車で林道や不整地をアタックする人はまずいない。
加えて4WDショップでこの車を素材にするところも無い。
なぜビーゴ(ラッシュ)を素材にしないのか、パーツも出さないのかと考えていたのだ。

一方海外を見てみると世界的に小さな4WDは貴重な存在らしい。
思いもつかない車だとか日本ではこんな車でクロカンはやらないという車でアタックしている動画がアップされている事が多い。
管理人TomTomと同じ考え方の人もいるらしくビーゴ(ラッシュ)でクロカンを楽しんでいるのだ。

こうした層に支持されるにはマニアックな機構やこだわりがある車でないとダメだ。
だがビーゴ(ラッシュ)は前述したとおりフルタイム4WD縦置きエンジン、センターデフロック付きという機構から支持されているのだ。
これは既に絶版車となっているテリオスやテリオスキッドでも同じようだ。

しばらくダイハツの中古車に注目してみようと思う。

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今回はこのへんで
では

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