ペブルビーチでIMSAカラーの「BMW 3.0 CSL Hommage R」が登場

以前紹介した「BMW 3.0 CSL Hommage Concept」がペブルブルビーチ・コンクール・デレガンスに「BMW 3.0 CSL Hommage R」として出展されている。
今回の出展はロードカーとしての「BMW 3.0 CSL Hommage Concept」を具体的に現代的にレーシングカーとして仕立て上げたところが一番の見どころとなっている。
「BMW 3.0 CSL Hommage R」のリア画像
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」のリア画像、全体的なシルエットは前回発表された「BMW 3.0 CSL Hommage Concept」と変わらない、しかしその内容はすぐにレースへの参加が出来そうなレベルに仕上げられていて素晴らしい、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」

1970年代にアメリカでのIMSAシリーズで活躍した「BMW 3.0 CSL」をイメージした車両として仕立て上げられている。
その内容はより具体的な内容となっていて今すぐにでもレースに参加できそうな仕上がりだ。いつもながらBMWのこうしたコンセプトカーの仕上げは素晴らしい。
今回はスペックが不明なので画像を中心に見てみよう。
元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像
↑ 元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像、雰囲気はかなり異なるが非常に現代的な解釈でもってオマージュされている、空力のためだと思うがかなりサイズが大きくなっているのが分かる、画像はメーカーサイトより拝借

元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像その2
↑ 元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像その2、左のオリジナルは狭いボディーに巨大なオーバーフェンダーが懐かしい、彫りの深いホイールが今見ても新鮮だ、普通のファミリーカーをレーシングカーとして仕立て上げたのが良く分かる、画像はメーカーサイトより拝借

元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のサイド画像
↑ 元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のサイド画像、横から見るとオリジナルに比較していかにも空力が良さそうな形状をしている、画像はメーカーサイトより拝借

元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のリア画像
↑ 元となった「BMW 3.0 CSL」と「BMW 3.0 CSL Hommage R」のリア画像、この時代のレーシングカーにはまだデフューザーが装備されていない、リアは良く雰囲気が出ている、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL Hommage R」をオリジナルから見た図
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」をオリジナルのコックピットから見た画像、いかにも速そうな雰囲気を出している、それにしてもオリジナルのインパネは非常にシンプルだ、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL Hommage R」のイメージ

「BMW 3.0 CSL Hommage R」の外観は前回発表された「BMW 3.0 CSL Hommage Concept」と基本的には同様だ。
今回のミソはIMSA仕様に仕立て上げらえている事で、当時の雰囲気が感じられるモノとなっている。
「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像、キドニーグリルは縦に非常に大きなモノが付いている、ボディーが長くウィンドウも寝ているので流れるようなデザイン、フロントバンパー下のスポイラーが雰囲気を醸し出している、片や大径のタイヤホイールが非常に現代的だ、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像その2
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」のフロント画像その2、正面上方から見た図、フェンダーの2重構造はコンセプトモデルと同じ、フロントスポイラーが前へ突き出しているのが良く分かる、画像はメーカーサイトより拝借

 

「BMW 3.0 CSL Hommage R」の具体的なアプローチ

この「BMW 3.0 CSL Hommage R」にはなかなか新しい試みも多数採用されていて非常に興味深い。
特にマンマシンインターフェースとしての試みは斬新で今までに無かったものが多い。
「BMW 3.0 CSL Hommage R」のコックピット
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」のコックピット、DTMマシンを連想させるステアリング形状、その向こうには木目調のインパネがありディスプレーを兼ねている、シート横のサイドシル部分にはカーボンの構造材が見えているが通常のレーシングカーのような高さは無い、シートの形状があまり適切ではなさそうだ(二の腕が当たってる)、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL Hommage R」のシート
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」のシート、上の画像では良く見えなかったがシート横にはロールバーのサイドバーに当たるカーボンの構造材がある、サイドシルの高さは無いがシートまでの距離があり乗り込みにくそう、そのためか構造材の途中がえぐれていて乗降性を考慮しているのが分かる、シートベルトは同じカラーリングの6点式、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL Hommage R」のインパネ
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」のインパネ、遠目には木目のような素材で作られていてココに各種情報が表示されるようになっている、一番左にはラグナセカの文字が見える、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL Hommage R」のバイザーディスプレー
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」のバイザーディスプレー、今回マンマシンインターフェースとしては一番の注目のデバイスだろう、戦闘機のようにバイザーに各種必要な情報がディスプレーされる、一般向けというよりもレーシング向けだろう、同じBMWグループのMiniではグラスに仕込んだディスプレーを出しているのでその発展型だ、画像はメーカーサイトより拝借

「BMW 3.0 CSL Hommage R」でのドライバーからの視界
↑ 「BMW 3.0 CSL Hommage R」でのドライバーからのディスプレーの様子、ヘルメットのバイザーを通して各種情報を表示するようになっている、暑くなってバイザーを上げるとどうなるのだろうか少し心配だ、画像はメーカーサイトより拝借

 

今回はこのへんで
では