なんだこれは!? シビックハッチバックのコンセプトが分からない

ジュネーブショー2016で新型シビックハッチバックが発表されている。
かつてのシビックの面影はなく大きな車になった。
それは良いのだがこのシビックハッチバックのコンセプトカーはなんなんだろうか?
どうしてこんな外観をしているのだろう。

新型シビックハッチバックのリア画像

アメリカシビックとヨーロッパシビック

実はシビックという車はアメリカとヨーロッパでずいぶん異なるボディーを持つ。

アメリカシビック

アメリカシビックのサイズは
全長4,631mm×全幅1,799mm×全高1,415mm
となっている。
アメリカシビックはコンサバなセダンで使い勝手の良さそうなセダンだ。
サイズ的にはCセグメントのど真ん中という感じだ。

北米のシビックセダン

ヨーロッパシビック

一方ヨーロッパシビックのサイズは
全長4,370mm×全幅1,770mm×全高1,470mm
となっている。
アメリカシビックよりも少々小さくて5ドアハッチバックとなっている。
このボディーは日本でもついこの前に発売されたシビックType-Rのベースとなったものだ。

ヨーロッパのシビック5ドアハッチバック

シビックと言ってもアメリカとヨーロッパでは全く異なる車なのだ。

新型シビックハッチバックはアメリカとヨーロッパの融合

今回ジュネーブショー2016で発表されたシビックハッチバックは簡単に言ってしまえばアメリカのシャーシに5ドアハッチバックをかぶせたモデルとなっている。

ホンダとしてはアメリカシビックのサイズと車格をグローバルに展開したいのだろう。
だからアメリカシビックの1つのバリエーションとしてハッチバックを作ってヨーロッパで販売しようとしていることが分かる。

つまりヨーロッパシビックは大きくなり車格が1つ上がるという事になる。
ヨーロッパでは群雄割拠のCセグメントハッチバックマーケットだからこれに伍していくのであればかなり過激な演出をしないと目立たないし生き残れないのは明白だ。

新型シビックハッチバックのフロント画像

新型シビックハッチバックのフロント画像その2

新型シビックハッチバックのサイド画像

新型シビックハッチバックのリア画像その2

実用的な5ドアハッチバックボディーに過激な演出が施されている。
決して美しいとは言えないボディーでコンセプトが良く分からない。
過激なモデルとしてはシビックType-Rがあるのでここまで過激にしなくても良いだろう。
非常に品の無い5ドアハッチバックとなってしまっているのが残念。

シビックType-Rとの棲み分けも気になる

こうして大きくなったシビックハッチバックだが既に発売開始されているシビックType-Rとの関係はどうなるのだろうか。

標準的なモデルとしてはハッチバックがありスポーツモデルとして旧ハッチバックがType-Rを擁しつつ残るという事になるのだろうか。
ヨーロッパでシビックセダンを発売するのかどうかは現在のところ分からない。

新型シビックType-Rのリア画像

しかしシビックハッチバックはどうしてこんな外観なのだろうか?

前述のようにヨーロッパでCセグメントにハッチバックモデルを投入するのであれば目立たないといけないしそれなりにスポーティーなモデルとしなければならない。
そのために今回のシビックハッチバックは過激な外観となっているのだろうと想像する。

ジュネーブショー2016で発表された新型シビックハッチバック

ヨーロッパは車の基本性能が問われるマーケットだ。
外観でスポーティーさを強調するよりもシビックハッチバックの標準モデルの性能をしっかり磨く必要があると思うのだ。
ここをしっかり押さえないとシビックの評判が地に落ちる事になる。
そういう意味では新型シビックのヨーロッパでの評価を決める事になる重要なモデルなのだ。
今後の動きを見守りたいと思う。

今回はこのへんで
では