全日本ラリーでも活躍し出したグループR規格の競技車が気になる 例えばプジョー208R2

 

日本では車検と車両規定の関係から全日本ラリーでは国産車のエントリーがごく普通だった。
しかしこの何年かで少々様相が異なってきている。
海外の車両が全日本ラリーに参戦し始めたのだ。
しかも実績を見てみるとかなり好成績を残しているのが興味深いのだった。
今回はこのあたりを掘り下げてみる事にしよう。

プジョー208R2 ラリー競技車両その3

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ラリー参加車両について回る問題

エントラントがラリーという競技に参加する以上、戦闘力の高い車両に乗りたいのは当たり前の事だ。
ただ実際にはそう簡単に行かない事が多い。
というのはスポンサーの関係だったり、競技へ参加できる車両かどうかだったり、資金の問題もあるからだ。
その中でも草ラリーならともかく全日本ラリーともなると戦闘力の高い車両を使いたくなるのは当たり前だ。

全日本ラリーの2016年のクラス区分

全日本ラリーはここしばらく車両規定が頻繁に変更されておりややこしい。

2016年全日本ラリーの車両区分け

http://www.jrca.gr.jp/ より

各クラスの特徴

面白いのは全日本ラリーの最高峰クラスのJN6だろう。
現行のWRX STIとMINI クロスオーバー、すでに製造中止されたランエボという参加車両となっている。
ここに日本の競技の縮図が現れているのではないだろうか。
最も速いクラスの1部がすでに製造中止された車とクロスオーバー車で構成されているのは興ざめだ。

さらにJN4クラスもいびつな構成だろう。
実質86/BRZの独壇場なのだろうがJN2では出てくるFD2シビックなんて出てこないのだろうか。

個人的にはJN3クラスが大変面白そうだ。
Djデミオ15MBもここだしフィットやヴィッツもこのクラスだ。
まるでコンパクトハッチクラスという感じなのだ。

注目のJN5クラス

このJN5クラスは2WDのクラスだがターボエンジン搭載車とFIAグループRマシンの混成クラスとなっている。
ターボ勢ではヴィッツGRMNターボ、プジョー208GTi、MINI JCW。
グループRマシンではアバルト500ラリーR3T、プジョー208R2、シトロエンDS3 R3-MAXというところが主な車両となる。

また製造終了から10年を経過した車は参加ができなくなったので見れなくなった車も数多い。
これは少々残念だが車の世代交代は時代の要請だ。

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FIAグループRのプジョー208R2を見てみる

このFIAグループRマシンの1つ、プジョー208R2のスペックは次のようになっている。

プジョー208R2のスペック

サイズ:全長3,962mm×全幅1,739mm×全高
ホイールベース:2,538mm
ボディー:溶接による補強 スチールロールケージ
エンジン:EP6C 1,598cc
最高出力:185hp/7,800rpm
最大トルク:190Nm/6,300rpm
タンク容量:60L
ミッション:5速シーケンシャル
デフ:LSD
クラッチ:セラメタリック シングル 184mm
ブレーキ:
フロント
ベンチレーティッドディスク ラジアルマウント4ピストンフローティングキャリパー
ターマック310mm x 30mm
グラベル 285mm x 26mm
リア
ソリッドディスク ラジアルマウント2ピストンフローティングキャリパー
290mm x 8mm
サスペンション:
フロント
マクファーソン ユニボールジョイントウィッシュボーン
スタビライザー(3種)
リア
Hビーム
スタビライザー(6種)
ダンパー
オーリンズ(3Way) 油圧バンプストップ
タイヤホイール:
ターマック
6.5×16 Michelin Pilot Sport tyres (19/60-16)
グラベル
6×15 Michelin tyres (16/64-15)
ステアリング:油圧
ハンドブレーキ:油圧
車両重量:1,030kg
パワーウェイトレシオ:5.57kg/hp
価格:約708万円(ヨーロッパでの付加価値税含まず)

プジョー208R2 ラリー競技車両その1

プジョー208R2 ラリー競技車両その2

プジョー208R2 ラリー競技車両その4

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日本とヨーロッパとの競技環境の相違

以前にもルノーの「Clio CUP CAR」を紹介したがこうした競技コンプリート車両が自動車メーカーから発売されているのだ。
車両自体はそれなりの価格だがコンプリートで手に入るというのはさすがにヨーロッパの車に対する懐の深さが現れていると思う。
こうした競技コンプリート車を日本で提供しているのは今のところトヨタだけだ。

管理人TomTomの一つの夢としてこうした競技車両を一度は所有してみたいと思うのだった。
さすがに普段乗りにするのはしんどいお話しだろうがなんとも男のロマンではないか。
そのうちにラリーにも改めて参加したいと考える今日この頃なのだ。

今回はこのへんで
では

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