日産 新型「QASHQAI(デュアリス)」、だたし日本未発売

日産はヨーロッパで11月7日に新型の「QASHQAI」(デュアリス)を発表した。

新型キャッシュカイ(デュアリス)=ローグ=エクストレイル

ただし日産はモデルの統合を進めていて、SUVは日本ではエクストレイル、ヨーロッパではエクストレイルとキャッシュカイ(デュアリス)、アメリカではローグという小型SUVクロスオーバーの展開だ。
そのプラットフォームはルノー日産アライアンスが新開発した「CMF」となっていてこの3台共通だ。

ルノーと日産共通の車台「CMF」

 つまり小型SUVはプラットフォームが共通化された上で3種のボディーが用意されたという訳だ。簡単に言うと兄弟車ができたということだ。
同じプラットフォームを使っても全く同じ車にしなくても良いとは思うのだが、ここには日産のSUV戦略が見え隠れする。バリエーションを増やすために兄弟車を作り、それを世界的に展開している訳だ。
もちろん日本ではエクストレイルのみが発売されるから、そうとは気付かないだけの事だ。
日産の新型「キャッシュカイ」のフロント画像
↑ 日産の新型「キャッシュカイ」のフロント画像、フロントグリルは既に発表されているエクストレイルと全く同じ、ボンネットはエクストレイルが通常の形に対してキャッシュカイは上から被るタイプとなっている、全体的な外観も全く同じとなっている、ちょっと手抜きし過ぎではないだろうか、画像はネット上から拝借

日産の新型「キャッシュカイ」のリア画像
↑ 日産の新型「キャッシュカイ」のリア画像、テールライトの形状はエクストレイルとは異なるがほぼ同じで兄弟車というよりはエンブレムを変えただけという感じ、ホイールまで同じものを装着する、画像はネット上から拝借

日産の新型「キャッシュカイ」のサイド画像
↑ 日産の新型「キャッシュカイ」のサイド画像、ボンネットが上から被るタイプとなっている以外はほぼ同様だ、ドアハンドル部分のキャラクターラインがBMWのX3なんかと似ている、ヘッドライトはLEDが選択できるようだ、画像はネット上から拝借

日産の新型「キャッシュカイ」のインパネ画像
↑ 日産の新型「キャッシュカイ」のインパネ画像、こちらもエクストレイルとほぼ同様の室内、名前違いのほぼ同じ車と見たほうが正解のようだ、ステアリングホイールの周りとセンターコンソールあたりが少しごちゃごちゃしているが比較的オーソドックスな作りで好感が持てる、最近のタッチパネル方式が採用されていないところが個人的には○だ、画像はネット上から拝借

日産の新型「キャッシュカイ」のリアシート画像
↑ 日産の新型「キャッシュカイ」のリアシート画像、平板な作りのリアシート、足元はまずまずのスペースがある、外から見るよりも後席は閉所感は無さそうだ、少しヘッドクリアランスが足りないような印象、画像はネット上から拝借

日産の新型「キャッシュカイ」のトランク画像
↑ 日産の新型「キャッシュカイ」のトランク画像、エクストレイルと同様3列シートだと思われる、3列目を格納すると完全に荷台はフラットとなり積載能力を損なわない、まずまず使い勝手の良さそうな荷台だ、画像はネット上から拝借

日本でのエクストレイルに期待

日本では現行エクストレイルと現行デュアリス(欧州ではキャッシュカイ)が新型では統合されてエクストレイルのみになる。
このことによりクロカン4WDチックな車が消滅してクロスオーバー的な車のみとなってしまう。
ここのところが個人的には少し寂しい気がするが、それも新型エクストレイルの出来次第だろう。

今日はこのへんで
では