「TOYOTA 86GRMN」が2016年1月4日より商談予約開始 価格はおおむね予想通り

非常に長かったと感じているがついに「TOYOTA 86GRMN」が発表になり来年2016年1月4日より商談申込の受付開始となる。
「TOYOTA 86GRMN」の内容はスペックと価格ともにおおむね事前の情報の通りとなっている
内容を見ればかなり手間暇かかっているので決して高い価格では無いとは思うがちょっと手が出ないというのが正直なところだ。

「TOYOTA 86GRMN」はかなり本気の作り込み

大阪オートメッセ2015(2015年2月)の際に「TOYOTA 86GRMN」の内容はトヨタの方からイロイロお聞きした
「TOYOTA 86GRMN」は競技車両では良くやる軽量化手法のガラスを樹脂に変えてしまうという手法まで使って軽量化をしている。
エンジンをはじめパワートレインにも手が加えられて通好みの仕上がりになっていると思う。

実際のところ乗ってみない事にはどんな車なのか分からないが手が入っている内容を見ればかなり本気の作り込みをした車なのがハッキリと分かる。

「TOYOTA 86GRMN」ドリフト中フロント画像

「TOYOTA 86GRMN」の価格は648万円(税込)

「TOYOTA 86GRMN」の価格は正式に648万円(税込)で限定100台と発表されている。
この価格は絶対値としてはかなりの高額だが「TOYOTA 86GRMN」の内容を考えると決して高い価格ではないと思う。

「TOYOTA 86GRMN」は管理人TomTomも是非とも欲しい車だがこの価格帯はちょっと手が出ないのが残念。

偶然にも管理人TomTomは本日は一縷の望みを掛けて年末ジャンボ宝くじを購入してきたのだった。
もし管理人TomTomにこのくらいの予算があるならば悩ましい事になりそうだ(こうした事は想像するのが楽しい)。
管理人TomTomとしては「TOYOTA 86GRMN」なのかロータスエリーゼなのかという選択となってしまう。
全く性格の異なる2台だがスポーツカーとして味わい尽くすとすれば両車とも甲乙つけがたい。

メーカーチューンドのスペシャルモデルが続く

日本国内では少し前に話題になったスバルのS207が同じ価格帯で1日で売り切れたのは記憶に新しい
こうした高価な価格帯のスポーツカーがすぐに売り切れるような事態は凄い事だと思う。
経済的な事を言えば現在の日本は決して非常に景気が良いという状態ではないと思うのだが思っているよりは良いのだろう。

新型シビックType-Rのリア画像

今年はホンダFKシビックType-R、スバルWRX STI S207、そして今回の「TOYOTA 86GRMN」とこうしたスペシャルモデルが続々と登場した。
この中で目立つのはFKシビックType-Rの価格でこれはもうバーゲンプライスと言っても良いだろうと思う。
単純比較はできないがこれらの中ではFKシビックType-Rが抜群のコストパフォーマンスだと言える。

WRX STI S207のサーキットドリフト中リア画像

600万円の車をサーキットで振り回せるのか?

たしかにこれらのスペシャルモデルは走りに徹した成り立ちをしていて走らせれば非常に楽しいのは間違いない。
現実的に考えて見ればこうした700万円にも届こうかという高価なスペシャルモデルをサーキットへ持ち込んで振り回すことができるのか?という問題だ。
管理人TomTomの感覚からいえばサーキットへ持ち込んで振り回すには少々高価すぎると思う。

これらのスペシャルモデルは絶対的な性能も高いから当然速度域も高い。それだけ走らせるのにリスクが伴う。
無傷でサーキットで走らせようとすればドライバーはかなりの手練れでないといけないだろう。
こうした事を考えるとおのずとユーザー層が見えてくるような気がするのだ。
車両自体に600万円を出すことができ、ある程度スポーツ走行の経験があり、車の機構的な部分にこだわるユーザー。
一言で言えばエンスーなオッサン達と言えるのかもしれない。

時代の流れだろうが車を楽しむにはお金のかかる時代になったとつくづく感じるのだった。
できればもっと低コストで楽しむ事ができればベストなのだがどうにかならないものだろうか。

今回はこのへんで
では