ついに出たマツダ次期デミオ用「SKYACTIV-D 1.5」

次期デミオに積まれると噂のマツダの小型ディーゼルエンジンが発表された。 「SKYACTIV-D 1.5」と名付けられたエンジンは最高出力105ps、最大トルク250Nmを発揮する。パワーもさることながらトルクが厚く期待できそうだ。
20140610-214436-78276908.jpg

画期的な小型ディーゼルエンジン

このエンジンには先に発売されている2.2L版のディーゼルエンジンの技術に加えて新たに投入された技術がいくつかある。
高分散噴霧のソレノイドインジェクターと段付きエッグシェイプピストン、これは冷却損失対策だ。
高圧EGR(排気ガス循環)&低圧EGRシステム、出力向上と燃費向上のための技術である。
エンジン冷却システムへの冷却水制御バルブ(CCV)やウォータージャケットスペーサーの採用、燃焼効率向上に効果がある。
吸気管一体式水冷インタークーラー、これは加速と加給効率に効果がある。
小さなエンジンだが様々な工夫と技術が投入されているようだ。

小型ディーゼルエンジンのリバイバル

これを見て思い出したことがある。
FFになった時のいすずのジェミニだ。1.5Lのディーゼルとディーゼルターボがあった。このディーゼルターボがよく走ったのでビックリしたものだ。
当時は軽油の価格が今よりかなり安く、燃費が安く上がるので長距離は友人のジェミニを良く引っ張り出したものだ。
この当時から比較したらパワーとトルクはかなり強力で想像するに振動も抑えられていて当時とは比較にならないだろう。当然と言えば当然だが•••。
しかしあれから30年近い時間が経っていると思うとオッサンは感慨深いのであった。
この「SKYACTIV-D 1.5」を積む新型デミオだがマニュアルもしくはダブルクラッチのミッションと組み合わされないだろうか、かなり面白いことになると思うのだ。
期待してみよう。

今回はこのへんで
では