アウディQ3よお前もか、FF化が進むクロスオーバーその裏には?

コンパクトクロスオーバーがここのところ人気だ。

都会のみのクロスオーバー

メーカーも都会派イメージを売りにするアウディQ3、画像はメーカーサイトより拝借
メーカーも都会派イメージを売りにするアウディQ3、画像はメーカーサイトより拝借

アウディのQシリーズと言えば都会的なイメージがあり泥んこを走るイメージはまるでない。その末っ子のQ3にFFモデルが追加された。

クロスオーバーは4WDでなきゃ

個人的にはクロスオーバーは4WDでしょ、と古い考えのTomTomであるが今時そうも言ってられないのだ。都会で使うクロスオーバーというジャンルが明らかに台頭しているのだ。TomTomの若い頃の丘サーファーのようなものかもしれない。

昔から4WDを町で使うことは良くあった。それになにより見晴らしが良いので運転していると結構メリットが多いのだ。しかし大柄な車体は街中で持て余すのでコンパクトなクロスオーバーの出番となるわけだ。そして大柄=重たい=燃費悪いという構図だから今時ではない。これをコンパクトな事や最新の環境技術で改善を施すと街中でも日常的に使用できるクロスオーバーができるという訳だ。

決定的なのは街中で4WDは不要なのだ。そもそも街中を走る目的なのだから重くて走行抵抗になる4WDは不要となる。いかにも合理的な考え方である。最近のクロスオーバー車では4WD以外の2WDの設定がある車が多い。輸入車の場合なんかは最初から2WDしか設定が無い場合もある。こういう時代なのだ。

クロスオーバーはなぜ流行る

なぜクロスオーバーのような形状の車が好まれるのだろう。町中ならコンパクトならセダンでもハッチバックでも良いではないか。これはありきたりの車に飽きた人たちが少し人とは違ったお洒落な車としてターゲットにしているからではないだろうか。そのためには車自体はおしゃれ感と実用性、経済性、そして趣味性が求められるだろう。単純にコンパクトでクロスオーバー風味というだけではNGな時代に突入したという事だと思う。

TomTom個人的にはアウディーがクロスオーバーから4WDを取り去ってしまったことが今回考えさせられることになった。ああアウディーよお前もか、という感じだ。

今回はこのへんで

では