アウディ新型「RS3 スポーツバック」仰々しすぎないところがイイ→日本でも発売開始

アウディーは本当に5気筒エンジンが好きなようだ。
今回のA3をベースにした「RS3 スポーツバック」も2.5L5気筒のTFSIエンジンであり最近のアウディの得意パターンだ。点火順序も古くからの伝統通り1-2-4-5-3の順序になっていて独特のサウンドを奏でるのだ。
またアウディの2.5Lエンジンは2010年から5年インターナショナルエンジンオブザイヤーに選出されていて、なんといっても素晴らしいのはごく低回転域から最大トルクを発生するドライバビリティーだろう。

「RS3 スポーツバック」の内容

改めて「RS3 スポーツバック」を見てみるとアウディの最新スペックが詰め込まれたモデルであり、なおかつボディーが非常にコンパクトなのが最大の特徴だろう。
アウディーにはS1というさらに小さいモデルもあるが、「RS3 スポーツバック」のほうがより強力だ。

現在判明している「RS3 スポーツバック」のスペックを見てみよう。

エンジン:2.5L直列5気筒TFSI、過給圧1.3bar、圧縮比10.0
最高出力:367hp
最大トルク:465Nm
ミッション:7速S tronic
駆動方式:4WD、後輪へ50-100%の配分が可能
サスペンション:車高25mmダウン、オプション-Audi magnetic ride adaptive damper system
タイヤホイール: 235/35R19、オプション255/30R19
ブレーキ:前370mmベンチレーテッドディスク8ピストン、後310mmベンチレーテッドディスク、オプション-フィバーセラミックブレーキ
車両重量:1,520kg、パワーウェイトレシオ4.14kg/hp
0-100km/h加速:4.3秒
最高速度:280km/h
燃費:8.1L/100km(12.3km/L)、アイドリングストップ付

「RS3 スポーツバック」の画像

「RS3 スポーツバック」のフロント画像
↑ 「RS3 スポーツバック」のフロント画像、やや低く構えてフロントの開口部が大きいのがノーマルとの違い、フロントグリル下のauattroの文字が特徴的だ、派手さはそれほどないが高性能な印象がある、画像はネット上から拝借

「RS3 スポーツバック」のフロント画像その2
↑ 「RS3 スポーツバック」のフロント画像その2、フェンダー一杯一杯収まっている大径で扁平率の低いタイヤホイールが精悍だ、車高設定は低すぎもせず高すぎもせず非常に絶妙な設定となっている、画像はネット上から拝借

「RS3 スポーツバック」のサイド画像
↑ 「RS3 スポーツバック」のサイド画像、シルエットはA3そのものだが非常に精悍に見える、車高設定やタイヤホイールそれにエアロパーツでこれほど変わるものなのだ、高性能だが仰々しくなくて好ましい、画像はネット上から拝借

「RS3 スポーツバック」のリア画像
↑ 「RS3 スポーツバック」のリア画像、バンパー下にはデヒューザー形状のパーツが見える、マフラーは左右2本出し、エアロパーツはそれほど目立たないがよく見ると非常に高効率な形状のものが付いている、画像はネット上から拝借

「RS3 スポーツバック」のインパネ画像
↑ 「RS3 スポーツバック」のインパネ画像、内装色以外はノーマルのA3とほとんど変わらないインパネ、ステアリングホイールもノーマルと同じ下が切れたD型形状のものが付く、タコメーターによるとレッドゾーンは7000回転だ、速度計は300km/hまで刻んである、所々にカーボンのパーツがあしらわれ趣味の良いアウディらしいスポーティーさだ、画像はネット上から拝借

高性能車でもアイドリングストップが世界の潮流

いつも感心するのはこうしたかなりの高性能車だが、きちんとアイドリングストップシステムが装備されていていることだ。
日本車ではこうした高性能車ではアイドリングストップが装備されないことも多い。この違いはどこからきているのだろうか、ちょっと不思議な感じだ。
スポーツカーでも環境性能は全うしなければならないという信念の表れだと思う。

「RS3 スポーツバック」は通好みのスポーツカー

アウディ「RS3 スポーツバック」は非常に通好みの渋いスポーツカーに仕上がっている。
外観は普通のスポーツバックボディーだし特に過激な演出も無い。しかし細部を良く見てみると少しづつ違いがあり分かる人には分かるという感じなのだ。
このボディーならファミリーでの利用も可能だし、車好きなファミリーパパにはもってこいの車なのではなかろうか。個人的にちょっと欲しくなってしまった。

2015/10/10追記:日本でも発売開始!

「RS3 スポーツバック」は日本でも2015年10月20日に発売開始となることが発表された。
価格は756万円

今回はこのへんで
では