トヨタはアメリカにオーリス投入、サイオンiMとしてまもなく発売開始

トヨタとマツダの提携がより密になっている動きだ。北米向けにトヨタは若者向けブランドとしてサイオン(SCION)ブランドを展開している。そのラインアップに近々オーリスとデミオセダンが登場するようだ。既にサイトにはARRIVING SOONと表示がある。
サイオンiM、もうすぐ発売のようだ
↑ サイオンiM、サイトにはARRIVING SOONとなるのでもうすぐ発売のようだ、フロント周りが日本やヨーロッパのオーリスとは異なるが全体的には同じだ、1.2Lダウンサイジングターボも投入されるのだろうか、画像はメーカーサイトより拝借

オーリスはやはりトヨタの世界戦略車

先日、日本でもオーリスがモデルチェンジされ1.2Lのダウンサイジングターボが搭載された。このモデルは1.2Lだが最上級グレードに位置付けられている。特にリアサスペンションがダブルウィッシュボーンとなっており特にVWゴルフを意識していることが分かる。
ヨーロッパではガソリン、ディーゼル、ハイブリッドと展開しておりオーリスツーリングスポーツというワゴンもある。ヨーロッパがオーリスの主戦場という位置付けになっているようだ。
そのオーリスを北米に投入することでグローバルなコンパクトカーとしての立ち位置をしっかりとしたものにする戦略だろう。
このクラスは前述のVWゴルフやフォードフォーカス等々の非常に素晴らしい出来の車が数多く存在するのでオーリス自体の商品価値を高めていく必要がある。ゴルフにあるようなGTIやRモデルをオーリスにも設定してもっとスポーティーなモデルも作ってはどうだろうか。ちょっと期待してみよう。
サイオンiMのフロント画像
↑ サイオンiMのフロント画像、トヨタのアメリカでの共通顔をしている、バンパー下の開口部が大きくていかにみ高性能車という雰囲気だ、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンiMのフロント画像その2
↑ サイオンiMのフロント画像その2、バンパー下やサイドシル部に付けられた空力付加物のせいか車高が低く見える、タイヤホイールは17インチ、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンiMのサイド画像
↑ サイオンiMのサイド画像、こうして横から見るとオーリスそのものでヨーロッパや日本のモデルと大きくは違わない、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンiMのリア画像
↑ サイオンiMのリア画像、リアはほぼヨーロッパや日本仕様と同じだ、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンiMのカラーバリエーションその1
サイオンiMのカラーバリエーションその2
サイオンiMのカラーバリエーションその3
↑ サイオンiMのカラーバリエーション、ゴールドがあるのがうらやましい、ゴールドや黄色は大好きなのだ、画像はメーカーサイトより拝借

さらにサイオンブランドでコンパクトセダンを展開

北米のサイオンブランドでは従来セダンのラインアップは無かったのだ。ところがサイオンiAというネーミングでセダンを投入予定だ。
この車良く見てみるとどこかで見たことのある形をしている。そう新型デミオのセダンなのだ。この動きは2015ニューヨークショーで発表されていたが近々に販売が開始されるようだ。
サイオンiAのフロント画像
↑ サイオンiAのフロント画像、この角度からだとなんだか怪獣のようなフロントマスクだ、ちょっと怖いかも、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンiAのフロント画像その2
↑ サイオンiAのフロント画像その2、フェンダーからボンネット辺りがなんとなくデミオっぽい、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンiAのサイド画像
↑ サイオンiAのサイド画像、極々まっとうなセダンとなっていてサイオンらしさが無いようにも思える、もう少しスポーティーな演出が必要だと思う、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンiAのリア画像
↑ サイオンiAのリア画像、リア部分はデミオセダンがそのまんまと言った感じだ、もっとスポーティーな演出をしないと野暮ったいセダンに見える、画像はメーカーサイトより拝借

サイオンブランドでのセダンの展開はどうなる?

アメリカでの若者向けブランドとして定着している感があるサイオンだが、果たしてサイオンブランドでセダンのラインアップはどうなるかという所に興味がある。今までセダンのラインアップは無かっただけに今回はトヨタにとって大冒険なのではなかろうか。
またサイオンは車の外観をドレスアップするのが非常にうまいブランドなのでセダンももっとスポーティーに仕立て上げたら受けるのではないかと思う。
今後の動きを追いかけてみたい。

今回はこのへんで
では