新型フェアレディZが発表された 中身はやっぱり北米中心のクルマだった

 

昨日2020年9月16日に日産から新型Zが発表された。
世間では久しぶりの日産からのスポーツカーの発表なので注目されたようだ。
それにパット見、歴代フェアレディZに少し似せて作ってあることも話題のようだ。
そんなことを書いてみた。

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ZといえばZ31ラリー仕様を思い出す

管理人にとってフェアレディZとの接点は多くないというかほとんど無い。
歴代のフェアレディZで個人的に好きなのは一番シンプルなS30型が好きだ。
以前このブログでも紹介した1972年式「FUGU Z」なんかは大好きだ
こんなクルマが自分の財力で手に入るなら乗ってみたいと思うものがある。

管理人の周りでは若い頃にラリーチームに在籍していたときにチームメイトが乗っていたZ31ラリー仕様なんかが記憶に残っている。
当時は国内ラリー車としては大柄で大パワーなクルマだった。
だがラリー装備を施したZ31フェアレディZはなかなかカッコよかった。

その後のZ32から後のフェアレディZはより大柄&大排気量となり北米マーケットを意識したクルマになってしまった。
そして現在に至るという流れとなっている。

これは神岡/中原選手の1985年全日本ラリー優勝車両

nissan-heritage-collection.com

フロントはS30のオマージュ!?

管理人はS30フェアレディZが好きだ。
だが実際には歴代のフェアレディZ乗ったことは無いし、前述の通り接点も少ない。

新型フェアレディZのフロント部分
thenissannext.com

今回発表された新型フェアレディZのフロントはS30を彷彿とさせるデザインとなっている。
日産としては歴代のフェアレディZが絶大な人気(特に北米での)があるため、その路線の延長にあるということを言いたいのだろう。
確かにV6ツインターボや6MTなんて先代そのままだ。
詳細なデータが出てないので、新機構や革新的な技術が組み込まれているかどうかは現在のところ不明だ。

「FUGU Z」のフロント画像その2

鈍い管理人でも新型フェアレディZがS30フェアレディZのオマージュなのは見てすぐに分かった。
オマージュといえば、管理人が感じたのは同じルノー日産アライアンスであるアルピーヌ(ルノー)が出しているA110とは雲泥の差があることだ。
パワートレインは既存をうまく使っているが、各部のデザインが素晴らしい、もちろん外装だけではなく内装も素晴らしい。
随所にこだわりが見て取れるので見ているだけでも楽しいと思う。
さらに機構的にはミッドシップ2シーターなので走らせても非常に楽しめるクルマになっているようだ。

「Alpine A110 Première Edition」の外観フロントその3

同じオマージュ同士さらには同じグループということで、新型フェアレディZとアルピーヌA110を比較すると雲泥の差がある。
前述の通りアルピーヌA110は細部までデザインが素晴らしいし走行性能も高レベル。
一方、新型フェアレディZはまだまだ詳細が分からないがパッと見の印象で言えば詰めが甘い印象だ。
ヨーロッパ向けは凝りに凝るが、北米向けは適当に作ってしまうのだろうか。
それとも詰める時間が不足しているのだろうか?、管理人はどうも後者であるような気がする。
検討が甘い段階でだしてしまったのでは無いだろうか。

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北米志向はどうなった?

現在発表されている新型フェアレディZのスペック情報は少ない。

フェアレディZ プロトタイプ 主要諸元
エンジン:V-6 ツインターボ
トランスミッション:6速MT
全長:4,382mm
全幅:1,850mm
全高:1,310mm
ホイール/タイヤ寸法:フロント255/40R19、リア285/35R19

これだけだ、これだけの情報で大々的な発表会を開いてしまうのはいかがなものだろう。
見た人はもっと知りたいと思うだろう。
デザインコンセプトにしてもS30フェアレディZのオマージュは分かったが、その先はどうなっているのか?分からない。
発表イベントのライブを見てみたが、日本語への同時通訳のお話のスピードが早口すぎて何言ってるか分からないのが印象的だった。
それだけ日本を軽視しているということだろう。

スペックを見てみるとパワートレイン、ボディサイズは従来のサイズを踏襲ってところ。
タイヤサイズは現行よりも少しだけ太くなった感じだ。
管理人が思うに、外装、内装、パワートレイン等々は完全に北米のほうを向いている。
S30フェアレディZのような感じで、よりファットでパワフルにした感じの路線を狙っているのだろう。
新型フェアレディZは日本ではあまり積極的に乗ろうと思うクルマにはなっていないし、日産自身もそう思っていない。

新型フェアレディZのサイド画像
thenissannext.com

スポーツカーは生き残りが難しい時代だが

現代はスポーツカーが生き残りが難しい時代だと言われる。
それは少量しか生産されないために採算を取るのが難しいということに繋がる。
当り前だが、要するに利益の出るクルマしか生き残れないということだ。

よく考えてみれば管理人のような日本に住んでいるクルマ好きな一般人から見る事情はちょっと異なる。
これはあくまでも管理人の考えなのでそれをご了承いただきたい。
安くてまあまあスポーティーなクルマが欲しいのだ。
できれば2台持ちにできるくらいの価格帯が良い。
そうすれば実用性は1台目に求める、2台目は純粋にドライビングフィールを追求できる。

簡単に言うと2000年前後のホンダのType-Rモデルの立ち位置ってところだろうか。
現代では、それに一番近く、かつ現代的な解釈を加えたのがトヨタGRヤリス(特にRCモデル330万円~)だと思う。
こんな感じで自らトレンドを作るというか、哲学を発信するような自動車メーカーでないと生き残れないと思う。

202005-Toyota_GR_Yaris_Front2

今回の新型フェアレディZにはこうした部分が不足しているし、じっくり考えた煮詰めたということが感じられない。
日産はもう少し社内をピシッとする必要があるように思う。

今回はこのへんで
では

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