マツダデミオに1.5Lガソリンが追加予定、ついに本命が来るのか

当初から1.5Lガソリンが無いのはどうしてなのだ?と感じていたところなのだ。
こうした思いを持っていた人も多いだろう。

好調デミオだが重いディーゼルエンジンでは・・・

ディーゼルエンジンが好評のデミオなのだがスポーティーに走ろうと思うと、ガソリン車に比べて100kgも鼻先の重いディーゼルではなんだかなぁと感じていた人も多いはずだ。
それに国内ラリー等の競技を考えると1.5Lガソリンエンジンのラインアップが無いのもヘンなお話なのだ。
現在はアクセラに積まれるSKYACTIV-G1.5エンジン
↑ 現在はアクセラに積まれるSKYACTIV-G1.5エンジン、現在はたぶんこのエンジンをブラッシュアップしているか全く新しい1.5Lのエンジンを開発しているのだろう、どちらかというと新しい1.5Lガソリンエンジンになるのではないだろうか、好評のSKYACTIV-D1.5エンジンはデミオサイズの車には重すぎるのだ、画像はメーカーサイトより拝借

既存SKYACTIV-G1.5をブラッシュアップか?別エンジンか?

そう言えばロードスターでも日本国内ではSKYACTIV-G1.5が乗るという事が言われている。
海外向けでは2.0Lガソリンを積むそうだが何故か国内向けは1.5Lガソリンという発表なのだ。
予想ではその新型ロードスター向けのSKYACTIV-G1.5は130psくらいの最高出力になるのではないだろうかということだ。
ロードスターに乗るエンジンはFR用のパッケージなので単純にFFのデミオに乗るとは思えないが、もしこのエンジンがデミオにも搭載されるとしたら次のようなスペックが予想できる。
すでに発表されている新型NDロードスターのパワートレイン
↑ すでに発表されている新型NDロードスターのパワートレイン、グローバルではロードスターに2.0Lガソリンエンジンが搭載されるが日本国内向けは1.5Lガソリンエンジンとなるようだ、きっとロードスターとデミオの1.5Lガソリンエンジンは同じものになるだろうと思う、しかしながらどれくらいのパフォーマンスを発揮するのか全く不明だ、1.5Lエンジンとしてはホンダフィットの1.5Lガソリンエンジンがあるがこれは結
構凄いエンジンで1.5Lレギュラー仕様で132psを発揮する、新型デミオの1.5Lガソリンエンジンはこれを超えてくるだろうと勝手に予想する、画像はネット上から拝借

1.5Lガソリンデミオのスペック予想

新開発になるのかどうかは分からないがSKYACTIV-G1.5のロードスター搭載エンジンは130psくらいの最高出力。
そしてデミオの重量は1.3Cで1,030kgなので20kg増加したとして、1.5Lガソリンエンジン搭載モデルは1,050kgくらいか。
するとパワーウェエイトレシオは1,050kg÷130ps=8.08kg/psとなる。
比較対象としてスズキのスイフトスポーツは1,040kg÷136ps=7.65kg/psとなる。
スイフトスポーツは1.6Lエンジンなので単純ではないがデミオ1.5Lガソリンエンジン搭載車はスイフトスポーツとほぼ同じような感じになると思われる。
もう少しエンジンの出力を高めることができればスイフトスポーツを上回るスペック上の運動性能を手に入れるという訳だ。
マツダの事だから十分考えられる事だ。

スポルトの復活なのか、軽量簡素なグレードが欲しい

歴代デミオにはスポルトというグレードが存在した。
これは少しだけスポーティーなグレードとなっているが主に内外装が中心であり走りに関係した部分はあまり差が無いグレードだった。
こういうこともあり先代のデミオでもラリー車のベースに使われるのは1.5Cなのだ。
つまり装備が簡素=軽い、それでいてエンジンは同じ足回りも基本的には同じブレーキも同じというグレードが1.5Cだったのだ。
基本的な車の性能にかかわる部分が同じなら軽くて安い方が良いに決まっているのだ。
ただしリアのブレーキ形式とかが異なるとお話は変わってくるのでこうした部分は要注意だろう。
先代デミオにラインアップされていた1.5Cというグレード
↑ 先代デミオにラインアップされていた1.5Cというグレード、外観は全くさえないがモータースポーツではこちらをベースとするのが主流、なんせ動力性能と機構が同じなら軽くて安いのが良いのだ、新型デミオもこうしたシンプルで軽くて安いグレードを設定してほしいものだ、画像はネット上から拝借

ミッションはどうなるのだろう

MTは当然6MTとなり現在の1.3Lガソリンエンジン搭載車の5MTとは異なるだろう。
問題は2ペダルのトランスミッションだ。マツダのATはロックアップがかなり広い範囲で行われるのでATであってもダイレクトな印象がかなりある。
シフトアップ時に次のギアに入るとエンジン回転がスコンと落ちるのはMTのようで気持ちの良い感触なのだ。

ただシフトダウンについては出来が悪くてブリッピングもしないしスポーティーな印象は全くない。
ここが改善されればMTでなくても多くの走り好きな人々に受け入れられるに違いないと思うのだ。

1.5Lガソリンエンジンはどう考えてもデミオの本命なのだ

現在のデミオのラインアップは中途半端すぎる。
1.3Lガソリンエンジンで十分かもしれないが、やはり走ろうとするとよりパワーのある1.5Lガソリンが欲しいところなのだ。
ディーゼルにしても1.3Lガソリンエンジンよりも100kgも重いエンジンとなっていてこの重量配分はあかん。

元々、素性の良い車のようなのでそのままでも楽しいとは思うが、気持ちの良いパワーの出ているパワーと重量配分を考えれば1.5Lガソリンエンジン搭載車が本命なのだ。
でもカッコだけのスポルトは不要であり装備が簡素で軽いモデルを期待する。

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2015/09/24
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今回はこのへんで
では