S660は熱中症にご注意 高速道路も国道も走らずに京都へ行ってきた

最近、管理人はS660に乗ると旧道を走り峠を目指してしまう。
昨日は久しぶりにS660に乗って走ってみようと思った。
前から目をつけていたルートを走ってみたかったからだ。
それは京都に西から入るルートで高速道路でもなく国道でもない道を走って入る。
実はこのルートは前にも走ったことがあったのだが京都に入るのに高速道路や国道を走らずに入るというのはある意味病みつきになりそうだ。

S660で行くプチ林道ツアー、高槻から京都へ逢坂峠での無限ハードトップ

硬い屋根を手に入れてからは旧道峠マシンと化したS660

7ヶ月も待たされてやっとのことで手に入れたS660の無限ハードトップのことは以前書いた
無限ハードトップを装着して走っていると安心感が断然違う。
これに気を良くしたのか最近ではS660でわざわざ旧道の峠を超える事を無常の楽しみとしている。

なんせ旧道の峠ときたら離合困難な狭い林道が多くてS660にピッタリなのだ。
サイズが小さいだけにかなり狭いところでも入っていける。
そういった狭い道で対向車が来てもかなり楽にすれ違うことが可能だ。
やはり日本の峠にはピッタリのサイズだと思う。

今回は管理人TomTomが住んでいる兵庫県の端っこから京都まで高速道路や国道を走らずに京都まで行ってきた。
具体的には川西市、池田市、豊能町、茨木市、高槻市を経由して府道733号線で京都市右京区へ入る。
管理人TomTomの地元だけに北摂の山の中はほとんど走ったことがある。
だが茨木や高槻の山の中はまだ知らない道も多く地理感がいまいち無かったりする。

S660で行くプチ林道ツアー、逢坂峠へのアプローチにて

土曜日の午前中は峠を走る人で大賑わい

管理人TomTomは出かけるなら早い時間に出かけたいと思っている。
というのはどこへ出かけるにしても混む時間帯を避けて距離をかせぐためだ。

だが今日は1週間の疲れが出たのか少々寝坊して結局出発したのが09:00前後だった。
土曜日の午前中というのは峠を走る人が多い。
郊外のめぼしい峠道ではライダー(2輪乗り)と出会うことになる。
出会うライダーも様々でオフロード、ロード、大排気量ロードとイロイロある。

実は管理人TomTomはライダーとは相性が悪い。
というのは峠道で大排気量ロードのライダーに追いつくとほとんどが道を譲ってくれないのだ。
だからこちらは追い越せる場所までダラダラと後に付いて走ることになる。
こうした時、弄ってある2輪の後ろにつくと最悪で排気ガスで頭がクラクラしてくる。
触媒を外してしまっているのだろう。

もし管理人TomTomが後ろから速そうな2輪が来たら道を譲ろうとする。
逆にこちらがS660で2輪に追いつくと大排気量マシンのライダーほど100%道を譲ってくれない。
何か意地のようなものなのだろうか、それとも軽自動車に道を譲る事に対してプライドが許さないのだろうか。
お互い譲れるところを譲れば気持ちよく走れると思うのだが、まったく相性が悪い。

近場にこんな険しい林道があるなんてビックリの府道733号線

川西市、池田市、豊能町、茨木市、高槻市あたりを横に繋いで東へ向かう。
途中2輪のオフロードマシンにも多数出会うのでダートも残っているようだ。
豊能町から茨木そして高槻あたりの山の中の道はいまだに1車線の道も残っている。

この日は朝から非常に天気がよく気温が30度を超えていた。
暑いのだが出来る限りS660ではエアコンを掛けずに走ってみた。
こうした暑い寒いに関しては無限ハードトップとロールトップでは大した違いはない。

S660で行くプチ林道ツアー、逢坂峠での無限ハードトップ

高槻の山中から京都へ降りていく府道733号線は以前ZC31スイフトスポーツの時にも走ったことがある。
前回は京都側から入り高槻の山の中へ抜けたが今回は反対になる。
この道は狭く険しくかなりの難所だ、頂上は逢坂峠となっており
レーダーのGPSによる高度表示を見ていると峠の頂上は500メートルくらいある。

逢坂峠という峠は豊能郡が有名だが、この名前の峠はアチコチにある。

峠を超えると京都の街中まで下りが続くのだがこれが尋常ではない。
斜度がかなりきつく、さらに道幅が狭小なのだ。
対向車が来るとそのまま離合は困難だ。
だが軽自動車同士だとそこらにあるちょっとしたスペースで離合する事が可能で気が楽だった。
この高槻から京都へ入る府道733号線は管理人TomTomが林道を走ってきた中でもかなり難易度が高い方だった。

S660で行くプチ林道ツアー、逢坂峠

S660が暑くて脱水症状が出る…

この日は前述の通り午前中から暑かった。
S660の外気温計は30度を越えて31度を指していた。
今回、管理人TomTomは出来る限りエアコンを使用しないで走ろうとしていた。
というのは暑いが窓を開けて走るとそれほどでもないと感じていたからだ。
窓を開けて風に当たりながら走っていると、暑いのだがそれなりに気持ちが良かった。

S660で行くプチ林道ツアー、逢坂峠で小休止

だがS660はちょっと特別な仕組みがある。
それはエンジンがミッドシップで運転席との断熱材が皆無だということなのだ。
運転していると背中が熱く感じられるし実際にも熱い。

京都に入ってから管理人TomTomは頭が痛くなってきた。
持ち物の中を見ても頭痛薬を入れてなかったのでしまったと思ったのだった。
だがよく考えてみるとなんだか普通の頭痛とは違う。
体全体がダルくて頭痛も普段とは違ったのだった。

ひょっとしたらこれが熱中症なのか?と考えたのだった。
管理人TomTomはこれまで熱中症にはなったことはないが、きっと軽い熱中症だったのだろう。
京都からの帰路は無理せずエアコンを入れて涼しくした。
S660は夏場の脱水症状に気をつけなければならない。
S660乗りの人は気をつけるに越したことはないと思う。

総走行距離:148.2km
平均燃費 :21.0km/L
出発09:00~帰着14:30

S660で行くプチ林道ツアー、走行距離と燃費

今回はこのへんで
では