ロータス「Elise S Cup」が登場、スパルタンな公道で乗れるレーサー

ロータス「Elise S Cup」が発表された。
ロータスのEliseファミリーは「Elise」「Elise CR」「Elise S」「Elise S CR」とラインアップされている。
今回の「Elise S Cup」は「Elise S CUP R」のロードゴーイングバージョンという立ち位置のようだ。

ロータス「Elise S Cup」の内容

ロータス「Elise S Cup」のフロント画像
↑ ロータス「Elise S Cup」のフロント画像、「Elise S CUP R」のロードゴーイングバージョンとして設定されている「Elise S Cup」、外観は「Elise S CUP R」とほぼ同様で空力付加物が付いてかなりアグレッシブな外観、コックピットにチラっと見えるロールバーも只者ではない雰囲気を醸し出している、画像はネット上から拝借

内容は内外装に手が加えられている。
中でもエアロダイナミクスは「Elise S CUP R」がそのまんま移植されていると思われる。
パワートレインは名前の通り「Elise S」をベースとしており1.8Lガソリン+スーパーチャージャー仕様となっていて最高出力と最大トルクは変わらない。

ベースとなったロータス「Elise S CUP R」の画像
ベースとなったロータス「Elise S CUP R」のリア画像
↑ ベースとなったロータス「Elise S CUP R」の画像、なるほど「Elise S Cup」の外観はこの「Elise S CUP R」と同じだ、さすがにこの格好で後ろから迫られたら道を譲ってしまうかも、かなりアグレッシブな印象だ、画像はメーカーサイトより拝借

「Elise S Cup」のスペック

「Elise S Cup」スペックは次の通り。

エンジン:1.8 litre DOHC VVT-I 16 valve with chargecooled Magnuson R900 supercharger
ミッション:6MT
最高出力:220PS/6,800rpm
最大トルク:250Nm/4,600rpm
重量:932kg
0-100km/h:4.6秒
パワーウェイトレシオ:4.24kg/PS
UK価格:約770万円

「Elise S Cup」の装備内容

「Elise S Cup」の標準装備内容

・専用シートと内装
・ヒーター、パワーウィンドウ、イモビライザー、助手席エアバッグ
・専用外装、固定式ハードトップ
・番号付き専用プレート
・競技仕様ロールバー
・スタビライザー、調整式サスペンション
・Double shear rear track control arms
・DPMシステム
・センター出しシングルエキゾースト

「Elise S Cup」のオプション

・エアコン
・ブラック鍛造ホイール
・「CUP R」用タイヤホイール
・エアバッグレス
・FIA適合シート
・牽引フック
・ハーネスバーと4点式ハーネス
・軽量バッテリー
・FIA適合消火設備、キルスイッチ
・パフォーマンスインダクションキット、エキゾーストシステム

「Elise S Cup」の外観

ロータス「Elise S Cup」のフロント画像その2
↑ ロータス「Elise S Cup」のフロント画像その2、ルーフを見るとハードとぷであることが分かる、やはり走る車は堅い屋根が望ましいと思う、ボンネットのエアアウトレットがブラックアウトされてレーシーな印象を与える、画像はネット上から拝借

ロータス「Elise S Cup」のサイド画像
↑ ロータス「Elise S Cup」のサイド画像、見慣れたエリーゼだが前後の空力付加物が目立つ、特にえいあのウィングとデフューザーは最高速時には125kgのダウンフォースを発生する、高速道路ではある意味走行抵抗だがサーキットでは素晴らしい働きをすることだろう、画像はネット上から拝借

ロータス「Elise S Cup」のリア画像
↑ ロータス「Elise S Cup」のリア画像、何と言っても巨大なデフューザーとリアウィングが特徴のリア、ロードゴーイングカーではこれだけデッカいデフューザーは珍しい、画像はネット上から拝借

ロータス「Elise S Cup」のインパネ画像
↑ ロータス「Elise S Cup」のインパネ画像、一応各部にトリムが付いていたりパワーウィンドウだったりするので実用には支障が無いというか逆に豪華な雰囲気すらある、注意しなければならないのはエアコンがオプションとなっている事だ、相変わらず幅の広いサイドシル、画像はネット上から拝借

ロータス「Elise S Cup」はスパルタンだが好き者にはちょうど良いかも

「Elise S Cup」の内容を見ると素晴らしくスパルタンな仕様になっていて、そのまんま草レースには出れる内容だ。
FIA公認レースへはオプションをいくつか組み合わせる必要がある。
こんなマシンを普段乗りにしたいという人も多く存在するだろう、かくいう私もその一人だ。
好きな車にはいつも触れ合って毎日接していたいと思う。しかしこの外観で仕事やら買い物はやはり無理そうだ。

今回はこのへんで
では