86弟分のネーミングは「S-FR」小さいけど4人乗り、2015東京モーターショーで公開

以前からトヨタの小型FRスポーツカーの噂が流れていて開発中だとか中止したとか訳が分からなかった。
やっとトヨタから正式に86弟分が発表されて「S-FR」とネーミングされた。
「S-FR」のリア画像
↑ 「S-FR」のリア画像、丸い凄く丸い、少し古いスポーツカーのオマージュ的デザイン、テール部は古い古いコーダトロンカ形状をデフォルメしたようだ、FRで小型軽量4人乗りルーフ付きで黄色とくれば管理人はクラクラする、画像はメーカーサイトより拝借

「S-FR」はスポーツカーとしてはどうだ?

現在分かっている「S-FR」のスペックはサイズしかないが次の通り。

サイズ:全長3,990mm(-190mm)×全幅1,695mm(+70mm)×全高1,320mm(-15mm)
ホイールベース:2,480mm(+80mm)
ミッション:6MT
乗車定員:4人

※( )内はAE86レビンとのサイズ比較

ちなみにAE86レビンのサイズは全長4,180mm×全幅1,625mm×全高1,335mm、ホイールベース2,400mmとなる。

サイズだけから見るとAE86よりも短くてコンパクトだ。ホイールベースは伸びているが運動性は良好そうだ。
「S-FR」のフロント画像
↑ 「S-FR」のフロント画像、ボンネット高もそれほど高く見えないしなかなか上手く作ってあると思う、フェンダーの張り出しがかなりあってキャビンは幅が狭い、画像はメーカーサイトより拝借

「S-FR」のフロント画像その2
↑ 「S-FR」のフロント画像その2、この角度からはスポーツ800をほうふつとさせる、タイヤホイールは16インチくらいか、ペッタンコのタイヤを履いていないところが良い、リアシートは非常に狭そうだがリアシートがある事に意味がある、画像はメーカーサイトより拝借

「S-FR」のリア画像その2
↑ 「S-FR」のリア画像その2、フロントとリアのデザインはもう少し詰めた方が良いだろう、味気ないデザインとなってしまっていると思う、それにしてもフェンダーの張り出しが凄い、画像はメーカーサイトより拝借

スポーツ性のポイントは車重とエンジンだろう

小さな車は軽さが命だ。加えてエンジンがどの程度のパワーを出すかにより運動性がある程度決まってしまう。

ここからは管理人TomTomの勝手な希望だが「S-FR」の車重は900kg台、パワーは1,500ccで150PSくらいあれば非常に楽しい車となるだろう。

これでパワーウェイトレシオは6.33kg/PS(車重を950kgとして計算)となる。
一般的にパワーウェイトレシオは7kg/PSを切ってくるとスポーツできるようになってくると思う。

もう少し勝手を言わせてもらえれば出来の良い2ペダルが欲しい。
往年のMR-Sのような2ペダルのシーケンシャルミッションがあれば完璧だ。
「S-FR」のインパネ画像
↑ 「S-FR」のインパネ画像、あんまり夢の無いインパネだがすぐに発売できそうな感じだ、外観をオマージュ的にするのならインパネもそうしたら良いと思う、内装はまだまだ詰めなければならないだろう、画像はメーカーサイトより拝借

「S-FR」のインパネ画像その2
↑ 「S-FR」のインパネ画像その2、ステアリングホイールは真円で偏心している、できれば偏心は無いほうが良い、マニアックだがサイドブレーキの形状が凄く使いやすそうだ、サイドターンなんか一発で決まりそう、画像はメーカーサイトより拝借

「S-FR」のシート画像
↑ 「S-FR」のシート画像、思いのほかシートは堀が深くてホールドが良さそう、チラっと見えるリアシートが座れなくても非常に重要だ、画像はメーカーサイトより拝借

軽くて小さいスポーツカーには未来がある

管理人TomTomは長い間86の弟分の記事を書いてきた。
いつから書いているかと言うと2013年8月からだ。
これは現代の86でもスポーツカーとしては大きいと思っているからだ。

小さくて軽い車は慣性重量が少なく運動性能が高い。つまり自分の意のままになる素質が高い。
何かのアクションを起こした際に遅れが少ないとか、おつりが少ないとか良いことづくめなのだ。

また環境対策にも軽量化は欠かせない。燃費も環境性能もスポーツ性もこれで両立できるという事なのだ。
まさに現代のスポーツカーに求められている事だ。

それに小さい車に対しては人間の心理としてカワイイというか、いとしいという感情を持つことが多い。
世の中の車好きも車に対してこういった感情を持つことがあるだろう。
例えばガレージで一緒に寝起きしたいとか、車に興味の無い他人から見ればすでに変態の域なのだ。
それはもう機械と言う存在ではなく、心情的にはペットのような存在なのだ。
残念ながら86はこうした感情を抱くまでにはならなかったが「S-FR」は出来るのではないかと思うのだ。
「S-FR」のニーレスト画像
↑ 「S-FR」のニーレスト画像、ドアに付いているモノなのでたぶんこれはニーレストなのだろう、なかなかマニアックな演出がされていてニクイではないか、画像はメーカーサイトより拝借

「S-FR」はいつ発売?

管理人TomTom的にはS660やNDロードスターよりも「S-FR」に惹かれる。
というのは小型、軽量、4人乗り、ルーフ付き、黄色がある、駆動方式にはこだわらないがFRは貴重だ。

「S-FR」は発売まではもう少し時間が掛かる事だろう。あと1年くらい必要なのではなかろうか。
その間にしっかり磨いてほしいと思う。
今から「S-FR」貯金が必要だ。

今回はこのへんで
では