トヨタの「TransLog」という法人向け車両の動体管理ソリューションが出てきた アイドリングしてお昼寝なんて一目瞭然

    2015/12/17

車両の動体管理システムは随分と前から様々なシステムが開発されている。
トラックを主体としたものや一般的な営業車を対象としたもの、またタクシーを対象としたものと様々だ。
今回トヨタが法人向けに発売する「TransLog」は自動車メーカーが作るだけになかなか芸が細かい。
営業マンが営業車で昼寝しているなんてのも把握できてしまうのかもしれない。

「TransLog」の地図表示画面
↑ 「TransLog」の地図表示画面、基本的なリアルタイムでの地図上への表示、これはこの手のシステムの場合ある意味当たり前の機能だ、画像はメーカーサイトより拝借

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一般的な車両管理システム

一般的な車両監視リスステムと言うのは地図上でリアルタイムに車両位置を把握するというモノが多い。
いずれにしてもリアルタイムで位置が把握できるという事は無線の回線が繋がっているという事だ。

通信から見ると回線は繋がっているのでセンターへ送るデータがどのようなモノが用意できるかという事なのだ。
車両位置を把握するという事はGPSデータを送信すればよい。

トヨタの「TransLog」は自動車メーカーが作っただけに車両のきめ細かいデータが取れるようだ。
もちろん燃費データも取れるので営業マン一人一人の燃費を計測できるわけだ。
こうしたデータは車両のCANから取得している。

「TransLog」のネットワーク図
↑ 「TransLog」のネットワーク図、車両からはトヨタスマートセンターへデータが蓄積される、さらにそこから管理者の画面へと繋がる訳だ、管理者の操作で運転者へ通知が可能、画像はメーカーサイトより拝借

「TransLog」の目的は?

「TransLog」の目的は営業車をより安全で低コストで運用するという事だ。
また盗難等の万が一の場合はより初動を早くするという事もある。
この辺りはいつの世になっても営業車を数多く抱える企業の悩み事なのだ。

「TransLog」の動画機能
↑ 「TransLog」の動画機能、管理人が良いなと感じたのはこの機能、危険挙動が起きた際にドラレコと連動してその際の動画を管理者が見ることができる、画像はメーカーサイトより拝借

「TransLog」の管理者向け燃費画面
↑ 「TransLog」の管理者向け燃費画面、各車の燃費も分かってしまう、そして管理者から運転者に向けて通知をすることが可能だ、双方向なのがちょっとしたミソ、画像はメーカーサイトより拝借

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「TransLog」で取得できる状況例

「TransLog」では次のような状況が把握できるとの事だ。

  • 危険挙動動画
  • 急加速地点
  • 急減速地点
  • ヒヤリハット地点
  • 速度むら地点
  • 速度超過地点
  • アイドリング地点
  • 最大加速地点
  • 最大減速地点
  • 空ぶかし地点
  • シートベルト非装着地点
  • 出発(到着)地点

主なビックリ機能

上記「TransLog」の項目の中で管理人TomTomがビックリしたのは次の機能だ。

  • もちろん各車を地図上でリアルタイム表示が可能
  • ドラレコ連動で動画もリアルタイムに管理者が把握
  • アイドリング地点で昼寝もバレるかも?
  • 管理者がリアルタイムに音声で注意をすることができる
  • 盗難の際も追跡可能で警備員を派遣する事も可能

まるで車両状態が丸見えなのだ。やりにくい時代になったものだ。

「TransLog」の運転診断レポート画面
↑ 「TransLog」の運転診断レポート画面、いや~実に細かいところが把握できる、自動車メーカーだからこそCANからデータを読み出す仕組み、しかしヒヤリハットはどう判断しているのだろうか?、画像はメーカーサイトより拝借

自動車メーカーがこうしたソリューションを手掛けるのは珍しい!?

おおむねこうした営業車やトラックの動体管理システムと言うのはSIer等が手掛ける場合が多い。
また携帯電話キャリアも通信回線を売り込むためにこうしたソリューションを古くから持っている。
だが今回のように自動車メーカー自ら自動車の動体管理システムを手掛けるのは珍しいのではないだろうか。

よくよく考えてみれば今までこうしたソリューションを一番提供しやすいポジションにいたのに提供していないだけなのだ。
車両の情報を取り出すなんて朝飯前だ、これに通信が引っ付けば実現できる。

自動車自体はますますIT化され、自動車メーカーはそのソリューションまでも提供できるようになったという事だ。
これがEVが中心になってくるとこうした動きがもっと加速する事だろう。

営業マンはおちおち車の中で昼寝できない時代になってきたのは事実だ。

今回はこのへんで
では

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