ちょっと気になるフォードのPR記事 撤退報道後にPR記事が出ているのだ

フォードの日本からの完全撤退が報道されたのはついこの前の事だ
各種メディアにフォードの撤退が掲載されたのが2016年1月26日だ。
そしてフォード日本のサイトにも撤退の記事が掲載されているのだ。

Ford-Fiesta_ST07

日本撤退にもかかわらずPR記事が出ているのはなぜだろう

不思議なのは日本から撤退を発表した後にもPR記事がメディアに出ている事だ。
WebCGには2016年1月29日付けでPR記事が出ている。

契約があるので急きょ取りやめる事が出来なかったのか?それとも何か考えがあるのだろうか。
ちょっと不思議な事で理解に苦しむ。
良く見ると連載記事風になっているので残りの記事をまとめて掲載したという事なのだろうか。
ちなみに29日付けの記事は2つある。

フォードの撤退はやはり急きょ決まったことのようだ

上記のWebCGの記事は1月23日にも掲載されている。
1月29日の2本の記事は消化試合という事だとしても1月23日にはまだ決まっていなかったのではなかろうか。

それにフォード日本のサイトのImportant Annoucementというページは全く装飾が無くってやる気を感じさせない。
(すでに削除されたみたい…)
撤退のWebページを作るのにお金を掛けたくないのは分かるがこのやる気のなさは何だろう。
よほど日本のマーケットが嫌いと見える。

これで管理人TomTomは一気にフォードに対する印象が悪くなってしまったのだった。
それにしても素人が作ったような酷いサイトだ。
自動車メーカーのWebサイトでこんなひどいサイトを見たのは初めてだ。
一度見てみたら良いだろう。

フォードに続くアメリカのメーカーが続くだろうと思う

管理人TomTomはフォードの車は乗ったことが無い(アメ車自体に乗ったことが無い)がその中でもフォードについては好印象だった。

前述の通り今回のフォードの撤退は急な事でもあるし素人のようなお知らせページはフォードの誠意を感じさせない。
これでは現在フォード車のオーナーは不安になる事だろう。

アメ車というよりもアメリカのブランド車は日本では全く売れていない。
この原因が何にあるのか?しっかりと自ら分析したのだろうか。
巨大な会社だけに優秀なアナリストも雇っているだろうからしっかりと今後の戦略に生かしてほしいと思うのだ。

何もこうしたアメリカ車が売れないという現象は日本に限ったことではないだろうと思う。
やはりその国の事情に応じた車作りとマーケティングそれに販売網の整備が必要だ。
長期の視点に立ったコアなファンの育成活動も必要だろう。
こうした基礎的な事を行っていない事に対してユーザーは疎遠な感覚を抱いてしまう。

重ね重ねフォードの日本撤退は残念だがこうした立つ鳥跡を濁さずに反する事は見苦しいと思う。

今回はこのへんで
では