三菱自動車の行く先が気になるが日産の太っ腹には参った

    2017/10/30

三菱自動車のekゲート事件では三菱自動車に対してあきれてしまったがその後が急展開だった。
まさかの日産自動車が出資して三菱自動車の筆頭株主になるというのだ。
この筋書きはかなり良く練られた作戦だったのだろうと思う。

アウトランダーPHEVのフロント別の角度から

広告

最初から仕組まれた筋書きだったのか?

この報道を見て最初に思ったことが危機管理の緻密さと意思決定の速さだ。
管理人TomTomが思うに三菱自動車の燃費不正が発覚してから日産自動車内部ではこの対策を練りに練っていたのだろう。
そして発表するタイミングを三菱自動車と日産自動車の間で調整を行い今回の発表となったと思う。

ユーザーとして今回の件を見ていると次のような印象を持った。
三菱自動車が燃費不正を発表した際には「ああ~やっちまったなぁ」という印象が強かった。
これで三菱自動車は単独での復活は難しいだろうと思ったものだ

そこですかさず日産自動車から出資の発表がありビックリ仰天をしたという訳だ。
ユーザーが受ける印象としては製造元の三菱自動車の尻拭きを顧客である日産自動車が行うというモノだ。

しかし良く考えてみるとコンパクトカー特に軽自動車の製造部門を欲しかった日産にとっては安く手に入れる千載一遇のチャンスなのだ。
日産にしてみれば同じ三菱グループ内で救済の余裕が無いという事情からすればこれまた千載一遇のチャンスという事になる。

広告

双方にとって非常に良い方向での決着だろうと思う

これらの一連の動きをユーザーとして見てみれば日産自動車の太っ腹にビックリして事件そのものが少し薄まった印象もある。
それに日産自動車が筆頭株主になる事で三菱自動車の禊というか責任がある程度取られたという印象もある。
つまり自動車の三菱ブランドが完全にルノーや日産に変わるという訳では無いだろうが三菱ブランドとしてはある程度縮小する事で責任を取ったという印象だ。

ルノーはすでに日産を自グループに引き入れ再生したという経験があるのでこういった分野では傑出した経営手腕を持っていると思う。
その手綱を引いているゴーンさんは経営者として素晴らしい。

広告

ルノー日産アライアンスとしての方向性

日産の車は日本国内では全く面白みのないラインアップとなっていて成績もそれなりだ。
しかしグローバルとして見てみると素晴らしい業績を発揮している。
これもグループを率いるゴーンさんの手腕だろう。

それに三菱自動車はアジアマーケットに強くPHEVの技術力も持っている。
これをルノーとしては取り込みたいとも思っている事だろう。

その反面グローバルでの収益を確保できてはいるが日本国内では無難なラインアップのみで刺激が無いというか面白味の無いモノとなっている。
この辺りが次の課題という事になる。

ルノースポールではコンパクトでもピリっとスパイスの利いた車を扱っているのだから日産ブランドでもできるはずなのだ。
あえてそれをしないという事も戦略の一つだろう。
しかし長くこれを続けていると面白くないブランドという評判が固定してしまいユーザーが離れてしまう事になる。
今回の三菱自動車との資本提携はこうした部分を変える事になるのだろうか。
今後の動きから目が離せない。

ルノー「Clio RS 220 Trophy EDC」のフロント画像

今回はこのへんで
では

広告

関連カテゴリー

関連するカテゴリーはこちら、是非チェックしてみて下さい。

おすすめコンテンツ

気に入っていただけたら是非シェアお願いします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket