トヨタC-HRは成功するだろうか? 本物感のあるクロスオーバーになれるだろうか??

    2016/10/03

トヨタの新型プリウスが最近苦戦しているとの報道がある。
街中でも普通の光景になった新型プリウスだがやはりフロントマスクには少々違和感がある。
そんな新型プリウスと兄弟となるクロスオーバー車のC-HR日本仕様が公開されている。
日本人は比較的クロスオーバー好きだからC-HRはある程度の人気は出るのだろう。
そんなC-HRについて考えてみた。

トヨタ新型C-HRのサイド画像

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プリウスの立ち位置を改めて考えてみる

ハイブリッド車も日本ではすでに根付いたような印象を受ける。
それを強力に牽引してきたのが歴代のトヨタのプリウスなのは間違いない。
プリウスが新型になるたびにその外観なり室内なり機構が話題になった。

というよりもトヨタの先進性つまり未来感をプリウスに投影してきたという事だ。
だからプリウスは保守的では無くどこかの分野でアグレッシブな要素が無ければならない。
現にトヨタの他のハイブリッド車ではこうした事はなく全く普通のコンサバな車として存在している。

ここがトヨタにおけるハイブリッド車のイメージリーダーであるプリウスの立ち位置なのだ。

歴代プリウス勢揃い

カローラになった新型プリウス!?

ハイブリッド車が当たり前の存在になった今プリウスは普通の車なのだ。
だからふた昔前のカローラ的存在になってきている。
これはトヨタ自身も言っている事だ。

だがカローラと言えば安いが目立たなくって地味だがしっかりしたコンパクトカーという印象だった。
これに対して外観から言えば新型プリウスはアグレッシブな顔つきと近未来的なリア周りがカローラと言う感じではないのだ。

中身についてもカローラの域を通り過ぎてふた昔的に言うとコロナあたりなのではなかろうか。
完全にカローラな存在ではなくもう一つ上のクラスにいるのだと感じている。

トヨタの言うカローラとユーザーの受け取るカローラに隔たりがあるように感じるのだった。

1966年KE型カローラのフロント画像

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新型プリウスのクロスオーバー版であるC-HR

お話しが横道にそれてしまったがC-HRは新型プリウスの車台でありトヨタの新しいプラットフォームTNGAを使用している。
このTNGAの潜在能力はなかなかのものだと思っている。
新型プリウスに乗れば分かるが今までのプリウスとは全く別の車になっているのがおもしろい。
剛性感はことさら強調されたモノでは無いのだがしっかりとサスペンションが踏ん張っているのが良く分かる。
それは実際に良い仕事をしていて乗り心地も非常に良い。
新型プリウスでワインディングを攻め込んだわけではないが、もしそうしたら面白いかもしれない。
従ってプラットフォームの潜在能力は高いと思うのだ。

トヨタではこの素性の良いTNGAを利用してC-HRのマーケティング的な組み立てを行っている。
そのひとつがニュルでC-HRを走らせている事だ。
クロスオーバー車の走りが良いことをアピールするというのは理解できない事も無い。
走りが良いことを端的にアピールする事ができるのがレースでの活躍だろうということも分かる。
しかしクロスオーバー車にとって必要な事はこういった事なのだろうか。
もっと楽しく安全に様々な使い方ができるというクロスオーバー独特の世界観を作る必要もあるのではないだろうか。

もし管理人TomTomがクロスオーバー車を購入するにあたってニュルで走っているからという理由で購入する事はないだろう。

ニュルでポルシェの前を走るC-HR

C-HRは欧州での厳しいクロスオーバーマーケットに挑む

実はトヨタはC-HRに関して国内マーケットにはそれほど力が入っている訳ではないと思う。
C-HRの主戦場は前にも紹介したようにヨーロッパとなるからだ

ヨーロッパのクロスオーバーマーケット、その中でもCセグメントは競争が非常に激しくライバルのレベルは非常に高い。
軒並み各自動車メーカーの世界戦略クロスオーバー車が居並ぶのだ。
そんな中で戦っていくには総合的なの力の高さが必要になる。
環境性能として燃費はもちろんの事、ニュルでテストしているような走行性能、クロスオーバーとしての使い勝手等々多岐にわたる。

管理人TomTomはクロスオーバーと言えば4WDである事と勝手に思っている。
だが現実を考えてみると4WD機構が必要になるのは積雪地帯以外にはそうそうないだろう。
普通の人なら林道やダートを走行する機会も全く無いかもしれない。
こうした現実から考えると各自動車メーカーが出しているクロスオーバー車にFFのみのラインアップが多いのもうなずけるのだ。
仮にこうしたクロスオーバーのセグメントをニュークロスオーバー車としてみよう。

日常使用するような買い物や家族の送迎ではニュークロスオーバー車で十分なのだ。
ハイブリッド車ならそれこそ背の高いプリウスという事なのだろう。

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かつてクロスオーバー的あこがれってあったかもしれない

少し昔のお話しでバブルの時期前後は日本におけるクロスオーバー車の前身であるSUVの誕生の時代だ。
当時どのような事を考えていたのか?それは次のような事だ。

当時の4WD車はヘビーデューティーな4WDしかなかった。
ランクルやサファリ、ハイラックスやビッグホーンというラダーフレームと副変速機付きのトランスミッションにフリーハブを備えた4WDたちだ。
もちろんこうした車が必要なフィールドではすでに大活躍していたのだ。
こうしたヘビーデューティーな車を普段使いにしてしまおうという心意気が当時のユーザーにはあった。

いすずビッグホーンショートバン

C-HRをはじめとする最近のクロスオーバー車にはこうした事は全く感じない。
きっとかつてのSUVとは全く異なるジャンルになってしまっているのだろうと思う(すでにそういう目で見ているが)。
だがここで少々見直す必要があるように思うのだ。
どこか本物の匂いがするクロスオーバーって感じが良いではないか。
最近こうしたニュークロスオーバー車が全く無いのが残念だ。

今回はこのへんで
では

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