JB74_ジムニーシエラにサブウーファーバッ直、もち充電制御対応をたくらみ中

管理人はこの2ヶ月くらい忙しくてどこにも出掛けられない日々が続いている。
そしてなにより暑いっ、どうしようもなく暑い、出かける気も失せてしまう。
そこでクルマ弄りだ。
そんなことを書いてみた。

オーディオを強化したい!サブウーファーだ!!

かねてから管理人はJB74_ジムニーシエラのオーディオを自分好みに仕立て上げたいと思っていた。
現在のJB74_ジムニーシエラのオーディオは非常にシンプル、ヘッドユニットはサイバーナビCW911にソニックデザインのドアスピーカーで2Way2スピーカーの構成となっている(ツイーターはミラー部分)。

オーディオは取り付けてから1年以上経過したのでスピーカーのエージングは十分だろうと思っている。
シニックデザインのスピーカーは小口径なだけに低音の出方は少々物足りない。
だが中音域から高音域は繊細だけどスピード感のある音だ。

JB74_ジムニーシエラに取り付け中のソニックデザインスピーカー
↑ JB74_ジムニーシエラに取り付け中のソニックデザインスピーカー

そこで考えたのがサブウーファーを追加しようと思った次第である。

重くならないように考えたのだが…

現在のJB74_ジムニーシエラのオーディオは重くしない、必要最小限の構成、それでいてスピード感がある音というコンセプト。
構成としては間違ってはないと思っているが現実には低音域が明らかに不足だ。
この構成で満足できたならベストなのだが…。
そこで手持ちのサブウーファーを入れようと思ったわけ。
引っ張り出したのは往年のBOSEのキャノンAM-044Cという筒状のサブウーファーだ。

実は管理人はホームーディオでBOSEのスピーカーが大好きだ。
小さいのに意外な音を出す、そして定位が良い。
今でもホームオーディオのBOSEスピーカーは持っているが全く鳴らしていない。
でもPCに接続したスピーカーはBOSEだ。

21年前のサブウーファーとパワーアンプは大丈夫か?

引っ張り出したBOSEのAM-044C(サブウーファー)とケンウッドKAC-629S(パワーアンプ)は、なんと2001年に購入したものだ、なんと21年前だ。
果たして鳴るのか鳴らないのか、それは装着してみないと分からない。
これはある意味楽しみだ。

もし鳴れば、そのまま使用すると思う。
鳴らなければパワードサブウーファーにするかもしれない。

その前に、ヘッドユニットとパワーアンプ用に電源のバッ直配線をやっておこうと考えた。

アイシスに取り付けたBOSEのAM-044C、サブウーファーとしてはユニークな形状、結構歯切れのよい音が出たと記憶している、最初に購入したのはなんと2001年!
↑ アイシスに取り付けたBOSEのAM-044C、サブウーファーとしてはユニークな形状、結構歯切れのよい音が出たと記憶している、最初に購入したのはなんと2001年!
BOSEのAM-044Cの取説も残っていた
↑ BOSEのAM-044Cの取説も残っていた
BOSEのAM-044Cと同時に購入したケンウッドのパワーアンプKAC-629S、これも2001年購入だ我ながら物持ちが良い
↑ BOSEのAM-044Cと同時に購入したケンウッドのパワーアンプKAC-629S、これも2001年購入だ我ながら物持ちが良い

近頃のバッ直も難しくなったものだ

JB74_ジムニーシエラの電源周りを調べてみるとなにやら難しい。
昔のようにシンプルではない。

まず目視してみる。
バッテリーの+端子はなんだか大きい、ターミナル自体にフューズがたくさん内蔵されている。
一方、マイナスは1本の車体へのアースかと思いきや、さにあらず2本の大小のケーブルが接続されている。
たぶん1本はボディアース、もう1本は充電制御用のセンサーに繋がるケーブルだろう。
JB74_ジムニーシエラには充電制御が付いているみたいということは分かった。

JB74_ジムニーシエラのバッテリーのマイナス端子まわり、端子にかぶっている黒いクリップ状のが多分電流センサーで充電制御用、ここで消費電流を計測してオルタネーターを制御していると思われる、電流センサーの狭いギャップの間に板状のターミナルを挟み込んでマイナスバッ直を行う予定
↑ JB74_ジムニーシエラのバッテリーのマイナス端子まわり、端子にかぶっている黒いクリップ状のが多分電流センサーで充電制御用、ここで消費電流を計測してオルタネーターを制御していると思われる、電流センサーの狭いギャップの間に板状のターミナルを挟み込んでマイナスバッ直を行う予定

バッ直に関する影響を考えてみると。
プラスはもとより、マイナスをバッテリーまで引っ張って来て、かつ充電制御センサーを通さないと適切な充電量にならないということだ。

この充電制御センサーを考えてみた。
センサー自体はクリップのような四角い形状になっていて少しだけ隙間がある。
センサーに電流量を計測させるには、四角い形状のセンサーの中に新たにケーブルか板状のモノを通さないといけない。
さらに調べてみるとサイズが合えば板状の端子を差し込んでセンサーの中を通すことができそうだ。

ここでターミナルブロックコネクタバーというデバイスの登場。
本来は端子箱の中で集中アースを取る場合に使用するモノ。
簡単に言うとたくさんの端子を接続できるように板にネジ穴が空いたモノというところ。

バッ直の回路図を考えてみた

今回のコンセプトはサブウーファーを取り付けるということもあるが、ヘッドユニットにも安定電源を供給したい。
シンプルに言うとヘッドユニットとサブウーファー用パワーアンプの2台にバッ直電源を供給する。
しかもサブウーファーは荷物積載の関係で取り外す可能性があるためバッ直とは言えOn/Offしたい。
さらにさらにマイナス側のアース線もバッテリーまで引っ張るというもの。

消費電流はヘッドユニットが最大10A、パワーアンプが最大19Aとなっている。
そこでバッ直電源を2系統引き込むことにした。
ひとつはヘッドユニットへ、もうひとつはパワーアンプへということだ。
アースも別系統でそれぞれの機器からバッテリーまで引っ張ることにした。

今回のバッ直の回路図を作ってみた、2系統のバッ直でマイナス側のアース線もバッ直というのが特徴、パワーアンプ側のバッ直はスイッチでOn/Offできるようにする予定
↑ 今回のバッ直の回路図を作ってみた、2系統のバッ直でマイナス側のアース線もバッ直というのが特徴、パワーアンプ側のバッ直はスイッチでOn/Offできるようにする予定

おまけはパワーアンプ用の電源をスイッチでコントロールできること。
ヘッドユニットとパワーアンプへの電源供給は両方ともリレーを介して供給する(バッテリー上がりを防ぐため)。

部品調達してみた

ここまで計画はバッチリだ、さっそく部品を調達してみた。
最も探し回ったのがターミナルブロックコネクタバー、あまり一般的なモノではないようだ。
サイズが119mm×19mm×1.85mmというモノ、少々長いが幅を優先した。
多少加工は必要だがなんとか装着できそうだ。

今回調達したモノ、右上マイナス用の10AWGケーブル、右下パイオニアのバッ直ケーブル、左上がターミナルブロックコネクタバーと呼ばれる制御盤の中で集中アースを取る穴開きの板、左下はヘッドユニットからパワーアンプまでのRCAケーブル(サイバーナビは1CH→2CHへの変換が必要)
↑ 今回調達したモノ、右上マイナス用の10AWGケーブル、右下パイオニアのバッ直ケーブル、左上がターミナルブロックコネクタバーと呼ばれる制御盤の中で集中アースを取る穴開きの板、左下はヘッドユニットからパワーアンプまでのRCAケーブル(サイバーナビは1CH→2CHへの変換が必要)、エーモンのバッ直キットは未到着

バッ直ケーブルはイロイロ悩んだ。
ケーブルを買って作ろうかと思ったがリレーで断念、そこでバッ直ケーブルセットを2つ調達。
ひとつはパイオニアのモノ(お手軽定番だ)、もうひとつはエーモンのモノ(こちらも定番)。
異なるモノにしたのは意味は無い、どちらが長持ちするか比較してみようという程度のもの。
ちなみに両方とも12Vで30Aの容量となる(エーモンは3.0SQ)。

最後まで悩んだのはマイナス側の電源ケーブルだ。
ピンキリで高級なものは1mあたり2,000円を超えるが、そんなに高級なものは不要だ。
銘柄よりもケーブル太さは最後まで悩んだ。

ちなみにSQ(スケア)とAWG(ゲージ)と容量の比較をしてみると次のようになる。
3.5SQ=12AWG=37A、5.5SQ=10AWG=49A、8SQ=8AWG=61A、22SQ=4AWG=115A

プラス側が3.0SQなので、あまり太くしても意味がない。
でも3.0SQの電源ケーブルって選択肢が非常に少ない(3.5SQも同様)。
しょうがないので10AWGの25ft(7.62m)カットのモノを調達したのだった。

あとは丸型端子やクワガタ端子、それに配線保護材が必要だがホームセンター調達しようと思う。
さてどうなることやら、今から作業が楽しみだ。
用意した部材は以下の通り。

今回はこのへんで
では