自動車メーカーとCES

CESと言えば「Consumer Electronics Show」である。
これは世界的な家電の祭典で毎年新しい家電が発表になる。
例えば新型のテレビ等だ。ここに近年自動車メーカーもブースを連ねることが多くなっている。

車内の家電化が進んでいるのだ

自動車の装備品は通信手段としてWiFiが入ったり、スマートフォンと連携したりしていわば家電化が進んできている。こういった動きを受けての現象だ。
その動きの特徴の1つとしてウェアラブルというキーワードがある。ウェアラブルとは文字通り身に着けたデバイスで何かをこなすことを指すのだが、何かをこなす対象が自動車となっているのだ。
具体例としてスマートフォンと自動車の連携があり、自動車のマンマシンインターフェースをスマートフォンが担っているという訳だ。
mbpebble

メルセデスはスマートウオッチ

メルセデスはスマートウオッチの「Pebble」と提携し、「Pebble」向けの専用アプリ「Digital DriveStyle」を開発している。
「Pebble」からガソリンの残量やドアロックの状態、車の現在地、オーディオの制御、ナビの再検索が行えるらしい。
スマートフォンアプリでこういったことができるのは実例が結構あるが、スマートウオッチというのが新しい。
こうした動きは他にもありBMWは「GALAXY Gear」と連携する。

自動車の自動運転もある

また自動車自体の自動運転の技術もCECにて発表される。
こうした自動車のメカ部分ではなく電気的なというか制御ソフトウェアやマンマシンインターフェースの分野がCECでの内容である。
個人的には自動車のマンマシンインターフェースは非常に重要だと思っている。なんせ機械は発達するが人間の発達は遅々たるものだから。
機械が高度になればなるほど、それを簡単に動かせるマンマシンインターフェースが重要なのだ。
こうした新しい技術が出てくるのが大変楽しみだ。

今回はこのへんで
では