日産新型「パスファインダー」登場、新型の日産顔に変身カッコよろし

パスファインダーと言えば日本で言う初代のテラノが海外ではパスファインダーと呼ばれていた。日本ではなじみの薄い名前だが結構古いのだ。
現在ではパスファインダーはアメリカでのみ販売されるSUVで、非常にコンサバな作りのSUVらしいSUVなのだ。
ここのところの日産は北米マーケット一辺倒で、ヨーロッパではコンパクトクロスオーバーを投入し好調だが、日本国内は全く手抜き状態である。

現在のパスファインダーはUS専用モデル

そんなドル箱の北米マーケットに向けて新型のパスファインダーが投入されているという訳だ。それだけに外観やインテリア、そして性能もなかなか良くまとまったモデルとなっていると思う。
一番変わったと思うのは外観だ、えらくスッキリしてシンプルだが力強さもあり良いデザインだと思う。
ではさっそくスペックを見てみよう。

パスファインダーのスペック

サイズ:全長4,832mm×全幅1,961mm×全高1,768mm
エンジン:3.5L V6
最大出力:260hp
最大トルク:325Nm
ミッション:CVT
駆動方式:FF/4WD
タイヤホイール:P235/65R18またはP235/55R20
サスペンション:前ストラット、後マルチリンク
乗車定員:7人

かなり全幅が大きくってアメリカサイズだが、デザインがスッキリしてそれほど大柄には見えないところがポイントだ。
各部を見ていると使い勝手も非常に良さそうな印象を受ける。
日産新型 「パスファインダー」のフロント画像
↑ 日産新型 「パスファインダー」のフロント画像、グリルが非常にスッキリした印象、これなら日本に持ってきても大丈夫だ、今までの日産の大型SUVは非常にひつこいデザインが多かった、全体的に締まって見えてそれほど実際のサイズを感じさせない秀悦なデザインだと思う、やっと日産がスッキリした印象だ、画像はメーカーサイトより拝借

日産新型 「パスファインダー」のフロント上から画像
↑ 日産新型 「パスファインダー」のフロント上から画像、全体的に余分なラインを排しスッキリしてゴテゴテしてないところが好印象、ボンネットも最近のデザイントレンドで分厚い感じでは無くスッキリ、リアフェンダーはそれなりにボリューム感はあるがそれほど大げさでは無い、画像はメーカーサイトより拝借

日産新型 「パスファインダー」のサイド画像
↑ 日産新型 「パスファインダー」のサイド画像、サイドのキャラクターラインはハッキリしたモノは無く面の抑揚で表現している、ボディーサイズに対してタイヤホイールのサイズもバランスが取れていて違和感が無い、画像はメーカーサイトより拝借

日産新型 「パスファインダー」のボートを引っ張る画像
↑ 日産新型 「パスファインダー」のボートを引っ張る画像、 日本ではせいぜい小さなトレーラーハウスかジェットスキーをけん引するのがせいぜいだがアメリカではこんなボートも引っ張ってしまう、そもそもこんな大きなボートを置いておける場所が日本では無いだろう、ヨーロッパでもアメリカでもこういったトーイング能力はSUVやクロスオーバーの必須科目なのだ、たぶんこの能力で車を選んでいる人も多いに違いないと思う、画像はメーカーサイトより拝借

日産新型 「パスファインダー」の室内画像
↑ 日産新型 「パスファインダー」の室内画像、 見るからに広々とした室内、3列シートでもそれほど狭苦しい印象は無い、個人的には白っぽい内装はアウトドアで汚れた手で触ることが多く薄汚れるので好みでは無い濃い色が望ましいと思う、日本ではどうも許可が出ないがヘッドレストにモニターが埋め込まれているのは新鮮、こうして見ると改めて結構高級車なのを再認識だ、画像はメーカーサイトより拝借

日産新型 「パスファインダー」のラゲッジ画像
 ↑ 日産新型 「パスファインダー」のラゲッジ画像、 どこかのカラクリラゲッジという感じだが3列目は床下収納、荷台は2段になっていて床下にも収納がある、2列目まで倒すとフラットになってSUVの面目躍如といった印象、アメリカでは荷台といいトーイング能力といい道具感が一杯ある、画像はメーカーサイトより拝借

スッキリした日産のクロスオーバーのデザイン

ちなみにアメリカでの価格は330万円から460万円くらいの価格帯になっている。
このデザインなら日本に持ってきても素晴らしいデザインだが、サイズが大きくて日本では持て余す。この新型 「パスファインダー」の小さい版が日本でも出れば人気が出るかもしれない。
日産のSUVやクロスオーバーは、少し前に日本でも発売になっているエクストレイルあたりからスッキリしたデザインになってきている。デザイナーが変わったのだろうか。
今回の新型 「パスファインダー」はさらにこれを推し進めた印象だ。このデザインの方向性は個人的には非常に好みだ。

今回はこのへんで
では