少し誤解していたようだ、「Alfa Romeo 4C」は手の届かない超高額なスーパーカーだと思っていた。だからハナから調べてはいなかったのだ。
思ったよりもお安い「Alfa Romeo 4C」
最近「Alfa Romeo 4C」の記事を見る機会があり読んでみると、思っていたものと全く異なったコンセプトのようだ。
それは軽量を追求することで優れたパフォーマンスを手に入れるというもので、フレームはなんとカーボンモノコックで軽量化を優先するために豪華装備は省略されているという思ったよりスパルタンな車のようだ。
気になる価格はローンチエディションが730万円ということなのでベース車は600万円台と予想されている。これはロータスエクシージやポルシェボクスターあたりと同じ価格帯に入る。
全く実現不可能な車ではなかったのだ。
「Alfa Romeo 4C」のスペック
さっそくスペックを見てみよう。
「Alfa Romeo 4C」スペック
サイズ:全長3,989mm×全幅1,864mm×全高1,183mm
ホイールベース:2,380mm
重量:895kg
エンジン:1,742cc直列4気筒直噴DOHCターボ
最高出力:240ps/6,000rpm
最大トルク:350Nm/2,200~4,250rpm
トランスミッション:6速TCT
駆動方式:ミッドシップ
サスペンション:前ダブルウィッシュボーン、後ストラット
タイヤ:前205/45R17、後235/40R18
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク305×28mm、後ベンチレーテッドディスク292×22mm
最高速度:258km/h
0-100km/h加速:4.5秒
燃費(NEDC値)14.7km/L
燃料タンク容量:40L
パワーウェイトレシオ:3.73kg/ps
価格:56,000ユーロ(約750万円ヨーロッパでの価格)
「Alfa Romeo 4C」の画像
↑ 「Alfa Romeo 4C」のフロント画像、低く幅広くて安定感がある、ちゃんとアルファのアイデンティティーがグリルに表現されている、フェンダーの小さなインテークが気になる、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のフロント斜め画像、フロントからサイドそしてリアにかけてのラインは古い表現だがスーパーカーそのもの、リアフェンダーのエアインテークがミッドシップらしい、ホイールもまたアルファらしくて良い、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のサイド画像、ミッドシップらしいフォルムを見せる、ルーフのラインは平凡、ドアからリアフェンダーにかけてはなかなか官能的なライン、全長が短く非常にコンパクトな印象だ、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のリア画像、最近のアルファのテールライトの処理、あまり仰々しくないリアの作りだ、デカいウィングが付くわけでもなく非常にシンプルな印象、マフラーは左右2本出し、デフューザーが付くようだ、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のインパネ画像、想像していたより非常にシンプルで質素なインパネ、市販車の流用でコスト削減を図っているのが見て取れる、ステアリングは下がまっすぐなタイプ、何回転するのだろう、メーターはディスプレー方式になっているようだ、シフトはボタンで選択する方式でアバルトと同じだ、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のシート画像、シート自体は大変シンプルな形状、ミッドシップなのでリクライニングは無いようだ、固定式のバケットシートでも良かったのではないか、サイドシル部分にカーボン柄が見て取れる、センターコンソールにはちゃんとドリンクホルダーが備わる、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のメータ画像、ディスプレーなのでいくつかのモードに表示を変更できるようだ、左下のレーダーチャートはなんだろう、中央最下部にモード表示がある、これはアルファの車に付いているDNAと同様のモード切替、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のエンジンルーム画像、リアのエンジンベイを開けるとエンジン部分はこのようになっている、あまり見ていて美しいとはいいがたいがミッドシップらしい演出がなされている、軽量化のためにこのハッチにはダンパーも装備されないらしい、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のトランク画像、上のエンジンルームのすぐ後方にトランクがある、ロータスエリーゼやエクシージのようにエンジンのすぐ後方なので熱くなるのだろう、2名分1泊程度の荷物ならなんとかなりそう、こんな車で旅行に出てみたいと心から思う、画像はネット上から拝借
↑ 「Alfa Romeo 4C」のエンジン透視図、1,750ccのオールアルミニウム直4直噴ターボエンジン、ジュリエッタと同じエンジンだがかなり手が入っている、ブロック・シリンダーライナー・吸排気系・クランクシャフト等々が専用だ、画像はネット上から拝借
そうかこんなコンセプトの車だったのかと今更ながら分かった訳だ、先入観念とは恐ろしいものだ。しかしこれなら軽量コンパクトなスポーツカーが大好きな私の好みとも一致する。価格も全く絶望的な価格でもない。
となると今後の動向から目が離せなくなる。
日本仕様の発表は来年早々らしいので楽しみに待つとしよう。
今日はこのへんで
では