VWのEA189エンジン排ガス不正問題に思う:その11、日本のVWのピースオブマインドキャンペーン 努力は分かるが本体がしっかりしないとあかん

    2017/10/30

前回では我々が思った以上にこの問題が大きく複雑だという事が分かりVWの存続にも黄色信号がともっているのではないかと書いた
一方日本国内に目を向けてみるとキャンペーンが目についたのだった。

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日本でのVW

フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社というのが日本のVWの正式な名称だ。
長いので以下VGJと書く事にしよう。
輸入車では良く出てくるインポーターという位置付けだ。

そのVGJが2015年12月20日までキャンペーンを実施している。
このキャンペーンはWeb上のバナー広告でも良く見かけるのでVGJとしても力が入っているようだ。

VGJの2つのキャンペーン

特にこのキャンペーンは名前が付いていないようだがURLを見るとピースオブマインドとある。

http://web.volkswagen.co.jp/ja/volkswagen/peace_of_mind/

だから管理人TomTomはこれを勝手にピースオブマインドキャンペーンと呼ぶことにする。
ピースオブマインドキャンペーンの内容は2種類あって次のような内容となっている。

  • フォルクスワーゲンのオーナー様 無料点検
  • 新規ご購入のお客様 5年間メンテナンスフリー

ピースオブマインドキャンペーンは現VW車オーナーと新規の顧客向けになっている。
内容は特にユニークなものでは無いが実質的ではある。
ただこれで顧客をつなぎ留めれるか? 新規顧客を呼び込めるか? というと厳しいだろう。
何か手を打たなければならないという苦肉の策として始めたものだろうと思う。

しかしこの本質はVW自体のイメージ回復を世界レベルで行わないといけない。
そのためには本社に働きかけてより多くの情報を引き出し方向性をハッキリとさせる事だ。
それを日本の顧客に対してキチンと翻訳して伝える事だ。

だって誰だって車を買うのに潰れそうなメーカーの車を買うなんてことはしないだろう。
VW車自体は良い出来なだけに現場は何ともやるせないと思う。

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2015年10月のセールス実績はどうなった?

2015年10月の日本でのVW車の販売台数は前年同月比で1/2に落ち込んだ。
お隣の韓国でも事情は同じで1/3に落ち込んでいる。
この傾向は定着し、しばらく続くことだろう。

この落ち込み幅が続くようなら、状況がかなり厳しいのは目に見えている。

チーフデザイナーの退社も痛い

現在のVW車のデザインを決定付けたチーフデザイナーのワルター・マリア・デ・シルバ氏が2015年11月末で退社することも報道されている。

管理人TomTomとしてはシルバ氏の功績は非常に大きいと思う。
今のシンプルでクリーンだがVWらしいカチっとしたデザインを確立した人だ。
この人がいないと現在のVW車のイメージは出来上がっていないだろう。
このデザインはやっと最近VW車の全体に行き渡ったところだった。

現在VWの置かれた状況を考えてみると企業全体ひいては製品のイメージを変えていくのは必須事項だ。
これは現在のVW車のデザインは捨て去るという事だ。
それにはチーフデザイナーを挿げ替えるというのは当然の動きだろう。

まだ後任が決まっていないようだが今後のVW車のイメージを決定づける重要なポジションだけに気になるところだ。

VW排ガス不正問題については本当に問題が山積みであることを実感する。

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VW排ガス不正」というカテゴリーを作ったので見て下さい。

今回はこのへんで
では

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