新型プリウス2016に乗ってみた しっとりしてて今までのプリウスと全く違う

    2017/01/24

遅ればせながら新型プリウス2016にディーラーで試乗させていただいた。
新型プリウス2016に関しては発売開始から約1ヶ月で約10万台の受注があったと報道されているので非常に人気が高い。
今回の新型プリウス2016の試乗でその人気の秘密を垣間見たような気がした。

歴代プリウス勢揃い

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試乗したのは素のSグレード(FF)

前回の新型プリウス2016の記事でグレード構成をリポートした際にEグレードも意外とよいのではないかと書いた
今回試乗させていただいたのはSグレード(ツーリングセレクションではない)のFF車でベーシックなモデルだ。

Sグレードは新しモノ好きにはちょっと残念な新型プリウス2016で唯一ニッケル水素電池を積んでいる。
しかし電池が異なるだけでリチウムイオン電池搭載車と比較して走りや燃費性能が異なる訳ではない。
反対にニッケル水素電池については歴代プリウスの長い歴史があり枯れた技術なのだ。

試乗した感想だが結論から言えばこのベーシックなSグレードでも十分な質感を備えていてビックリした。

新型プリウス2016:外観の印象

新型プリウス2016は先代プリウスよりもより未来的な外観になった。
確かにその外観はかなりアグレッシブで見慣れないうちは少し違和感がある。

新型プリウス2016のリア画像

車体の前半分

車体の前の方から行くとグリル部分は天地方向にかなり薄い。
ヘッドライトも薄目を開いた感じでどちらかというと少し怖い表情をしている。
ボンネットについてもかなり低くてTNGAの効果がハッキリと出ている部分だ。

車体の後ろ半分

ルーフは前からなだらかに放物線を描いていてピークがドライバーの頭上くらいに来る。
このルーフ形状かなり空力が良さそうに見え実際に空力はCd値が0.24となっていて非常に良い。
ルーフはなだらかな曲線のままリアハッチへつながりそのままリアエンドに繋がっている。
真横から見るとリアエンドはコーダトロンカ形状となっている。
またテールランプ辺りの造形がアクが強い、良く言えば個性的だ。
ここらへんが個人の好みの分かれるところだろう。

新型プリウス2016のイエローサイド画像

低くなった全高

全高は先代に比較して20mm低くなっているが違和感を覚えるほどのものでは無い。
少し低くなったかな?と感じるくらいである。

タイヤホイール

素のSグレードだったのでホイールは15インチが付いている。
ノーマルのままでは少し奥へ凹んでいて見てくれは良くない。
ちなみにタイヤのサイズは195/65R15となっている。

新型プリウス2016の15インチタイヤホイール

外観は素のSグレードの場合は高級感は無いが少し手を入れれば問題無いだろう。

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新型プリウス2016:室内の印象

新型プリウス2016の素のSグレードの室内の質感は十分高かった。

室内の質感

以前先代プリウスに何度か乗った事もあるし1週間ほど借りていた事もある。
その時に感じたのは樹脂部分が安っぽくて固い印象を受けた事だ。

新型プリウス2016の室内はプラスティック部分が質感を上げていて高級感とは言わないが良い感じに進化している。
ウィンカーレバー等の操作系もしっとりとしていて感触が良かった。
Sグレードの場合はステアリングホイール表面が合皮なのだが感触が良く本革でなくてもこれで十分だ。
それに合皮だと汚れた場合にでも気兼ねなく拭くこともできるので良いと思った。

いい感じのシート

管理人TomTomが感心したのは運転席シートだ。
先代のプリウスのシートはダンピングが足りなくてガサツい印象のシートだった。
これに対して新型プリウス2016の運転席シートは管理人の体重80kgでもダンピングやサイズも十分だった。
特に腰をしっかりとホールドしてかなり座り心地が良かった。
短時間の試乗だったので長距離のドライブに出かけた時にどう感じるかが気になる。

新型プリウス2016のフロントシート画像

広範囲なポジション調整は好印象

感心したのはドライビングポジションがかなり広範囲に調整可能な事だ。
シートハイトを調整すれば管理人TomTomのような極端に座高が高くても頭上は全く問題無いクリアランスが確保できる。
この機構はSグレード以上の装備となっている。
またステアリングホイールのチルト&テレスコピック調整範囲が幅広くて好みのポジションを取れる。

インパネデザイン

インパネやセンターコンソールのデザイン自体は褒められた形状ではないが質感はまずまずだ。
試乗した個体は内装色がクールグレーと言う白っぽい色だったが大胆な塗り分けとなっていて違和感がある。
これならブラック内装のほうが見た感じも質感もより良く見えると思った。
内装全体としてはまずまずの及第点だ、安っぽくないが高級感は残念ながら無い。

新型プリウス2016のインパネ画像

問題の後席は相変わらず

先代プリウスから問題点として上がっている後席は唯一天地方向のサイズが足りない。
管理人のような座高の高い人が後席に座ると頭が天井に擦れてしまいそうだ。
もう少しだけ後席の室内高さが欲しかった。
後席の座り心地はまずまずで足元も広い、ここは先代から確実に進歩したポイントだ。

狭いラゲージ

最後にラゲージだがあまり感心したモノでは無い。
試乗した個体はオプションの緊急用タイヤを装着したFFモデルだった。
傾斜したウィンドウの影響もありラゲージ天地方向に容量が不足している。
車体サイズの割りには奥行きも不足していて4人乗車時の積載性がイマイチな印象だった。

新型プリウス2016のラゲージ

新型プリウス2016:走った際の印象

新型プリウス2016の走りの質感は明らかに先代よりも2段階くらい上がっていると思う。
先代プリウスの走行感はガサついた感触のするものだったがそれは完全に無くなっている。

細かい操作部の質感がアップしている

各操作部がしっとりとしていて非常に高印象だった。
特にステアリングホイールは真円となり回すとスムーズでかなりしっとりとまわる。
先代ではガサツな印象があったのでこれなら非常に操作しやすい。

乗り心地が良い

さらに路面の悪い場所での乗り心地に高級感がある。
先代は路面が悪い時に後輪からボディーがユッサユッサとゆすられている印象があったがコレが全く無くなっている。
キチンと後輪左右のサスペンションが動いて衝撃を吸収していて車体をフラットに保っているのが分かる。
今回の後輪ダブルウィッシュボーン化は大成功だろう。

ボディー剛性はほどほど

ボディー剛性は街中を走っただけなので分かりずらいが固すぎず柔らかすぎずといった印象だった。
ボディーは固く締め上げ過ぎると角が立つ事もあるがうまくチューニングしていると思った。

ブレーキは離す時あかん

ブレーキは踏む際の感触はなかなか良く自然なタッチだった。
反対にブレーキを離す時のタッチは悪く停止寸前でカクンとなる事が多い。
これは極微速でのコントロールでの話だが信号での停止は街中では多いので気になるところだ。

室内はより静かになった

室内は当たり前だが非常に静かで先代よりもかなり改善されている。
特にタイヤノイズが小さくなっている、ひょっとしたら先代はタイヤが問題だったのかもしれない。
今回は15インチタイヤのモデルだがこれで十分だろう。

相変わらずの後方視界

最後に視界の事だが前方斜め方向の視界は大幅に改善されている。
交差点で曲がる際の視界が良好なのだ。
それに比較して後方視界は相変わらず後部ウィンドウが分割されている部分が見にくい。
このボディー形状であるが故の弱点だろう。
駐車時は後方カメラを付ければ解決だが走っている際の後方視界は改善の余地が無い。

新型プリウス2016のリアウィンドウ

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新型プリウス2016:全体的にはどうなのか?

新型プリウス2016は先代に比較して数段進化していると感じた。
街中をタウンスピードで走っただけだが静かでしっとりとした操作感がある。
ワインディングへ持ち込んでみるとどうなるか見てみたいと思った。

管理人が選ぶグレード

管理人TomTom的には装備については素のSグレードでも十分だろうと思う。
もし管理人TomTomが新型プリウス2016を購入するなら素のSグレードにセーフティーセンスPをオプションで指定する。

さらに別の選択肢を考えてみると。
電池の形式にこだわるならEグレードも選択肢としては良い。
EグレードもオプションでセーフティーセンスPを指定する事が可能だ。
ブラインドスポットモニターやパーキングアシストが欲しいならAグレード以上の選択となる。

ツーリングセレクションの存在意義

いつも思うのだがこういったプリウスのようなある意味実用車に17インチタイヤホイールは不要だと思っている。
例えば足回りが変更されてヨーロッパ仕様になっているとか明らかに異なる場合は存在価値がある。
実際素のプリウスとツーリングセレクションの足回りが異なるという情報は無いがそれほど違いがある訳でもないようだ。
とするとツーリングセレクションは見てくれの17インチ化という事になってしまうがこの状態ならメリットを感じない。
せっかくスポーティーモデルを設定するのならもう少しこだわった設定をした方が良いだろうと思う。

新型プリウス2016のツーリングセレクションのタイヤホイール

今回はこのへんで
では

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