加齢とプリウスミサイル ひょっとしたらあの醜悪なデザインが関係しているのかも?

最近プリウスの暴走についての話題がたくさん目につくので読んでみた。
それによると最近のプリウスの暴走についてのカラクリが解けたと言っているようだ。
高齢のドライバーによる暴走が続いているのも気になるところ。
以前に増して高齢ドライバーの比率も上がっているのだろうと思う。
そんなことを書いてみた。

プリウスに対しての個人的印象

管理人が感じているプリウスというクルマと、そのドライバーに対しての印象を少しだけ書いてみる。
あくまでも管理人個人の感想なのでご了承いただきたい。

マイナー前の50系プリウスのテールランプ
現行50系プリウスの星が割れたテールランプ、夜は最悪だ
toyota.jp

1代目プリウス(10系)についてだが、もうこれはアーリーアダプターが飛びついたということ。
ハードウェア的にもかなり買った人はチャレンジングだったと思う。
だがそれほど極端なトラブルは無く、さすがトヨタという印象だ。
乗っている人も新しもの好きだが変な人は少ないと思う。

2代目プリウス(20系)は燃費オタクの時代だ。
自分の燃費のことだけを考えて他の車に対して迷惑をかける唯我独尊状態だった。
ハードウェアとしてはななり洗練されてきたと思う。
管理人は歴代プリウスの中で今でも一番好きなモデルが20系プリウスだ。

3代目プリウス(30系)でやっと普通になってきた。
たぶんドライバーの側がプリウスを特別と思わなくなったからだろう。
管理人も30系プリウスで走り込んでみたが乗り心地以外はまずまずといったところだ。
まだ燃費オタク御用達という部分が抜けていはいないがカローラ化した(表現が古いか)。

4代目プリウス(50系)ではアメリカ受けする先進性のデザインとなり非常に外観が悪くなった。
一方リアサスペンションが独立になり、乗り心地に関して言えば一気に高級感が増したように思う。
そして高齢者が唯我独尊状態で乗るプリウスが非常に多くなったと感じる今日このごろではある。
これは燃費がどうのこうのという次元ではなく、郊外の速い流れに乗れないスキルのドライバーがプリウスに乗り始めたということだろう。
つまり一言で言うと下手くそなドライバー御用達となってしまったプリウスなのだ。
それに醜悪なフロントデザイン、気持ちの悪いリアデザインで一気にクルマとしての魅力がなくなった。
そうしたプリウスに乗るのは唯我独尊な下手くそ高齢ドライバーだ。

現行プリウスの客層が今の現実を作っている

管理人が個人的に思うに、今の現行型プリウス(50系)は下手くそ高齢者御用達となってしまったのが原因のひとつかも知れないと思っている。
つまりクルマに対するスキルが非常に低い人が多く乗るようになったということだろう。

マイナー前の50系プリウスのフロント部分
現行50系プリウスのフロント部分

toyota.jp

今話題のプリウスのシフトレバーだって以前からこの形だった。
プリウスのシフトレバーの形状は今に始まったことではないのだ。
それでも20系30系では最近の事故のように重大なものは少なかったと思う(調べたわけではない)。

プリウスのシフトレバーは実際にはRとDしか入れなくても良いので何も意識しなくても操作できる。
管理人もトヨタから借用して30系プリウスを10日ほど乗っていたがシフトレバーに関しては全く問題はなかった。
違和感も感じなかった。

現行プリウス(50系)について管理人の勝手な意見は次のようなものである(現行型プリウスのオーナーの方ごめんなさい)。

  • あのフロントデザインのプリウスを買おうとする時点で個人的には信じられない。
  • あのリアデザインのプリウスを買おうとする時点で個人的には信じられない。
  • デザイン以外はプリウスとしては完成形に近くなってそろそろ買っても良いかと思う人が増えた。

こうしたことから、高齢で、保守的で、デザインに頓着しない、運転の下手くそな、層が現行プリウスに乗るという現象になったのだろう。
思うにデザインの素晴らしいクルマはスマートに運転したいと思うのが自然だろう。
一連のプリウス現象はひょっとしたらあの醜悪なデザインが影響しているのかも知れない…。

年取って思う集中力の切れた時のあたふた

管理人はつい先日ヒヤッとしたことがあった。
それは自宅前でゆっくり走りながらシャッターのリモコンを操作していた時のこと。
リモコンに気を取られたので隣家のガレージに突っ込みそうになった。
すぐ気づいたのでステアリングを修正して事なきを得た。

この時は自宅へ戻ってきたということで緊張感が途切れていた、加えてアプローチ道路に見慣れない駐車車両がありそれに気を取られたという2点が重なった。
その結果リモコン操作する際に前を見ているようで見ていない状態に陥っていた。
溝蓋を踏む音でやっと気がついたのだった。

こうした事は加齢でということでは無い。
だが緊張感が途切れたり、他に気を取られたりすると発生する可能性がある。
問題はこの後のリアクションなのだと思うのだ。

間違っていたことに気が付き、その後の修正作業を反射的に行う。
この時に適切な行動がキチンと取れるか?ということに尽きる。
これが出来ないと暴走するということに繋がるのだろう。
この部分は加齢と大いに関係があると思う。

やっぱりカッコよいデザインのクルマに乗りたいと思う

クルマって実用に供する道具ではあるが個性を発揮できるモノだと思う。
トヨタは「愛車」というのはクルマだけと言っているが、現行プリウスの醜悪なデザインはどうしたことだろう。
これでは「愛車」と呼ぶにはあまりにも醜いデザインではないだろうか。
現行プリウスの中身は確実に進化しているにもかかわらずこれではダメだ。

「愛車」というのであれば愛着の持てるカッコの良い外観デザインでないといけない。
高価な買い物であるクルマはそうした意味では個人個人のセンスが出る。
いくら年を食ったからってカッコよいクルマに乗ろうという感情は失いたくない。
そんなこと当たり前じゃないか、と思う。

管理人はどうも暴走するプリウスにはこうした愛を感じないのだ。

今回はこのへんで
では