遠出ができないので近場で林道を走ってみた

このご時世なので遠出ができない、そこで近場で林道を探索してみた。
こんなことを考えている人が多いみたいで郊外のワインディングは2輪で溢れかえっていた。
そんなことを書いてみた。

運動不足である

最近腰の調子が悪い、原因はよく分かっている、運動不足なのだ。
在宅勤務が長くなると慢性的な運動不足で体のアチコチで不都合が出てくる。
管理人の場合、その一つが腰に来てしまう。
というわけで先週から腰の調子が悪かった、そこにJB74ジムニーシエラを洗車したものだからなおさらだ。

しばらく大人しくしていたが、どうにもこうにも欲求不満というか走りたい病が出てくる。
そこで本当に近場で知らない山に入ってみることにしたのだった。
それも午前中のみというスケジュールで出かけてみた。

ダム湖から峠を越える荒れた林道、クルマの走った痕跡がほぼ無い

郊外のワインディングは2輪で溢れかえっていた

近場で山に入ろうと出かけたわけだが、郊外のワインディングはビックリするくらい2輪で溢れかえっていた。
天気も良いし、皆ストレスが溜まっているのだろう、それに梅雨の合間の良い天気だった。

これだけ2輪が多いと、個人的には気持ち悪い。
ソロで走っているライダーはまだ良いが、だいたいグループになっている。
個人的にはイージーライダーの影響だと思うが、2輪なんて4輪よりも自由の象徴のような乗り物だ。
そんな自由な乗り物なのにグループで走るのだろうか?不思議で理解できないというか気持ち悪い。

そんな2輪乗りに最近辟易するのはスキルが下手すぎること。
管理人のJB74ジムニーシエラを抜いていくのは構わない、だがすぐに追いついてしまうのはいかがなものか?
クロカン四駆のJB74ジムニーシエラでさえ追いついてしまう程度のスキルで直線で抜いて行くのだ。
抜いていくのは自由だが、抜くのならもっと速く走ってほしいものだ、せっかくのワインディングで前が塞がれて気分悪い。
速く走れないその程度のスキルなら抜くなと言いたい。

中にはスマートにシャキッと抜いて、またたく間に見えなくなるライダーもいる(100%ソロ)。
こうした具合だとこちらも抜かれたことを気にせずに済むし気持ち良い。
こうしたライダーほど追い抜きざまに片手を出して礼をすることが多い。

本当に近場で未舗装林道に遭遇するとうれしい

未舗装の林道は意外と近くでもあるものだ。
今回はワイディングを走っていて、なんやらダムと書かれた看板に反応した。
ダムに行ってみようと思ったのだ(初めて聞くダムだった)。

ダムに行ってみるとダム湖の周囲には道路があり、半分は舗装、残りは未舗装だった。
その未舗装の林道を走ってダムの反対側に行ってみた。
誰とも遭遇しない、わずかに新しい2輪のタイヤ痕が残っているのみだった。

偶然見つけたダム、ダム湖を取り巻く道は半分が未舗装だった

一昔前はダム湖を取り巻く道はほとんどが未舗装だった。
そういった場所でラリーのダートの練習をしていたものだ、それも夜間に。
今ではそういった道は少なくなった、ほぼ舗装されている。

実は今回のメインはこのダム湖を取り巻く未舗装路ではない。
ダム湖から峠を越える道を見つけたのだった。

轍と倒木それに湧水

このダム湖から峠を越える林道が結構ハードだった。
もちろんガードレールなしでところどころ倒木がある。
それに今回は降り続いた雨の影響で道路脇からの湧水がひどい轍を刻み込んでいた。
時々クルマを降りて轍を確認しながら進んだ。

こうした少しヤバそうな未舗装林道は少し緊張する。
もちろん携帯電話は圏外だし、全くクルマもバイクも来ない。
ハマると徒歩でレスキューを頼まないといけないのは明白だ。
面白いのはナビの地図(インクリメントP)にはこの峠は載ってない、しかしGoogleMapには載っている(圏外だったが)。
これはある意味すごい事だと思う。

距離にするとこの峠は4~5kmほどだが、近場では珍しくあまり人が入った形跡がない。
林道の路面自体も補修がなされておらず少々荒れている。
水が刻んだ轍は深さがホイールの半分ほど、ライン取りを間違うと亀になる。
時々、倒木ほどではないが太い枝が横たわっているのをクルマから降りて取り除きながら進む。

ダム湖から峠を越える荒れた林道、倒木もあるが水の流れている掘れた路面は結構やばい

峠の頂上手前で湧水による轍、正確には轍ではなく水が流れている縦溝は終わりだった。
峠からの下りは路面は荒れているが比較的平和だった。
久しぶりに楽しかった。
次はコーヒーを沸かす道具を持ってこようと思う。

今回はこのへんで
では