ツーリング三昧の1年だった2017年 稀代の軽ミッドシップスポーツカーであるS660の存在に感謝したい

2017年の年末である、それも大晦日となってしまった。
時の経つのは早いと最近しみじみと思う。
自分に残された老い先を考えると、今のうちにやり残したことをやっておきたい、それも身体の動くうちに!と考えるようになった。
それが2017年の念頭に書いた「謹賀新年 2017年は好きなことをする 人間が操って楽しい原始的な車が重要だ」という記事だった。
やはりクルマは自分の意思で運転して、その喜びを感じるものだと思っている。
管理人の場合、2016年にS660を手に入れてクルマを弄ったり、その弄ったクルマでツーリングに出かけたり、そのツーリングの目的はクルマを楽しむことと、それ以外にプラスαを盛り込んだ。
一言で言えば「クルマ好きで歴史好きなオッサンが一人で出かけるツーリング」に開けくれたということだろうか。
そんな2017年の1年間を振り返ってみた。

「クルマ好きで歴史好きなオッサンが一人で出かけるツーリング」にピッタリのS660

丹後半島の弥栄町や峰山町はこんな感じ

管理人TomTomは冒頭のように「クルマ好きで歴史好きなオッサンが一人で出かけるツーリング」に出かけるのが大好きだ。

ミニマルデザインとしてのS660

S66で行ったポートアイランド、水上警察署前の岸壁

ツーリングに出かけると道中の峠はS660を堪能できるし、目的地へ付けば軽自動車だけに駐車スペースや狭い路地でも持て余さない。
そりゃS660はものすごい加速はしないし、最高速だって軽自動車だから135km/hでリミッターが効いてしまう。
いわば現在日本で考えられるミニマムなスポーツカーだ。

環境のことも考えたらベストチョイス

S660の洗車:S660のエンジンルームは水が上からかかることが想定されている

S660は今まで所有したクルマの中で一番ツーリングに出かけているクルマだろう。
それには前述のS660のスポーツカーらしさ、それに取り回しの良さ、に加えて燃費の良さというのもある。
管理人TomTomは貧乏性のせいか、こうしたツーリングに出かけて燃費が悪いと、どうにもこうにも居心地の悪い感覚を持ってしまう。
その点S660は非常に燃費が良い、特にツーリングに出た際の燃費ときたら20km/Lを下らない(しかもレギュラー)。
昨日も伊勢までお伊勢さんへお礼参りとしめ縄を買いにプチツーリング(日帰り500km未満)してきたがいつものように良好な燃費だった。
これは非常に精神衛生上良いのだ。

出来る限り駆動系はノーマルで乗りたい

これは管理人TomTomの個人的な考えだが、環境のことを考えると出来る限り駆動系はノーマルで乗りたい。
これは次世代の人たちに環境面で、できるだけクリーンな環境を残したいと考えるからだ。
だから若かりし頃に流行ったような触媒を取り去り直管で繋いでしまうというような事はNGだと考える。
だから将来的にリミッター解除等のECU制御は変えることはあるかもしれないが、基本的にレギュラーガソリン給排気系ノーマルでS660に乗りたいと考えている。
と言っても駆動系以外の部分については、すでにハードトップやフルバケットシートを入れてしまったが、自分の好みと目的のモノを入れていきたい。
次は足回りをなんとかしたいところだ。

うれしいことにS660に若い人が増えてきた

最近Web等を見ているとS660に若いオーナーが増えてきているような雰囲気がある。
弄る素材としても、ミッドシップ等で画期的なルックスのS660だから弄り甲斐もあるというものだ。
特に外装はかなりカッコよいモノが出てきている。
言い方は古いがスーパーカーのミニ版というところだろうか。
やはりクルマはカッコとくないとあかん。

S660が出た当初はオッサンばかりが昔を懐かしんで乗っていたという雰囲気がいっぱいだった。
それがココに来て少々変わってきたようだ。
とても良い傾向だと思う。

S660と共に走りに走った2017年 年間15回以上のツーリングだった

どうも管理人の場合、クルマ生活はS660が中心になって、嫁さんのBRZはなかなか乗る機会も少なく記事も少ないのだった。
今までにツーリング関係で掲載した記事の一覧を改めて走行距離と燃費と共に上げてみた。

2017年に敢行したツーリング一覧

2017/12/30 お伊勢さんお礼参りと伊勢のしめ縄を買いに行くプチツーリング

2017年12月30日に伊勢で買ってきた伊勢しめ縄

S660(未掲載)
382.1km
22.5km/L

2017/12/05 思い立って 熊野 十津川村 瀞峡 吉野山を巡るプチ弾丸ツアー たいへん清々しい気分になれたのが収穫

S660
412.5km
20.9km/L

2017/11/28 舞鶴で海軍カレー食べて丹後半島の渡来系神社を大雨の中巡るプチ弾丸ツアー そして「A.i.R.」の微調整は成功

S660
411.1km
23.1km/L

2017/10/08 S660に「A.i.R.」を取り付けてシェイクダウンに出かけた ゆるバケとはよく言ったものだ 普段使いには最適

S660
394.6km
23.5km/L

2017/10/01 飛騨高山からお届けします BRZで行く たまにはゆったりツーリング

BRZ
750km
12.61km/L

2017/09/03 織田信長末裔が治めた柏原で歴史を感じるプチツーリング

S660で行く織田信長末裔が治めた柏原で歴史を感じるプチツーリング

S660(未掲載)
187.0km
22.3km/L

2017/08/28 但馬国一宮の粟鹿神社を訪ねるプチツーリング

S660で行く但馬国一宮の粟鹿神社を訪ねるプチツーリング

S660(未掲載)
186.4km
21.5km/L

2017/08/17 S660で行く 岐阜から湖北へ峠超え弾丸ツアー 大雨だったがS660の安定性はピカイチだった

S660
497.4km
24.3km/L

2017/08/15 S660で行く 標高1000mの氷ノ山で涼を感じる弾丸ツアー やっぱり涼しい

S660
503.4km
22.4km/L

2017/07/19 S660で行く桃太郎伝説を訪ねる岡山弾丸ツアー リベンジ編 ついでにブレーキの感触を確かめてみた

S660
598.1km
20.8km/L

2017/07/09 S660は熱中症にご注意 高速道路も国道も走らずに京都へ行ってきた

S660
148.2km
21.0km/L

2017/07/02 BRZがまだ馴染まないのでプチ弾丸ツアー 豊岡鞄を見に行った

BRZ
371.9km
13.4km/L

2017/06/20 BRZアプライドE 納車早々に紀伊半島ツーリング737kmのインプレッション

BRZ
737.3km
13,5km/L

2017/06/17 伊勢志摩からお届けいたします BRZのシェイクダウンツアー

BRZ

2017/06/15 突然ですが旅に出ますっ 今週末はゆったり紀伊半島ツーリングで車三昧の予定

BRZ

2017/05/15 S660で行くひたすら走るだけのプチ弾丸ツアー 国道477号線を走破してみたかった

S660
334.1km
24.1km/L

2017/04/19 S660で行く遅めの桜を求めてプチ弾丸ツアー 京都美山町で最後の桜を満喫

S660
219.5km
22.8km/L

2017/04/04 S660で行く春の但馬と丹後へのプチ弾丸ツアー 樽見の大桜は早すぎたけど丹後半島で春を満喫

S660
397.4km
22.2km/L

2017/03/01 S660で行く鉄の歴史と備前焼の岡山弾丸ツアー 寝坊と渋滞で途中で断念し弾丸になれず備前焼だけ堪能して帰る

S660
355.0km
23.1km/L

2017/02/02 S660で行く熊野詣と海を見に行く弾丸ツアー 雪のない紀伊半島西側の海沿いを走ってきた

S660
525.4km
23.9km/L

振り返ってみると

S660で行くお伊勢さんお礼参りと伊勢のしめ縄を買いに行くプチツーリング 高見山トンネル

こうして改めて2017年のツーリング記録を振り返ってみるとほとんどがS660で出かけている。
こうして記録があるだけでもS660だけでの年間に15回、距離にして5,552.2kmほど走っている。
平均すると1回あたり370.15kmとなる。
こうしてみると管理人TomTomの場合は、一人で峠を超えてツーリングに出かけるというクルマの使い方がS660にピッタリだったのだろう。
さらに燃費も20km/Lを割り込んだことがない。
これはS660の特筆できる特徴なのではなかろうか。
まさに2017年を振り返ってみると「2017年は好きなことをする 人間が操って楽しい原始的な車が重要だ」という事を地で行ったのではなかろうか。
つまり本能のおもむくまま目標達成ということだ(苦笑)。
この分ではS660はなかなか手放せそうになく依存症になりそうだ。

スポーツカー三昧できる環境だが身体は一つ

管理人TomTomの家にはS660の他にBRZもある。
このBRZは2017年に導入したアプライドEモデルだが嫁さん専用車である。

S660とBRZのツーショット、2代とも白になってしまった

管理人TomTom的にはBRZでも、もっともっと走りたいと考えているのだが時間的に身体がいくつあっても足りない。
クルマを楽しむのはお金儲けをして、クルマを手に入れる、そしてクルマを楽しむ時間、を手に入れるということが揃わないと実現しない。
そういう意味では管理人TomTomはまだまだ志(こころざし)途中だ。

いまだにクルマに関しては管理人TomTomは夢をいくつか持っている。

  • 若い頃やっていたようなラリー競技に再び出てみたい。
  • 管理人TomTomが考える究極にストイックなクルマであるロータスエリーゼを手に入れたい。

この長年の夢には2017年はちっとも近づいていないのは少し残念だが、明らかにドライビングは思い出して少しマシになったと思う(苦笑)。

こうした事を実現するためには日々精進するしか無い。
誰でもそうだと思うが、好きなことをするために、ひたすら努力をする。
クルマというのはこうした活力を生み出す源(みなもと)でもあると思う。

そして「古典的な」と将来言われるであろう現在の内燃機関のクルマを出来る限りクリーンに楽しみたい。
というこの2017年の1年だったと思う。

さて皆さんはどのような2017年だったのだろうか?
大晦日に考えてみるのも一興だ。

今回はこのへんで
では