BMW「2シリーズ グラン ツアラー」で日本のミニバンへ本格参入

    2015/06/20

BMWとしては初物尽くしの「2シリーズ グラン ツアラー」が日本でも2015年6月6日より発売になる。
ベースとなった「2シリーズ アクティブツアラー」はBMW初のFF車だったが、今回発売になる「2シリーズ グラン ツアラー」は3列シートのミニバンなのだ。

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日本ではファミリーカーと言えばミニバン

現在のところ日本では大小の違いはあるがファミリーカーと言えばミニバンが主流だ。この日本でのミニバンの定義は非常に曖昧だが3列シートで7名乗車以上というところだろう。2列シートだとミニバンとは実質言えない状況だ。
大型ではトヨタのアルファード/ベルファイア、中型ではやはりトヨタのノア/ヴォクシー日産のセレナそれにホンダのステップワゴンあたりが人気だ。良く売れているだけあってユーザーが求める要求も非常に高いモノがある。それは走行性能はもとより燃費、それに室内空間、走っている時の存在感等と非常に幅が広い。
そこに「2シリーズ グラン ツアラー」がどれだけ食い込めるかが注目だ。

「2シリーズ アクティブツアラー」が発表された時には話題満載だったが

BMWの「2シリーズ アクティブツアラー」が発表された際には非常に話題になった。というのはあのBMWがついにFF車を販売するのかというユーザーの反応だった。その理由は「駆け抜ける歓び」を標榜するBMWはFRで重量配分に考慮した車作りをするという今までの歴史があるからだ。
しかし良く考えてみると既にMiniでFFのノウハウを十分持っているので、逆に満を持してという表現のほうが当たっているのかもしれないのだ。
さらにiシリーズに見るように今までとは異なるサスティナブルな車作りを自動車メーカーとして求められているという事実もある。こういうところからBMWはiシリーズ以降少し方向が変わったように思える。
2シリーズ グラン ツアラーのフロント画像
↑ 2シリーズ グラン ツアラーのフロント画像、前から見るとBMW顔、他のモデルとの近似性は無いがサイズの割には堂々とした外観だ、画像はメーカーサイトより拝借

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「2シリーズ グラン ツアラー」は最初からディーゼルモデルもある

3シリーズで定着したBMWのクリーンディーゼルだが、「コンセプト アクティブツアラー」でも最初からラインアップする。ミニバンでも燃費を気にするユーザーが多く、このジャンルでのディーゼルエンジンを積んだライバルが少ないためアドバンテージが大きいだろう。
それに車体の比較的重いこのジャンルの車を動かすのにトルクの太いディーゼルエンジンは最適なのだ。走らせる感覚もなかなか良いのではないかと予想できる。
2シリーズ グラン ツアラーのリア画像
↑ 2シリーズ グラン ツアラーのリア画像、リアは今まで見たことの無いBMWとなっている、こんな垂直になっているリアゲートはこのシリーズ独特のモノだ、画像はメーカーサイトより拝借

日本でも取り回しが楽そうな「2シリーズ グラン ツアラー」

「2シリーズ グラン ツアラー」の概略のスペックは次のようになっている。

サイズ:全長4,565mm×全幅1,800mm×全高1,645mm(アクティブツアラー比較で215mm長く95mm高い)
ホイールベース:2,780mm(アクティブツアラー比較で110mm長い)
最小回転半径:5.7m

218i(ノーマル/Luxury/M Sport):燃費16.5km/L(JC08)

エンジン:1.5L直列3気筒DOHC、BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン、136ps/220Nm
車両重量:1,570kg

218d(ノーマル/Luxury/M Sport):燃費21.3km/L(JC08)

エンジン:2.0L直列4気筒DOHC、BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン、150ps/330Nm
車両重量:1,610kg

220i(Sport/Luxury/M Sport):燃費15.8km/L(JC08)

エンジン:2.0L直列4気筒DOHC、BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン、192ps/280Nm
車両重量:1,630kg

少々回転半径の大きいのが気になるがサイズ的には日本で普段使用するのに全く問題無いサイズに収まっている。
クリーンディーゼルの場合はフルタンクで61Lなので、単純に燃費が20km/Lとして航続距離は1,200kmとなりツアラーとしても優秀だ。
2シリーズ グラン ツアラーのサイド画像
↑ 2シリーズ グラン ツアラーのサイド画像、220iは205/55R17のタイヤホイールを履く、その他のモデルは205/60R16の設定だ、ホイールベースが長く前後のオーバーハングが短いのが分かる、これによりスペースが有効に利用できている、サイドのキャラクターライン以外はミニバンのシルエットだ、画像はメーカーサイトより拝借

2シリーズ グラン ツアラーのインパネ画像
↑ 2シリーズ グラン ツアラーのインパネ画像、インパネは最近のBMWそのもの、シンプルとは言わないが飽きのこないデザイン、しかし華は無い、シートが非常に良さそうな印象だ、画像はメーカーサイトより拝借

2シリーズ グラン ツアラーのシート画像
↑ 2シリーズ グラン ツアラーのシート画像、シートはたっぷりとしていて比較的ルーズな形状、シンプルでクリーンそれに明るいイメージがある、シート色でかなり印象が変わる室内だ、画像はメーカーサイトより拝借

2シリーズ グラン ツアラーの3列目シート画像
↑ 2シリーズ グラン ツアラーの3列目シート画像、3列目は大人が座るには少し狭い、幅とフロアからの高さが不足気味、画像のように子供用と割り切った方が良いだろう、ただ3列目シートがあるのとないのでは全く車のキャラクターが違ってしまう、画像はメーカーサイトより拝借

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プラグインハイブリッドモデルの投入はまだ先か

「2シリーズ グラン ツアラー」の価格設定は358万円からだが、これは十分国産の大型ミニバンと競合する価格だ。国産ミニバンでは物足りない人には良い選択だろう。
また「コンセプト アクティブツアラー」が発表された際のパワートレインは1.5Lのプラグインハイブリッドだったが今のところラインアップには無い。これはディーゼルへ方向転換なのかそれとも遅れてプラグインハイブリッドが出てくるのかは現在不明だがこちらも魅力的だ。

今回はこのへんで
では

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