スズキの東京オートサロン2016用出品車両が非常にマニアックだ

ここのところスズキネタが続き恐縮だが内容が面白いので取り上げてみた。
それは東京オートサロン2016に出品する車両を見ていたところ大変マニアックな事を発見したからだ。
それではそのマニアックな内容を順番に見てみよう。

アルトワークスGP

この車両はMotoGPに参戦するスズキチームのイメージで作られたアルトワークスだ。
さっそく画像を見てみよう。

スズキの東京オートサロン2016のアルトワークスGP

スズキアルトワークスのノーマル車両

このアルトワークスGPをノーマルのアルトワークスと比較してみると面白い事が分かる。

タイヤホイールは明らかにインチダウンされていて車高が2~3センチほど下がっているのが分かる。
本格的にサーキットを走らせるには丁度良さそうなセッティングなのだ。
ショーモデルとしてはペッタンコのタイヤホイールを履く方が見栄えがすると思うのだが実際にサーキットを走らせる車両なのかもしれない。
こういうところに非常にマニアックなスズキの姿勢を感じる。

こういったデータを公開してもらえれば新型アルトワークスやアルトターボRSでサーキットを走ろうとしているユーザーにとって有益な情報となるだろう。

ハスラー ラフロードスタイル

こちらも細部を良く見てみると非常にマニアックな仕様となっていて興味深い。

東京オートサロン2016用のハスラー ラフロードスタイル

スズキハスラーJスタイル2のノーマル車両

こちらも負けず劣らず興味深い車両なのだ。
というのは以前からハスラーのオフロード仕様化が一部で盛り上がっているのだがその傾向を取り入れている。
タイヤホイールはインチダウン化されてオフロードタイヤを履いているのが見て取れる。
ついでに車高が上がっているのが分かるだろうか。

ショー用とは言えこうした非常に細かい仕様変更は競技車でもない限り珍しいと思うのだ。
スズキはこうしたトレンドをちゃんとウォッチしているのだろう。

このままの仕様で4WDモデルが出たら改造しなくても良いので助かる。

イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト

イグニスの場合はまだ発売されていない事もあり変更箇所が良く分からないというのが正直なところだ。
ただ発売前からこういったモデルを出品するところを見ると自分好みに改造するベース車としての提案だろう。

実は管理人TomTomは新型イグニスにはひじょうに期待している。
国内における5ナンバーサイズのクロスオーバー4WDとしては唯一に近い存在となるからだ。

こうしたコンパクトなクロスオーバーを自分好みに弄って遊ぶのはバブルの頃に流行った4WDブームとは異なり少しエコな傾向なのだ。
2名程度で林道を攻めたりツーリングに出かけるにもこうしたコンパクトなボディーは非常に有利だし燃費が良い事が重要な条件となる。
管理人TomTomはこうした思いを持っている。

東京オートサロン2016に出品の新型イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト

スズキ新型イグニストレイルコンセプトのフロント画像

新型イグニスのウォーターアクティビティーコンセプトはノーマルとそれほど違いは無いようだ。
しいて言えばタイヤホイールが異なる事くらいだろうか。

明らかに新型イグニス ウォーターアクティビティーコンセプトのタイヤホイールのほうがカッコ良いのでこちらで発売したら良いのにと思う。

管理人TomTom的には新型イグニスにもオフロードタイヤを履かせたスペシャルモデルがあれば面白いと思う。
もちろん2センチくらい車高を上げて細いオフロードタイヤを履かすのだ。

最近のスズキの姿勢

最近のスズキは軽自動車が伸び悩んで会社としての調子が良いとは言えない状態だ。
だがニューモデルを続々と投入しアグレッシブな姿勢を見せているところは大いに評価できるだろう。

管理人TomTomが最近のスズキが良いなぁと思うのは実際のユーザーの気持ちと言うかやりたいことを把握しているような印象を受ける事だ。
地道だがこうしたユーザーフィードバックを続けることでスズキの会社自体に対して親近感を持てるようになると思うのだ。
こうした事を感じる日本の自動車メーカーは他にトヨタくらいだ。

他の自動車メーカーではこうした傾向が薄れてきてしまった。
大きなマーケットの北米を向いている事が丸分かりだからだ。
これは正直言ってあまり気分の良いモノでは無いし、その自動車メーカーに対して共感が出来なくなってしまう。
国内マーケットについて言えば他の自動車メーカ―もスズキやトヨタを見習ってほしいものだ。

今回はこのへんで
では