東京お台場の青海で2つの自動車施設を回ってみた ありきたりで不満の残る内容だった

前回お台場の自動車関連の施設を回ってみると書いた
さっそく土曜日にゆりかもめで長々と揺られて行ってきたので感想を記録しておく。
結果から言うとそれほどビックリするような施設ではなかったというのが正直な感想だ。
もっと凄いのかと思っていたがヒストリック関連を除いて少々ガッカリだった。

お台場の青海は巨大ショールームの集積地なのだ

今回はお台場の青海(あおみ)にあるBMWとトヨタのショールームを半日かけて回ってきた。
お上りさん丸出しだが各自動車メーカーが力を入れて作り上げたショールームを見たかったのだ。
アクセスは車で行くとそれほど遠くは無いが電車で行こうとすると「ゆりかもめ」で延々と文字通り揺られて青海駅へ行くことになる。
もっと研究すれば効率的な行き方があるのだろうが今回は正攻法だ。
まずはBMWのショールームへ行ってみた。

「BMW Tokyo Bay」は国内最大規模のショールーム

最初に訪れたのは「BMW Tokyo Bay」で中に入ると展示台数が半端ない。
日本国内のBMWの全車種とは言わないがほとんどの車種が展示されていて実際に触れる事ができるようになっている。
これはかなり貴重な存在というか場所でこれだけの車種を見れるところは他に無い。
特に珍しい車種を見たいと思ったら迷わずここに行くべきだろう。

「BMW Tokyo Bay」の外観

管理人TomTomが見れて良かったと思ったいう車種はi3、i8、M2、M3、M4あたりの車種だ。
大柄な車には残念ながら興味は無いのでパスしたのだった。

さらにちょっと興味を持ったのが2輪のコーナーだ。
BMWの2輪というと大排気量のゴツイものばかりだが中にはプロトタイプだが小排気量のモノもあり女性がまたがっても十分行けそうな車種もあったのが印象的だ。
もう少し日本の国内事情にふさわしい車種展開をKTMのように行うと良いと思う。

今回BMWもMINIも試乗は行わなかったが近所のディーラーではなかなか回ってくる機会が少ない車種はここで試乗するのも良い作戦だろう。

BMWブランドショールームの印象は客を吟味する目が厳しくBMWの通常のディーラーと変わらない。
ビジネスだからしょうがない部分もあるがせっかく国内唯一規模のショールームなのだからもう少しBMWブランドを広めるという姿勢が欲しいと思う。

一方MINIは比較的フレンドリーな印象でこうした場所にふさわしい対応だった。
BMWのスペースに比較すると近所のディーラーでも大型のモノとそれほど違いは無いので見るべきものは少ない。
写真も撮ろうという雰囲気では無かったので全く撮っていない、悪しからず。

トヨタのヒストリーガレージは最高だった

BMWは前述のようにショールームの域を出ないものだったがトヨタのヒストリーガレージという施設は最高に面白かった。
ちなみにトヨタ関連はヒストリーガレージという場所とメガウェブの2つの場所がある。
特に現在ヒストリーガレージは歴代のWRC特集を組んでいるのでラリー好きにはたまらない展示内容となっている(来年WRC参戦を盛り上げようとしているのだろう)。

せっかくこういった集客の期待できる場所に作るのだからこうしたディーラーではできない展示内容は非常に貴重だ。
特に今回のようなWRC関連の展示は他では見る事が出来ないのでなおさらだ。

懐かしいトヨタのWRCマシン

トヨタヒストリックガレージで展示中の1985年TA64セリカ
トヨタヒストリックガレージで展示中の1985年TA64セリカ

クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1990年ST165セリカ
トヨタヒストリックガレージで展示中の1990年ST165セリカ

クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1993年ST185セリカ
トヨタヒストリックガレージで展示中の1993年ST185セリカ

クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1995年ST185セリカ
トヨタヒストリックガレージで展示中の1995年ST185セリカ

クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1995年ST205セリカ
トヨタヒストリックガレージで展示中の1995年ST205セリカ

クリックで拡大

気になるヒストリックカー

トヨタヒストリックガレージにはトヨタ以外の車もある。
その中でも気になる車をいくつか紹介してみよう。

ホンダS800

ライトウェイトスポーツを地で行ったような車でブリティッシュスポーツの影響を受けているオープン2シーター。
緻密なDOHCエンジンを積んで動く精密機械と称される。
ホンダらしい凝りに凝った車。
コンパクトスポーツが好きな管理人には非常に響くものが未だにあるのだった。

トヨタヒストリックガレージで展示中の1966年ホンダS800のフロント
トヨタヒストリックガレージで展示中の1966年ホンダS800のフロント
クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1966年ホンダS800のサイド
トヨタヒストリックガレージで展示中の1966年ホンダS800のサイド

クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1966年ホンダS800のフロントホイール
ディスクブレーキが一般的では無かった時代に冷却に精いっぱい頑張ったアルミ製のアルフィンドラムが渋い
トヨタヒストリックガレージで展示中の1966年ホンダS800のフロントホイール

クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1965年トヨタスポーツ800のフロント
この車のコンセプトは見事にホンダのS660に持って行かれてしまったが歴史的な名車なのだ
トヨタヒストリックガレージで展示中の1965年トヨタスポーツ800のフロント

クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1965年トヨタスポーツ800のリア
トヨタヒストリックガレージで展示中の1965年トヨタスポーツ800のリア
クリックで拡大

トヨタヒストリックガレージで展示中の1965年トヨタスポーツ800のインパネ
60年代の車は非常にシンプル
フロントエンジンだがタルガトップで超軽量空力ボディーかつエンジンは非力というコンセプトはS660に持って行かれた?!
トヨタヒストリックガレージで展示中の1965年トヨタスポーツ800のインパネ
クリックで拡大

トヨタのメガウェブはかなり不満の残る内容だった

トヨタ関連ではヒストリーガレージとは別施設でメガウェブがある。
このメガウェブは名前の通りかなり巨大な施設となっていてモノスペースの中にほとんどの車種が展示されていて自由に見る事ができる。

さらに巨大なスペースを生かしてイベントが多く開催されていてBMWとは異なりファミリーで遊べるスペースとなっている。
マニアックなところではTRDや競技車両の展示も少しだけあって楽しめる。
またG’zの各車種の展示もあり実物を見るのが難しい車としては貴重な場所だ。

今回管理人TomTomは新しくなった86を見てみようと思っていたのだが展示が無いのだった。
それではとカタログを頂こうとしたがメガウェブではカタログは扱っていないとの事だった。
たぶんカタログ欲しい人が一杯で収集が付かなくなってしまう事を恐れての事だと思う。

ということで新しくなった86の情報は全く入手できなかったのだった。
やはり86の情報はエリア86へいかねば情報は入らないらしい。
さらに試乗車についてもこれほどの車種を揃えているのは素晴らしいが尖がった車は無いのが残念だった。

東京への集中はやむおえないと思う

関西人として書くが少し前までは東京と大阪は何かと張り合っていたと思う。
それが関西の地盤沈下と合わせて東京への集中度が上がったためにもう比較対象では無くなっている。
これはあらゆるビジネスの分野で起こっていて既に東京対一地方都市としての大阪となって久しい。
現に管理人TomTomが関与しているITの分野でもこの動きは非常に顕著だ。
車に関しても実際にお台場の巨大ショールーム2か所に行ってみて同様に感じた。

「BMW Tokyo Bay」に思った事

従来のショールームというかディーラーと変わるところはあまりない。
多数の展示車と試乗車が用意されている事は素晴らしい。
ただその提示方法が従来の枠から脱していないのが残念でせっかくこうした巨大な施設なのだから別の見せ方もあるだろうと思う。

トヨタメガウェブに思った事

ヒストリックガレージについては非常に貴重な展示内容だった。
他にこうした展示を行う場所は本家のトヨタ博物館以外に国内には無いだろう。
ただ残念なのはもう少し車の未来やモビリティーの未来に関する情報が出せないかという事だ。
子供用のイベントは結構だがメーカーだからこそできる事もあるだろう。
レアな情報もそれほど入手できなかったので一般大衆向けと強く感じたのだった。

いずれにしても東京ならではの施設であり最大公約数的情報を集約して提供しているという意味では貴重な存在だと思う。

次回はもう少しレアな情報を求めて徘徊しようと思う。

今回はこのへんで
では