S660の4年目の1年点検を受けてきた 丸4年のって感じたことを書いてみた

管理人のS660はこの週末に4年目の1年点検を受けてきた。
思えば購入してから丸4年が経過したわけだ、非常に感慨深いと思っている。
管理人の場合飽き性なので同じクルマに4年乗るというのは珍しいことだからだ。
そんなことを書いてみた。

S660はいたって健康体

今回、1年点検を受けてきたわけだがS660自体はいたって健康体である。
管理人のS660は、ほぼノーマルの個体だが、4年経過し走行距離は33,000km程度である。
特に今年は距離が全く伸びない、原因は忙しいこととコロナ禍のためである。
今年になって実際走った距離は2,700kmほどで、月間に300km弱ってことになる。
今までは年間10,000kmペースだったのがこれだから、今年は本当に少ない…。

ということはさておき、S660の調子としてはいたって健康体である。
唯一、バッテリーが弱っているようですよ、と点検で指摘をいただいた。
それもそのはずだ、今回点検に持っていくために3週間ぶりにS660を動かしたのだった。

4年経過した走行距離33,000kmほどのS660に3週間ぶりに乗ってみて感じたこと。
心配していたほどヤレてないな、ということだった。
購入当初に軽自動車だから…、という一種の諦めが、各方面にあった。
各方面というのはボディもそうだし、エンジンやミッションのパワートレイン、それに足回り等々だ。
結論から言うとそれは全く杞憂で、S660は素晴らしく作り込まれたクルマだと思った。

2018年の新春のS660と芦屋浜

最近ホンダディーラーの対応が非常に良くなった

4年前の管理人がS660を導入したての頃は、お世辞にもホンダディーラーの対応が良いとは言えなかった。
これがホンダ直系のディーラーの対応なのか?とビックリすることも多々あったというのが事実だ。
それから徐々に改善が進み、今では見違えるような顧客対応となっている。

よくよく考えてみると、以前からホンダはディーラーの顧客対応を非常に気にしている。
以前に項目の多い長い長いアンケートがホンダから来たことがあった
こんな長いアンケートを実施するのはホンダくらいではなかろうか?というくらい長かった。
しっかり書いて送り返したものだ(Webだが)。

いずれにしても現場での改善は素晴らしいものになったと思う。

S660のオイル交換をディーラーで行った、走行距離2,764km

 

自動車任意保険強化月間!?

点検の待ち時間の際に営業マンとお話しているとイロイロと興味深いことが聞けた。
今年はコロナ禍で4月以降の営業成績はボロボロ、やっと回復してきた感じと言っていた。

それが理由なのかどうか分からないが、任意保険のチェックが厳しい。
最近の流行りはディーラー扱いの自動車任意保険で長期契約ということだ。
3年契約とすることで様々なメリットが出てくる、これは契約者も保険会社にとっても良いことのようだ。

そこでディーラーとしてはクルマを売る以外に自動車任意保険を取るということに力を入れているようだ。
現在の保険証券を持参し、ホンダディーラーの保険に切り替えればこれだけのメリットが有ると説明を受けた。
内容については、なるほど!こういうところはメリット、逆にこういうところはデメリットという部分もある。

この時に思ったのだが、新車購入時に自動車任意保険の3年版をメリットとともに説明されれば入っていたかもしれない。
だが今となっては(丸4年乗ったタイミング)、今から3年契約するのは無理がある。
やっぱり商品を購入する時というのはタイミングが非常に重要だ。

考えてみるとクルマの任意保険って大昔からそれほど変わっていないと思う。
管理人が自分で自動車任意保険をかけ始めてから30年以上経過した。
その間に自分で契約する自動車保険に画期的な変化があったか?と問われると無いと答える。

そんな印象の自動車任意保険だが、その中でも一番印象に残っているのは自動車や契約者の細分化だろう。
クルマの車種やグレードにより保険料が大いに異なるという保険会社にはリスクヘッジとなる形態になった。
契約者から見れば当然メリットもデメリットもある。

でも一番強く感じるのは、リスクの高いクルマの保険は大いに高くなったということだ。
クルマを乗り換える際に次のクルマの等級を気にせずにはいられない。
下手をするとクルマは購入することができたが、自動車任意保険は契約できないとか支払いができないとかという事態に陥ってしまうことが怖い。

クルマなんて昔は贅沢品であったのが、今では都市部以外では必需品、高齢者ではなおさらだ。
でも必需品となったのは良いが、これを維持するのは非常にカネがかかる時代になったと感じる。
それはこだわったクルマに乗るのは覚悟とお金が必要になったということだろう。

さてこれからどうしようか?

先に書いたように管理人にとって新車から4年を超える所有期間というのは長いほうだ。
下手すれば最長となるかもしれない。
そこでS660には個人的に不満があるのか?と問われると答えは難しい。

前述のようにS660自体は非常に良くできたクルマでビックリしている。
そのまま乗るには全く不自由はない。

今まで管理人はS660を管理人の思う理想のクルマに近づけるためにイロイロと工夫してきた。
この点については全く近づくことができないでいる。
その理由は一言で言うと、S660は大いに安全パイで出来上がって完成しているということだと思う。
管理人的にはもっとテールハッピーな性格にしたいと思っているのだが…。

基本的にクルマの性格を変えるのであれば、電子制御のたぐいを全切してしまわないといけない。
少し弄ったくらいでは、どうにも変わらないということは、この4年で良く分かった。
さすがに安全に関わるところだけに自動車メーカーはよく考えている。
管理人としては、ココは大いになんとかしたいところなのだが、なんともできない中途半端な自分が情けない。

クルマに対する方向性を考え直す良い機会なのかもしれない。

S660で行く熊野路、トンネルの中モノクロ編

今回はこのへんで
では