京都から酷道を走って 佐々里峠 五波峠 を越え 小浜でうまいサバを仕入れてきた

先週末のこと、管理人は京都市北部(左京区)の山の中にS660で行く計画にしていた。
自宅を出るのが少し遅くなり京都市北部には午前9時に到着した。
近年の京都は観光で大いに賑わっている、早い時間に現地に着いてもすでに混んでいてなんともならないことが多い。
今回もその例に漏れず管理人が到着した時間帯には観光客で一杯、駐車場も全く確保できない状態だった。
そこで急遽行き先を変更し、京都から山の中を走って小浜へ走ることにしたのだった。
そんなことを書いてみた。

早起きは三文の徳とは言うが…

早起きは三文の徳とはよく言うことだ。
最近の管理人は出かける際には早い時間に出かけることにしている。
具体的に言うと大体6時台、もっと早い時は5時台に出発する。

もう一つこだわっていることがある。
できるだけ混雑を避けるために日曜日よりも土曜日に出かける。
管理人の感覚では土曜日のほうが日曜日よりも少しだけマシな印象がある。

ということで土曜日の早朝にツーリングに出かけるわけだが、実際には平日の仕事の疲れが溜まっていて体力的にはヘロヘロな時が多い。
もちろん、よほど体調が悪い時は無理せず家でじっとしていることもある。
しかし、出かけるぞ!、S660で走るぞ!、という喜びや期待感には逆らえないのだった。

今回のルートはこんな感じの酷道や林道

雨の酷道や林道はかなり気を使う

貴船口あたりから京都市街北部の山に入る。
天気はあいにくの雨模様ではある、が管理人は雨は大好きなのだ。

貴船口から花背あたりまでは一気に走破するが、雨の影響で路肩の葉っぱが滑る。
こうした場所でブレーキを踏むとABSが効いて制動距離が思ったよりも長くなってしまうので要注意だ。

花背から佐々里峠についても水が出ていたり路肩に葉っぱが積もっていたり状態はあまり良くない。
雨は小降りだが止む気配はない。

佐々里峠にて、京都の北側は奥が深い
佐々里峠にて、京都の北側は奥が深い

佐々里峠の下りは状態があまり良くなく注意して走った。
ここまでは何事もなく走破できた。

佐々里峠を下り佐々里の集落に降りてきた、天気は悪くて雨とガスだった
佐々里峠を下り佐々里の集落に降りてきた、天気は良くない

イチかバチかの通行止め

前にも書いたが、最近では本当に通行止めの道が多い、ここ3年~4年ほどだろうか?ものすごく多い印象だ
峠を越えて次の目的地を目指す時、こうした通行止めの峠に頻繁に出くわす。
地図上でこの峠を越えてと計画しても実際に行くと通行止めだったりする。
この時は結構ショックだ。

さらにしんどいのは、例えば県境から先は通行止めです、とある時が判断が難しい。
今回は五波峠(ごなみとうげ)がそうだった。
京都側の峠の登り口に県境から先は通行止めと書いてあったので少し考えたが行けるところまで行こうと思った。
もうこうなるとイチかバチかだ…

結果から言うと、幸いにも五波峠の福井県側についても通行することができて名田庄まで行くことができた。
ここからは国道162号線に合流して小浜を目指した。

通行止めと書いてあったが無事に五波峠を福井県側に降りてきたところ、雨の林道ではこんな風にボディがかなり汚れる
五波峠を降りてきたところ、雨の林道ではこんな風にボディがかなり汚れる

小浜といえばサバ

小浜は何度も行ったことがあるし管理人にとっては比較的身近な街である。
鯖街道という言い方があるが諸説あり、日本海側と京都を結ぶ街道を広い意味での鯖街道というらしい。
文字とおり日本海側で採れたサバを京都へ運んだ道筋だ。
昔は採れたサバを塩で締めて、徒歩で1日かかって京都へ到着する、その時に塩加減が良い塩梅になっているということらしい。

以前走破した国道367号線で朽木村を経由するルートも非常に有名だ。
今回走破したのはこれよりも西側をまっすぐ北上するルートとなる。
このルートはかなり古いようだが道は昔のままで舗装されただけという印象が強い。

今まで小浜には数え切れないほど訪れているが肝心なサバを食したことがないことに気がついた。
そこで焼き鯖を求めて朽木屋さんへ立ち寄り購入して帰ったのだった。
一番小さなサイズを購入したのだが2人では食べきれないくらいのボリュームがある。
味の方はもちろん大変美味しい。

お店の方によるとこの焼き鯖は常温で3日ほど持つということだ。
これならS660の助手席でもお土産として持って帰ることができる。
ツーリングで美味しいものに出会えたら単純にうれしい。

小浜、朽木屋さんの焼き鯖、串に刺さっていてかなり大きい、美味!
小浜、朽木屋の焼き鯖、串に刺さっていてかなり大きい、美味!

今回はこのへんで
では