S660で行く砥峰高原 一つの区切りに長谷から登り涼を得る

 

兵庫県の真ん中あたりというのは意外とたくさんの1,000メートル級の山岳が連なる。
今回は兵庫県の真ん中あたりにある砥峰高原を目指した。
あやふやな記憶では30年以上前に砥峰高原へは登った記憶があった。
今回はひとつの区切りという意味でも再び登ってみたかった。
そんなことを書いてみた。

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砥峰高原へのアプローチ

前回の「兵庫-岡山-鳥取3県峠攻め」では同じ神河村でも少し南の坂の辻峠を越えた
今回は兵庫県神崎郡神河村長谷という場所からのアプローチとなる。
まずは神河村の長谷を目指す。

20190629-S660で行く砥峰高原、長谷の案内図

前回の「兵庫-岡山-鳥取3県峠攻め」では西脇市から北に抜け神河村へとアプローチした。
今回は同じ西脇市から南へ加西市を抜けて神河村を目指したのだった。

実はここで管理人は大きな勘違いをしていた。
神河村は国道312号線に接していると思っていたのだった。
しかしこれは間違いで、312号線の神崎南ICあたりで西へ入らなければならない。

銀の馬車道という近代創成期の高速道路

兵庫県のまんなかあたりで存在感のある生野銀山。
戦国時代あたりから銀山開発が活発になり、その時代時代の支配者は財源として重要視してきた。
銀山と言えば石見銀山、佐渡銀山、そして生野銀山である。
そしてこれらの銀山は戦国時代の世界の銀の流通の何割かを占めた世界史的にも重要なものだ。

その生野銀山から飾磨港までのルートを明治期に整備したのが「生野鉱山寮馬車道(銀の馬車道)」と呼ばれる道だ。
この道は重量物である銀を荷馬車に乗せて運搬するための構造を持ち、幅も荷馬車がすれ違えるようにたっぷりと取られた。
言わば日本初の高速道路というところである(馬車だけど…)。
ルートとしては現在の国道312号線にほぼ一致しているようである。

お話を戻して神河町の中心地である寺前はこの国道312号線の西側に位置する。
市川という河川沿いにJR播但線と共に生野への通じている。
こちらの道のほうが実は古いのかもしれない。

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砥峰高原へは長谷からアプローチ

今回は長谷という集落より砥峰高原へアプローチした。
長谷という場所は良い意味で鄙びた自然豊かな集落だ。
その長谷の集落の入り口にある村営のお店でお茶を買い込んだ。

20190629-S660で行く砥峰高原、長谷の村営のお店の前で

まずはJR長谷という駅があるので寄ってみた。
もちろん無人駅なのだが、いきなりトンネルから入ってホームへ上がる珍しい構造となっている。

20190629-S660で行く砥峰高原、長谷駅その1
20190629-S660で行く砥峰高原、長谷駅その2

いよいよ砥峰高原へアプローチとなるわけだが、渓谷をせき止めた形の長谷ダムとの位置関係がダイナミックだ。
暑い熱いS660でも涼しいのでエアコンを切りヒルクライムを楽しんだ。
さすがに砥峰高原は約900メートルの標高があり梅雨でも涼しい。

砥峰高原は登ってしまうと起伏が緩やかに続き秋になるとすすきが非常に有名だ。
冬期は雪が積もるので閉鎖となってしまうが、何本か走っている林道を走ってみた。

電力会社が整備した高原地帯

砥峰高原には大きなダムが2箇所ある。
ひとつは長谷から砥峰高原へのアプローチになる長谷ダム、そしてもうひとつはその上部にある太田ダムとなっている。
この2つのダムの組み合わせで揚水式水力発電となっており、関西電力がダム建設において周辺を整備した。

20190629-S660で行く砥峰高原、長谷から砥峰高原へのアプローチ道路案内

ダムの開発はビックリするほど山奥ですごい場所が多い。
それもそのはず、高低差がないと発電できない、さらに水が必要となるとかなりの山岳地帯となるのは必至だ。

よくよく考えてみると、日本で人の住んでいる場所で電気が来ていない場所は稀有だ。
水道やガスが来ていないというのはよくあるが電気が来ていないというのは非常に珍しい。
それだけ電力会社が山岳地帯に強く、発電のために水源開発をしてきたということがある。
管理人がいつも走っている山岳路や林道もこうした電源の開発で整備された道路も多い。

20190629-S660で行く砥峰高原、砥峰高原!
20190629-S660で行く砥峰高原、砥峰高原は標高約900メートルある

そんなことを考えながら砥峰高原の舗装林道を走って太田ダムへ行くことにした。
太田ダム周辺はよく整備されて道もきれい、ダムの周りも公園となっておりしばしくつろぐことができた。
実は太田ダムから西へ抜けて一宮町へ降りる予定にしていたのだった。
だが太田ダム周辺の林道を走っていると再び長谷へ降りてきてしまった。
林道の面白いところ(怖いところでもある)は今どこを走っているのか分からなくなってしまうことだ。

20190629-S660で行く砥峰高原、砥峰高原にある太田ダム長谷ダムとは対を成して揚水式水力発電を行う

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長谷から生野へ そして山東へ

意図せず長谷の集落へ降りてきたので市川沿いに生野まで行くことにした。
市川のすぐ横を走り(途中まで)、時々JR播但線と交差しながら生野へ続いている。
今では決して太くない、どちらかと言うと細い道だがしばらくして生野へ到着した。
このルートはJR播但線が並走しているエリアはまだマシだが、そうではないエリアは忘れられたようなエリアとなっている。
ちょっと不思議なエリアだと思う。

生野からはいつもの酷道429号線でもなく、多々良木ダムでもなく、もうひとつ北側の兵庫県道526号線を東へ辿った。
途中、青倉神社へ立ち寄ってから山東町へ下ることにした。

国道312号線の伊由市場の交差点に青倉神社の大きな一ノ鳥居がある。
青倉神社はこの一ノ鳥居から東へさきほどの県道526号線、さらに林道を登って行くと険しい山の中に鎮座している。
この間、約7kmほどあり、これほど一ノ鳥居と神社の感の距離が長いのは珍しい、管理人が知る限り最長かもしれない。
また管理人は青倉神社までは多々良木ダムから登っているが、実は県道526号線側から登るのが本当のルートのようだ。

今回は素直に北近畿豊岡自動車道、S660に不満も…

前回は大雨で国道29号線で右往左往したが、今回は素直に山東町から北近畿豊岡自動車道へ乗って帰ることにした。
実は今回は体調があまり良くなかった。
走っていると腰に負担がかかり、後半は腰に注意しながらのドライビングだった。

距離的には今回の砥峰高原ツアーは313kmと距離は大したことはない。
しかし体調が悪いときというのはヘロヘロになるものだ。
やっとのことで自宅に帰ってきたがバタンキューしてしまった。

20190629-S660で行く砥峰高原、砥峰高原行きはちょっと短めの313km

管理人的には現在かなりポジション出しをしたつもりのBRIDE「A.i.R.」だが、まだ寝そべりすぎという印象を持った。
疲れてくるとシェルが寝ているとその後のダメージに顕著に直結する(管理人の個人的な感想です)。
やっと気に入ったポジションが出たと思っていたがまだまだだったということがわかった。

これを改善しようとすると

  • シートを変えてしまうか
  • BRIDE「A.i.R.」の取り付けをもう少し工夫するか
  • BRIDE「A.i.R.」のクッションのチューニングを行うか

という選択しだろうか?
悩ましい…。

今回はこのへんで
では

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