納車されたJB74ジムニーシエラに乗って長靴を買いに行ったのでドライビングフィールを書いてみた

 

管理人は先週金曜日にJB74ジムニーシエラが納車になり、納車当日は丸1日レカロなどの取付に時間を要し、翌日もソニックデザインのスピーカーを取り付けてもらっていた。
その後、前から欲しかった長靴を買いにドライやウェットを200kmばかり走って、そのドライビング特性に慣れようとしたのだった。
感じたのはJB74ジムニーシエラは意外とよくできたクルマのようだということだ。
そんなことを書いてみた。

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JB74ジムニーシエラの第一印象

管理人はS660からJB74ジムニーシエラに乗り換えたわけだが両車の性格は全く正反対だ。
S660は軽量でクイックなドライビング特性、一方JB74ジムニーシエラは純然たる四駆で良い意味でダルな特性を持つ。

管理人が感じたJB74ジムニーシエラの第一印象はボヨーンとしているなぁというものだ。
具体的にはアクセルペダルの開度、ミッションの味付け、車体の動き、ハンドリングの特性のすべてがボヨーンとしている。

こんな印象だが四駆としてみると非常に洗練されており、これがジムニーシエラなのか?とビックリした。
ちょっとオーバーだが雰囲気だけで言うともっと高価な四駆に乗っているような印象だ。

↓ 納車後はじめてのドライビングで長靴を買いに行ってきた、こんなことを考えさせてくれるJB74ジムニーシエラは楽しい

JB74ジムニーシエラのアクセルペダルの特性

先達が言っているようにアクセル開度と車速というかエンジンの関係はおおらかだ。
アクセルペダルを踏み込んでもゴムのように感じると言ったら伝わるだろうか。

エンジン回転を上げるにはアクセルの開度が必要だ。
これには美点があり低回転域で微妙なコントロールが可能である。
例えばパーシャルスロットルでのコントロールが細かくできる、これは結構なセールスポイントだと思う。

先達の皆さんはスロットルコントローラー(スロコン)を入れているようだが管理人は今のところ必要ないと思った。
理由はパーシャルスロットルを微調整できる美点を消したくないからだ。
それにアクセル全開で走るクルマでもないし、レスポンスを求めるクルマでもない。

↓ 今の所後席は立てていて左右に設置したフックとの間をカンガルーネット(トランクネット)を設置、ここに手荷物をなんでも放り込んでおけるし暴れない

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意外と良くできているJB74ジムニーシエラのATミッション

管理人が感心したのはATミッションだ。
ATは4速ということで一昔前のATを想像していたのだが振る舞いは洗練されていて、今時のATらしく早め早めのシフトアップを行い、早めのロックアップとなる。
街中や郊外では2,000rpm前後でゆるゆると回っている。

下り坂やパーシャルスロットルでは無用なシフトアップはしない。
さらにブレーキの踏力によってシフトダウンを行ったりなかなか芸が細かい。
これは望外の収穫だと思う、これで5速目があれば言うことはないという感じである。
5速目があれば前述のパーシャルスロットルが生きるのになぁと感じた。

今回200kmほど一般道と高速道路を走ってみたが燃費は14km/Lほど、たぶん5速目があれば17-18km/Lくらいには伸びると思う。
もっとJB74ジムニーシエラに乗り込んでパーシャルスロットルの扱いに慣れるともう少しだけ燃費は伸ばせると思う。

↓ カンガルーネット(トランクネット)の下にはフックを増設、ここにネットを引っ掛けることで荷物を放り込みやすい形になる

しょうがないけど癖のあるJB74ジムニーシエラのステアリング

一方、JB74ジムニーシエラのステアリングは結構癖がある。
前後リジットのサスペンションだったり、ボールナット式のステアリングギアボックスであるがゆえにしょうがない部分かもしれない。

フロント荷重にした上で切り込みはS660よりも2テンポくらい早く切り込まないと狙いのラインに乗せることができない。
切り込みが遅れるとコーナーのクリップに付けず後半で軌跡が膨らんでしまうので要注意である。
またステアリングの戻しに癖があり、戻しの後半は早めに戻さないとフロントの巻き込みが残る。
つまりステアリングの切り込み時と戻し時では少々その癖が異なるということだ。

操舵力は非常に軽い。
路面からのフィードバックは無いこともないが非常に少ないように感じる。
これはダート走行時のキックバックを嫌ったものだろうしステアリングダンパーのせいかもしれない。
またタイトコーナーではクルクルとステアリングが忙しくなる、ステアリングギア比が大きいが問題はない。

JB74ジムニーシエラを舗装路でうまくドライビングするコツは、できるだけステアリングをこじらないように舵角を少なくすることがポイントだと思った。

↓ JB74ジムニーシエラの後ろ姿、いつもの場所にて、白いし四角いし飽き性の管理人でも飽きないデザイン、ボディの縦横のバランスも良い感じ

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良くできているJB74ジムニーシエラの足回り

JB74ジムニーシエラの足回りは非常に良くできている。
これは本当にビックリした、事前情報では腰のないフワフワしたロールが深く、舗装では怖いサスペンションということだったが、どうも印象が異なる。
確かに乗用車と比較すればロール速度は速く角度も大きい。
だけど乗り心地の角は丸まっていてロールとピッチングはある程度許すが、非常に乗り心地が洗練されている、乗用車的な乗り心地だ。

前述した、フロント荷重と最小の舵角でコーナリングするとロールスピードとロール角度も抑えられて気持ち良い。
うまくやれば普通の乗用車と同様のペースを保つのに全く問題ない。

要するにJB74ジムニーシエラのサスペンションはダートのことも考えてよく動く足なのだ。
だから舗装路上ではできるだけ動かさないように、急のつく動きをさせないようにするとうまく走れる。

舗装の状態が悪いところを通過するとバネ下の重さを感じる。
バタバタワナワナとしているのがよく感じ取れる。
気をつけないといけないのは片輪だけ轍や段差や縁石等々に乗せる場合は外乱が盛大に発生する。
あまりコーナーのイン側ギリギリを狙わないほうが良さそうだ。

先達も指摘する横揺れだが、管理人はあまり気にならなかった。
前後リジットのサスペンション形式であるがゆえにある程度の横揺れは避けようがない。
たぶん何かの条件が揃ってしまった時にひどい横揺れが発生することになると思う。
そういう時はゆっくり通過するしか方法はないと思う。

このJB74ジムニーシエラの足回りのセッティングについてスズキは相当苦労したのではないだろうか。
JB74ジムニーシエラのようなクルマは欲張りだ。
そのサスペンションにはダート性能、オンロード性能、乗り心地等のたくさんの項目を求められる。
それらの妥協点というか融合点をうまくまとめ上げたサスペンションだと思う。
クルマの性格を考慮すれば非常に良い出来だ。
個人的には舗装路で乗る限りノーマルのタイヤホイールであれば足回りは変更しなくても良いと思った。

↓ JB74のフロント、いつもの場所にて、フロント周りはフォグランプにイカリングを付けたい

こちらも望外のJB74ジムニーシエラのブレーキ

管理人はJB74ジムニーシエラのブレーキのスペックを見ていて、またフロントがソリッドディスクか?と思ったものだ。
S660のフロントソリッドディスクは最初乗ったときから違和感がありなかなか慣れなかった。
絶対的な熱容量不足に加えて感触が非常に悪かった。
だからJB74ジムニーシエラについても期待はしなかった。

だが実際にドライビングしてみたら非常に良い感触なのだ。
今のところ踏力に対して非常にリニア、効き具合を容易にイメージできる分かりやすいブレーキだ。
ただし、まだフルブレーキングは試していないので追い込むとどうなるのかは分からない。

リアのドラム式リーディングトレーリングは管理人としては特に気にならない。
実際にドライビングしてみるとリアブレーキがよく効いているのが分かる。
特に不満は無いし、サイドブレーキもよく効く。
できればバネ下重量は軽くしたい。

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ちょっと残念なJB74ジムニーシエラのエンジン

管理人はJB74ジムニーシエラのメカ部分で一番残念なのがエンジンだと思った。
回しても楽しくないし、そうかと言って低速のトルクは頑張ってはいるがそれほど太くない。
少しだけ中途半端な性格だと思った。

実際走っていると低回転にキープしたがるミッションの特性から極低回転域を多用する。
ある程度はこれで良いのだが、上り坂に差し掛かったりして負荷が増すととたんにトルク不足となる。
わずか1500ccのNAエンジンにしてはよくこれだけ低速で粘るエンジンにしたなぁと感心する次第ではある。

このおかげで燃費はまずまずな感じである。
うまく低回転を活用できたるドライビングをすると燃費はかなり稼げる。
納車2日め(晴れ)と3日め(豪雨)で200kmほど高速道路も含めて走って14km/Lだったので、慣れればもっと稼げるだろうと思う。
つくづくATに5速目が欲しいと思った。

メカ部分は良くできているJB74ジムニーシエラ

ここまで書いたように舗装路上での走行性能にはあまり期待してなかったJB74ジムニーシエラだが望外の性能を持っていることにビックリした。
この内容と価格でよくもまとめ上げたものだと感心する。
JB74ジムニーシエラは20年振りのフルモデルチェンジだけあってスズキは気合が入っているように感じた。

だが人間が感じるような部分については少々手抜きな点も否めない。
例えば音だ。
走行中の音だったり、風切り音、雨や水たまりの音だ。
今回は豪雨だったこともあり雨音が非常に酷かった。
そう言えば嫁さんのBRZも雨音は酷い。
最近のクルマは必要最小限の遮熱遮音材しか使わないので天井が手薄だ。
JB74ジムニーシエラも同様である。
こうした部分にはコストダウンの跡が伺える。

プロ用の道具としては「しっとり」のJB74ジムニーシエラ

スズキとしては新型ジムニーとジムニーシエラについてはプロ用の道具であることを全面に打ち出したという事になっている。
つまり山岳地帯とか降雪地帯での使用とか、四駆でないと困るようなロケーションで使用されることを想定している。

それにしてはJB74ジムニーシエラは思っていた以上に「しっとり」していた。
管理人はJB74ジムニーシエラについて道具としては一流だが、もっと無骨だろうと勝手に想像していた。
人間のほうがプロの道具に合わせる、我慢するということが必要なのでは?と思っていた。
実際JB74ジムニーシエラに乗ってみると全くそんなことはなく、望外の「しっとり」した感触を持っていると思った。
JB74ジムニーシエラは非常に快適なのだ。

今回はこのへんで
では

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