JB74ジムニーシエラにレカロシートを取り付けたが大いに苦戦…

    2021/03/24

管理人はJB74ジムニーシエラにレカロシートを取り付けようと思って納車直後に取付作業を行った。
結論から言うとこれがなかなかの難物だった、機械的な取付は滞りなく取り付けができた、電気的なことに苦戦したのだった。
そんなことを書いてみた。

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JB74ジムニーシエラにレカロシート導入の背景

管理人は前車であるS660のシートに難儀していた。
ノーマルのシートでは頭上に余裕がなく、ギャップを通過し時に頭をキャンパスルーフの骨組みによくぶつけていた。
そこでシート位置を低くすることをイロイロと試してみたのだった。

まず最初に行ったのが純正シートの取り付け位置を20mmほど下げるモノ、純正シートのフットを交換するパーツを導入したことだった。
これで確かに20mmくらい着座位置は下がったのだがまだ頭上に余裕がない。
さらに純正シートでは腰の位置が定まらず難儀していた。

そこでどうせリクライニングできないことだしフルバケットシートを導入してみようと思ったわけだ。
フルバケットシートに座るのは、なんと30年ぶりだった。
銘柄は見てくれとS660に装着可能であることを条件にBRIDEのAIRを選択した。
AIR選択の際にはお店にて試座もしてみたのだが、クルマに装着状態ではなかった。
よくある店頭でのシートの試座はドライビングポジションではないために当てにならない。

このAIRだが管理人が思っていたよりもシェルが寝ていた。
座ると寝転がった姿勢になり、視線も非常に低い、路肩が見えないのが気になったがこれはこれで当初は満足していた。
この寝た姿勢をできるだけ立たすようにワッシャでのポジション調整を繰り返していた。

その後、1日に400km~500kmほど走る弾丸ツアーに出ると、徐々に腰と背中と首に疲労が残るようになった。
これはフルバケットシートそのものだけの問題ではなく、S660と管理人の体(たぶん加齢…)の組み合わせの問題である。
そうこうしているうちに疲労を通り越して腰痛という問題となってきた。
一番ひどい時はツーリング後に1週間ほどぎっくり腰の症状が抜けず、普段の生活や仕事に支障が出たのだった。
これもS660に乗らなくなった理由の一つである。

こんなことからJB74ジムニーシエラにはレカロリクライニングシートを入れようと誓ったのだ。

↓ 朝一番でJB74ジムニーシエラを引き取ってきてすぐにガレージでレカロシート取付にとりかかる、まずは養生から

当初はエルゴメドDを希望していた

S660では後半腰痛と戦っていたものだ。
この反省を踏まえてJB74ジムニーシエラには腰痛防止という大きな目標がある。
そこで当初はエルゴメドDを導入しようと計画していた。
エルゴメドDの形状は昔懐かしい往年のLSとかの形状をしていて気に入っていた。
だが、いざ四駆ショップにエルゴメドDを注文した際に、四駆ショップよりレカロに問い合わせをしてもらったようで、JB74ジムニーシエラには適合が取れていないとの返答だった。

世間のショップを見回すとJB74ジムニーシエラにエルゴメドDを取り付けた実績はある。
だがよく見るとかなり苦労して取り付けていることが見て取れた。
別の機種だろうか、ベースフレームやアダプターをイロイロ組み合わせている。
これでは自分でレカロシートを取り付けようとしている管理人には敷居が高いと思った。

そこで急遽SR-7Fに変更したのだった。
しかしレカロSR系のリクライニングシートでは苦い思い出がある。
それはSR-6をZC31Sスイフトスポーツに導入した際のことだ。
SR-6はショルダー部分がかなり張り出しており、座ると肩の部分がなんとも窮屈なのだ。
管理人は肩幅が広くてSR-6の形状には体型が合わない、肩の部分が入らないために背中の上部がシートに密着しない。
買ってしまったものはしょうがないのでしばらく使っていたがZC31Sスイフトスポーツを売却するタイミングでSR-6も売却した。

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心配していたSR-7Fはかなり快適だった

見る限りSR-7FはSR-6よりも多少肩の部分が広くて、この点は改善されているように見えた。
そんなことでSR-6と同じSRシリーズのSR-7Fについては座り心地が心配だったのだ。

加えてSR-7Fの特徴である座部分のサポートの低さが気になっていた。
ここでお気づきの方もいることだろう、なんと注文するまでに管理人はSR-7Fに試座したことが無いのだった。
座ったことのないシートを2脚も注文するわけだから清水の舞台から飛び降りた気分である。

だけどこれは杞憂に終わった。
JB74ジムニーシエラに取り付けたSR-7Fに座ってみるとすごく快適なのだ。
座部分のサポートが低いので乗降の際に楽ちん。
腰の部分のサイドサポートはSR-7と同じ形状なので、普通に走っている限り横方向のサポートは問題ない。
それにレカロシートの美点である腰を伸ばした姿勢で腰をしっかりとサポートしてくれる。
リクライニング角度も調整できる。

レカロシート取付で何度も付けたり外したりした疲労の溜まった腰で走ってみたのだが腰の調子は極めて良い。
やはりシートはレカロに限ると思った。

↓ 装着した助手席側のSR-7F、座面サイドは低く乗り降りしやすいが腰の部分は結構深い、座り心地はやはりレカロ疲れ方が全く違うので素晴らしい

JB74ジムニーシエラのシートの配線はイロイロ難しい…

JB74ジムニーシエラにレカロシートを取り付けるのは機械的な部分は比較的簡単だ。
レカロ純正のベースフレームを使用すると調整箇所が殆どないからだ。
唯一あるのは前後の高さ調整のみである(微調整は別として)。

ここまでは良かったのだがJB74ジムニーシエラの電気的なシート配線で難儀することになった。
JB74ジムニーシエラの運転席シートには電気的なこととして次の配線がある。

1:シートベルト装着検知の配線(キャッチャーから来てるやつ)
2:シートヒーターの配線
3:シート内臓のサイドエアバッグの配線

このうち1と2の配線は途中でシートの底で中継され、ボディ側とは1つの4極コネクターで接続されている。
JB74ジムニーシエラの場合、シートと車体をつなぐコネクターはエアバッグとそれ以外の2本だけなのだ。

したがってシートベルト用の配線とシートヒーターの配線を分離しなければならないことになる。

↓ JB74ジムニーシエラの運転席フロア部分、中央上にフロアから生える配線が来ている、ここにエアバッグとシートベルトさらにシートヒーターの配線が来ている

↓ 緑/黒はシートヒーターで切ってあるのがシートベルトの配線、切った部分に両方ともギボシを装着する

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ぶった切った配線を純正に戻せるようにギボシ装着

前述の通り、JB74ジムニーシエラの車体側のコネクターは4極で、今回シート交換で使用するのはこのうち2極だけだ(レカロシートにシートヒーターは装着しない)。
これを配線しようとすると4極のコネクターを事前に入手しておく必要があったが無い…、ここは準備不足だ。

しょうがないのでシートベルトユニット側、ボディー側共にコネクターの直後でぶった切り、ギボシで繋ぎ変えれるようにした。
これだとノーマルに戻すのも安心だ。
ギボシを装着しないと、ノーマルに戻す際にハンダ付けが必要になる。

↓ 車両側のシートベルトの配線を途中でぶった切り双方にギボシを装着、車両側に純正シートから移植したシートベルトキャッチからの配線をギボシで接続する

↓ シートベルトキャッチ側からの配線もギボシ化して接続、ノーマルに戻す時に簡単なようにぶった切ったコネクタ側もギボシ化しておく

エアバッグ用のコネクター入手も企画倒れ…

今回JB74ジムニーシエラのエアバッグキャンセラーを取り付ける際に黄色いコネクターを介してスマートに取り付けようとエアバッグ用のコネクターを入手しておいた。
ネット上にはこのコネクターの型番の情報が無く、多分コレだろうということで見込み注文をしてしまっていた。

結果から言うと入手したエアバッグ用のコネクターは形状が合わず接続できなかった…。
しょうがないので車両側の配線の皮膜を取り去りハンダ付けすることにした。
これはこれでハンダ付けなので確実だしまったく問題はない、自分の手間が面倒くさい、見てくれが悪いということだけだ。

こういったシビアな部分のコネクター情報はなかなか無いのが現状だ。

↓ 事前にエアバッグ用の黄色いコネクターを入手していたのだが合わず…、断念してハンダ付けした

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どうにも解決できなかったシート着座とシートベルト装着の関係

ここまでの配線でシート取り付けは完了だ。
だがひとつ問題が残った、それは助手席のシートベルトをしないと警告灯が点灯することだった。

純正のシートには、前述の通りエアバッグとシートヒーター、それにシートベルトの配線しか無い。
着座センサーの配線なんかは無かった…。
ひょっとしたら、どれかの配線が兼用しているのかもしれないが現時点では分からない。

今回はちょっとした課題を残してしまったが、おいおい調べて解決したいと思う。
とりあえずシートベルトのバックルに突っ込むシートベルトキャンセラーという金具を仕入れておいた。

20210324追記
まだ確かめたわけではないが、というお断り付きで書いておく。
たぶん、JB74ジムニーシエラのノーマルシートのシートヒーターと着座センサーは一体となっているのではないか?
と思われる。
だとすれば、純正シートのシートヒーターをレカロシートに移植するとこの症状はおさまるのかもしれない。
そのうちに実験してみようと思う。

結局干渉するベースフレームとの結合部は削った

今回はJB74ジムニーシエラの納車までにレカロのベースフレームを組み立てておいた。
事前情報でも現物確認でもベースフレームとレールの結合部が干渉することは確認済だった

せっかくレカロシートを取り付けるのだから、その調整範囲は大きいほど良いと思ったので干渉部分を削ることにした。
リア側のセンタートンネル側のみの1箇所だ、これは左右とも同じようにセンタートンネル側が干渉していた。

削ったおかげでリアは最下段、フロントは中段にセットすることができた。
しばらく走ってから気に入ったポジションを探すとしよう。

↓ シートレールとベースフレームを組み合わせるとセンタートンネル側が干渉して一番下の位置に固定できない、2~3mmのことなのだがボルトが入らないので削った

↓ JB74ジムニーシエラ用のレカロベースフレームはセンタートンネル側の固定ボルトのクリアランスがないため最初からボルトが入っている、だがこのボルト13mmしかも上下に余裕がないためスパナしか入らない

走ってみるとレカロシートの効果はバツグンだった

管理人は先週金曜日にJB74ジムニーシエラが納車になり、その日は1日中レカロやその他のパーツを取り付けていた。
2日めの土曜日は午前中少し走ってみて感触を確かめた。
その後オーディオショップにJB74ジムニーシエラを預けてソニックデザインのスピーカーを取り付けてもらった。

取り付けてもらっている間の5時間ほど、前日のレカロシート取付で疲労した腰でそこら中を歩き回り5~6kmほども歩いたか?
それでなくても重いシートを付けたり外したりして腰を酷使したのに、さらに結構な距離を重いカメラを担いで歩き回ったのでヘロヘロになってしまった。
この時点で腰の状態も非常に悪かった。

翌日は細々したことをこなして、ゆっくりと昼前に出発し雨の中をJB74ジムニーシエラをドライビングして感触を確かめ、前日に交換したソニックデザインが出す音に聞き入っていた。
昨日、管理人の腰は連日の無理がたたり、あまり良くない状態だったがレカロシートは楽だった。
これだよコレ、という感じである。
さらにビックリすることにJB74ジムニーシエラに乗る前よりも腰の調子は良くなったのだった。

やはり正しい姿勢で正しく支えるシートは改めて重要だと思う。
これでJB74ジムニーシエラでツーリングに出るのが大いに楽しみになった。

大袈裟に言うとシートの良し悪しでクルマに乗る時間が楽しくなるかどうかが決まると思うのだ。
それだけに快適シート探しは終わりがない、特に加齢により身体が衰えると思いもかけない疲れ方や痛み方をする場合がある。
シートは交換できるのでまだ良いが、身体は鍛えるしか無い、これは肝に銘じておこうと思う。

今回はこのへんで
では

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